デートに自分から誘うのは、断られるリスクもあるし怖い…という方も多いかもしれません。とはいえ、相手からの誘いをずっと待っていると恋が進展しないことも…。そこで今回は、男性が思わずOKしたくなっちゃうデートの誘い方について調査。また、意外と難しい2回目デートの誘い方もあわせてご紹介します。
男性が思わずOKしちゃうデートの誘い方
さっそく、男性たちが思わずOKしてしまうデートの誘い方を見てみましょう。20~30代男性200人に、どんな誘い方をされるとOKしてしまうか聞いてみました。
1.好みのタイプなら誘い方は関係ない
- 「好みの人ならなんでも嬉しい」(24歳)
- 「その人が嫌いじゃなければ、誘い方は問わない」(27歳)
- 「誘い方より、相手が誰かでOKするか決める」(38歳)
誘い方はどんなものでもよく、むしろ好みのタイプかどうかが重要という男性が多数。誘い方以前の問題じゃないか、という気もしますが、言い換えれば、誘う前にどんな振る舞いをするかが重要だともいえそうですね。
2.ストレートが良い
- 「ストレートに誘ってもらいたい」(37歳)
- 「ご飯に行きたい、ストレートに好きで気になってるなど」(28歳)
- 「小細工のない誘い方」(37歳)
ストレートに誘ってもらうと嬉しいという男性も多かったです。あまり遠回りな言い方などは考えず、「ご飯行こうよ!」などと素直な言葉で誘ってみましょう。
3.共通の趣味へ誘う
- 「共通の趣味に誘われる」(回答多数)
- 「お互い行きたい場所、同じ趣味の場所、ラフな食事」(33歳)
お互いに共通の趣味があることがわかっているのなら、それを口実にして誘うのもおすすめです。相手の趣味について質問しつつ、一緒に行ってみたいなどと誘うのもありでしょう。
4.悩み相談
- 「悩み相談をされる」(27歳)
悩み相談をすることで相手との距離を縮める方法もあります。あまり深刻な悩みではなく、相手がすぐにアドバイスできるような適度な相談ごとを考えてみましょう。
断られにくい2回目デートの誘い方
続いては2回目のデートに誘う時に断られにくいコツをご紹介します。こちらは男女に聞いてみました。
1.趣味をきっかけに
- 「彼と別れたという話をした際に“車を買ったから気分転換にドライブしよう”と誘われた」(35歳・女性)
- 「彼の好きなものに対して“もっと魅力を教えて”と誘った」(25歳・女性)
2回目となると、1回目のデートで相手の好きなものがわかっている可能性が高いですよね。その情報を使ってデートに誘うのがおすすめです。
2.季節のイベントを利用して
- 「イベントで知り合った方に、“今度は冬に見にこよう”と誘われた」(22歳・男性)
- 「お花見や花火は誘いやすい」(29歳・女性)
季節のイベントも誘う口実にピッタリです。春はお花見、夏は花火大会、秋は紅葉、冬はイルミネーションなど、それぞれの季節のイベント時はデートの絶好のチャンス。
3.共通の話題を見つける
- 「ふたりの共通の話題で場が盛り上がり、デートに誘った」「お互い共通で好きなことに関するデートに誘った」(回答多数)
- 「私のLINEのアイコンがカメラを持った写真だったので“桜の写真を撮りに行こう”と誘われた。実は彼も写真が趣味だった」(25歳・女性)
好きなものが似ていると上手くいきやすいといわれていますよね。会話の中で盛り上がったことがあれば、それを理由にデートに誘ってみると、自然な誘い方になるはず!
断られてもダメージを受けにくい誘い方
断られにくい誘い方がわかったとしても、やはり自分から誘って断られるのは怖いという人もいるでしょう。そんな人のために、断られてもダメージが少なくなる方法を、認定心理士の脇田尚輝さんに伺いました。
1.断られても自分に非がないと言い聞かせて誘う
誘って断られるようなことがあれば、たいていは自分のどこかに問題があり、それが原因で振られたと考えてしまうことが多いといえます。しかし、心理学者のジェレミー・ニコルソンは、このようなときは「自分を責めてはいけない」と伝えています。
なぜなら、相手があなたに興味を持たなかった理由のどれもが、あなたの努力次第でどうにかできるものではないためです。相手はあなたのことをよく知らなかったかもしれませんし、他に予定があったのかもしれません。考えても仕方がないことに頭を悩ませるのは、非生産的なこと。断られても自分には非がないと言い聞かせてから誘えば、ダメージも少ないはず。
2.楽観的な気質をつくり上げて誘う
誘う直前にネガティブな考えに取り憑かれていると、誘うまでの時間を鬱々と過ごすことになります。楽観的であることは、お誘いを成功させるために必要な要素ではありますが、断られるかも…と思うとなかなか気持ちを切り替えるのが難しいですよね。
そこでやってみてほしいのが「思考停止法」。気持ちを切り替えるのが難しいなら、一旦止めてみましょう。これはネガティブな考えが頭に浮かんできたら指を鳴らしたり「よし!」など掛け声を出したりして、身体の合図とともにその考えをストップして思考をスイッチする習慣をつけること。これを繰り返しているうちに、心を切り替えるのが上手になり、楽観的に誘うことができるようになるのです。
3.プラスの公表効果を用いて誘いの成功率を高める
「どうせ誘っても…」「もう誰も誘わない!」といったネガティブな思考に基づく言葉を口にしていると、自分で言ったその言葉がきっかけでますます悪循環に陥ってしまうもの。逆に、断られても「すぐに次の機会があるでしょ!」と口に出して言っているうちに、本当に新たなチャンスがやってきます。心理学ではこれを“公表効果”と呼びます。誘う直前こそこれを応用することで、目標達成つまりお誘いの成功に近づくことができるのです。
4.フレームの変換効果で自己イメージを逆転させる
結果だけに注目するのではなく、フレーム(考え方)を使い分けることで自分の心理を操作するという手法もあります。ミラノ大学のケニー博士は、2種類以上のフレームを有効に使うようにすることで、自分の行動をコントロールすることができるという実験結果を明らかにしました。そのため誘う時には、相手から断られると考えるよりも、さらに素敵なチャンスのために自分が身を引いたと考えることで、あなたの自己イメージを好転させることができるのです。そうして誘えば、怖くなくなるでしょう。
【まとめ】
自分からデートに誘うのは勇気がいりますよね。ですが1回断られたからといってもう終わりだというわけではありません。あまり深く考えすぎずに、ストレートに軽い感じで誘ってみるのがおすすめ。もし断られたときはあまり落ち込まず、次は相手の興味がありそうなデートに誘ってみよう!と切り替えられるといいですね。