「咲う」って読める?「さくう」じゃなくて、超おなじみのあの言葉

「咲う」って読める?「さくう」じゃなくて、超おなじみのあの言葉


日本語って奥深いものです。見慣れた漢字も、組み合わせ次第で意外な読み方になることがありますよね。
たとえば、店+子で「店子」とか。
美人+局で「美人局」とか。
「何れ」「中る」「競る」など、送り仮名によって読み方がフクザツになることも多いです。(あなたはいくつ読めましたか?)
そんな、読めそうで意外と読めない日本語クイズ。本日のお題はコチラです!

咲う

「咲う」という日本語。なんと読むか、分かりますか?
咲という漢字は、「咲く」と書けば「さく」と読みますよね。でも「咲う」は、「さくう」とか「さう」ではありません。
じつはこの漢字、ひらがなで書けば誰でも知っているおなじみの言葉なんです♪
ここで大ヒント。小学館デジタル大辞泉によると「咲う」の意味はコチラです。

(1)喜び・うれしさ・おかしさ・照れくささなどの気持ちから、顔の表情をくずす。また、そうした気持ちで声を立てる。
(2)あざけりばかにする。嘲笑する。
(3)あまりひどくて、相手にするのもばかばかしいほどである。
(4)花のつぼみが開く。また、果物が熟して裂ける。
(5)春になって、芽が出たり花が咲いたりして、明るいようすになる。俳句など、文学的表現に用いる。
(6)ゆるんだりほどけたりする。ほころびる。また、足どりがしっかりしなくなる。

たくさん意味がありますが、とくに(1)に注目してみましょう。
嬉しいときやおかしいとき、顔の表情をくずしたり、声を立てたりすること……。これって、なんという言葉で表現しますか?
そう、それが「咲う」の読み方です♪
もうお分かりですね? では正解を見てみましょう。コチラ!

 

咲うの読み方

「咲う」の読み方、正解は「わらう」でした。
小説やマンガで、誰かの笑顔で「花が咲いたように雰囲気が明るくなる」という表現を見かけることがあります。日本語を作った昔の人々も、そうした感覚を持っていたのかもしれませんね。

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(豊島オリカ)

 

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