【STEP2】自分の持っている服を全部広げてみる。
ちょっとだけ時間がかかるかもしれませんが、自分が今持っている服をすべて出してみましょう。時間がかかるといっても、1~2時間もあれば終わるはず。無意識にテレビを観たりネットをする時間をまわせば十分とることができます。
タンスの中も、クローゼットの中も、すべて出しましょう。「増やす」前に、自分が今持っている服を一覧にすることが重要です。
すべて広げてざっくり眺めるだけでも、「私ワンピースばっかりだな」「白黒グレーとベージュしかないな」など、自分の傾向が見えてきます。
手持ちの服を見直すことで、「持っていたことを忘れていた手持ちの服と同じものを買ってしまった」「合わせる服がなくて結局お蔵入り」というありがちな失敗を回避できます。
ついでに、「あれ、こんな服持ってたっけ?」と、存在を忘れていた着ていない服は、この機会に断捨離してしまいましょう。
【STEP3】「他人の目線」を入れて考える
【STEP1】で、自分の「好き」の軸を考えたら、ここで「他人の目線」を入れましょう。家族、友人、同僚など、どんな人でも構いませんが、「自分はどんな服を着ていると、それいいね、今日なんか違うねと言われることが多いか」ということを思い起こしたり、聞いてみましょう。
そして、これは「女性」に聞く方がベター。男性は「その服がその人に似合うかどうか」より「その服が自分の好みかどうか」で見ているパターンが多いためです。女性のほうが、バランスよく全体を見た上で判断してくれることが多いです。
さて、ここまでで「現在の自分の好みを見つけ、手持ちの服を見てこれまでの自分の傾向を知り、そして人の目線で客観性を入れる」と、準備は完了!
次回、「当日編」をご紹介します!(後藤香織)
次回はコチラ→ 「似合う服」「着たい服」が違ったらどうする?プロが教える似合う服の見つけ方【当日編】
取材協力
lulustyling 代表
パーソナルスタイリスト 石川ともみさん
スタイリスト事務所での女優・タレントへのスタイリング経験等を経て、2009年に「パーソナルスタイリング」サービスを立ち上げ。ひとりひとりの魅力を最大限に引き出し、「自分らしく美人に見えるスタイリング」の提案は、20代~40代の女性に好評。