これで解決!料理上手な人がやってる、時短を叶える4つのコツ

料理の悩みを解決&時短を叶える4つのコツ


毎日の料理って、本当に大変ですよね。忙しい中で献立決めや後片付けに時間を取られてしまい、「面倒くさい」「時短したい」と悩んでいる人も多いのではないでしょうか。

料理の時短

料理写真共有アプリ「SnapDish」を運営するヴァズ株式会社では、アプリ利用者285名を対象に「料理の時短」についてのアンケートを実施しました。
料理に関してみんなが悩んでいること、そして「時短するための工夫」について、アンケートで集まった声をご紹介します。

■「献立が決まらない」「段取り下手」…料理でみんなが悩むのは?


今回のアンケートでは、料理とそれに関する家事について「時短したい」と考えている人が92%にのぼりました。料理にかかる時間に悩んでいる人って、やっぱり多いのですね。

時短したいという声がとくに多かったのは、「調理(65%)」「キッチンの清掃・後片付け(57%)」「調理器具・食器の洗い物(56%)」「献立決め(38%)」「食材の買い出し(33%)」などでした(下図参照)。

時短のコツ

では具体的に、どんな場面で「時短したい」と悩んでいるのでしょうか?

<悩みその1>献立が決まらない

・毎日献立が思い浮かばずその場その場だから、何もかも遅くなってしまい、結果グダグダになる。(30代・男性)
・メニューのレパートリーが少ないので、急いで作るといつも同じようなものばかりになる。(50代・女性)
・なかなか献立が決まらない。よって買い物する時間が長くなる。(50代・女性)
・献立を決めるまでに時間がかかりすぎる。とくにネットを見出したら止まらず、結局は有り合わせか出来合いで終わることがある。(40代・女性)

献立が決まらない。この悩みに共感できる人、すごく多いのではないでしょうか。

「食べたいものが思いつかない」「節約と栄養を両立するコツが分からない」……と悩んでいる間に時間がどんどん過ぎてしまうと、ジリジリ焦ってしまいますよね。

<悩みその2>段取りが苦手

・キッチンが狭いため、複数の調理の同時進行が難しい点が悩みです。(30代・女性)
・コンロの数に限りがあるので、段取りを考えながら調理するが、たまに順番間違ったぁ!と時短にならずかえって時間がかかる時に、なんとかならないかなあと思う。(50代・女性)
・もともと料理が得意な方ではないので全体的に時間がかかるのだが、複数作るときの作業効率を構築するのが苦手。(30代・女性)
・手際が悪い。野菜を切ったりするだけで疲れる。散らかる。(40代・女性)
・手際が悪いのでスムーズにいく手順まで書いたレシピがあると助かります。(40代・女性)

料理って、けっこう頭を使うもの。

調理時間をどうにか短縮しようと、「段取りをよくしよう」「もっと手際よく」……なんて考えているうちに「あ〜メンドクサイ!」となってしまうこともあります。

<悩みその3>後片付けが面倒

・料理でやりきって食べた後の食器を片付けするのが億劫になる。調理は楽しいけど、洗い物は楽しくないので。(30代・男性)
・料理自体は楽しいが、それに付随するアレコレが本当に面倒くさいと思っています。(40代・女性)
・作るまではいいが、作ったあとの作業が面倒なので、洗い物が少なくて済む方法が欲しい。(30代・女性)
・時短のために使った調理器具や道具の洗浄や手入れに手間がかかるとガッカリする。(60代・女性)
・油を使うと洗い物に時間がかかる。(40代・女性)
・グリルとかオーブンとかの掃除が手早く行いたい。(40代・女性)

「調理は楽しいけど、後片付けは面倒」と感じる人は、料理が好きな人の中にも多いかも。面倒に感じる作業はできるだけ時短したい。それは自然な感情でしょう。

料理周辺のアレコレについて「時短したい」という悩みは、こんなに色々あるんですね。

■料理上手な人はこうしてる!時短するための4つのコツ


では、実際に悩みを解消する=時短するには、どうしたら良いのでしょうか? ここからは、アンケートに寄せられた「料理の時短に関する工夫」をご紹介します♪

<工夫1>事前準備で時短する

・とにかく週末に出来る限り下ごしらえする。鶏肉は塩と砂糖を振っておくと柔らかくなる。そして切っておく。(40代・女性)
・大根の下茹でをするときは、ふろふき大根、煮物、おでんなどの分をまとめてゆでておくと3日分は使える など、翌日の分も一緒に考えておく。(60代・女性)
・毎日お弁当を持参しているので、土日のどちらかは、2時間くらい徹底的に作り置きを毎週している。お弁当のおかずを、夕食にアレンジするように心がけている。(50代・女性)
・ミートソースやシチューは多めに作り、ジップロックで冷凍します。グラタンソースにも使えるので、便利。(40代・女性)
・お弁当に入れる野菜は使いやすい形にカットして、茹でたり、冷凍したり。ミニトマトはヘタをとり、水洗いして水分をペーパーで拭き取ってタッパーで保存。(40代・女性)

まずは事前準備の段階で、さまざまな工夫をしてみましょう。

皆さんの意見を見ていると、「週末にまとめて作り置き」「いくつかのレシピで使う同じ食材を、まとめて茹でる」など、どうやら可能な限りまとめて作業を行うのがコツと言えそうです。

<工夫2>調理器具・調理家電で時短する

・パスタをスキレットで作ると少ない水で早く湯が沸き、捨てるお湯もなく時短とエコを実現できる。(50代・男性)
・ボウルで混ぜるところをビニール袋で混ぜる。洗い物も少ないので。(50代・女性)
・蒸し器を使って、二段調理をすること。下は煮物、上は蒸し物でガス代も節約!(30代・女性)
・電子レンジを使った料理は本当に早く仕上がるので助かります。洗い物も減りますしね。(50代・女性)
・電気圧力鍋が思ったよりも使えます。豆を煮たり、ビーフシチュー、ポトフなどの煮物、煮魚と活躍しています。(60代・女性)

続いて、調理器具や調理家電を使って時短するコツです。

スキレットやフライパンなら、平べったく火が通りやすいので、お鍋より早くお湯が沸きます。洗い物を減らしたいなら、使い捨てのビニール袋を活用するのがおすすめ。

電子レンジや電気圧力鍋はもちろん、最近は「カレーとご飯が同時に調理できる調理鍋」
といった家電も出てきました。便利なものは上手に活用したいですね。

<工夫3>作業手順を変えて時短する

・色々なおかずのための野菜をまとめて洗う→まとめて切る→茹でる→炒める→煮るの順で洗い物を極力少なくする。(30代・女性)
・茹でる鍋は1つにする。卵→パスタ→野菜と茹で上がる時間別に同じ鍋で茹でていく。(40代・女性)
・お弁当のおかずや、次の日の事を考えながらつくります!(40代・女性)
・作る手順を工夫しています。加熱時間がある物、目を離しても大丈夫な物を先に作り、加熱最中に次の料理や洗い物をする。(40代・女性)

できるだけ効率よく調理できるように、また洗い物が一つでも少なくなるように……そんな視点から作業の手順を考えるのも大事なコツです。

ただし、あまり考えすぎてしまうと「メンドクサイ!」となってしまう可能性があります。段取りは「できるだけでOK」くらいの気持ちで、効率化にチャレンジしていきましょう。

<工夫4>献立そのもので時短する

・鍋や調理具を使い回しできる料理は結構時間が短縮できます。(50代・女性)
・食パンにあらかじめトマトソース、ベーコン、ピーマン、玉ねぎ等乗せて冷凍しておき、焼く時にチーズを乗せてオーブンへ。時短ピザトーストの完成!(40代・女性)
・冬はお鍋料理。フライパン一個でチーズタッカルビ。(40代・女性)
・1からやらないで、組み合わせる。例えば椎茸の肉詰めは椎茸に鍋用の肉団子を合わせる。(50代・女性)
・たまにカット野菜とかも購入します。これはとっても便利。(40代・女性)

洗い物が少ない鍋料理や、まとめて作って冷凍保存しやすいレシピなど、献立そのもので工夫するのも一手です。カット野菜や肉団子など、下ごしらえまで終わっている食材を買って使うのもいいですね♪

多くの人が悩みがちな「料理の時間短縮」問題。先人たちの工夫を上手に取り入れていきましょう!(豊島オリカ)

 

情報提供元/ヴァズ株式会社

 

★お弁当生活を楽に続ける3つのコツ

★時短なのに超本格的!「ボンカレー」のアレンジレシピが今すぐ真似したいレベル

>CanCam.jp TOPにもどる