1000組以上の結婚式を手掛けたウェディングアドバイザーが伝授する「夫婦長続きの秘訣」
「夫婦には憧れるけれど、今の彼とうまくやっていけるか不安…」「夫と長く仲良しでいるにはどうすれば?」などの悩みを抱えている方は必見!
先日、株式会社テイクアンドギヴ・ニーズ(以下T&G)と株式会社ニチレイフーズが「愛情弁当プロジェクト」という夫婦イベントを開催した中、「いい夫婦のあり方について」の講話でお話していたT&Gウェディングアドバイザーの有賀明美さんに、夫婦が長続きする秘訣をこっそり聞いてみました。
■「歩み寄り」のできない夫婦は長続きしない
これまで、著名人や一般の人々の結婚式を数多く手掛けてきた有賀さん。ウェディングアドバイザーだからこそ、夫婦の初々しい姿から、その後の夫婦の変化まで、きっと多くの夫婦の行末を見てきたことでしょう。
そんな有賀さんに、まずは「長続きしない」夫婦の特徴を聞いてみました。
「もともと夫婦は磁石のようなもので、くっついたり、離れたりするものです。ケンカしたり、ぶつかり合ったりすることは決してネガティブなことでも、不安になることでもなくて、当たり前のこと。ずっと円満にいられるわけではなく、お互い歩み寄りがないとぶつかるものなのです。そして、このぶつかりでお互いを知り、より深い関係になっていきます。でも、自分の理想を持っている人が多く、歩み寄りができないことで長続きしない夫婦も見てきました」
■「歩み寄り」って何?
有賀さんは、「歩み寄り」が何より重要だと話します。
その「歩み寄り」とは、もっと詳しく言うと、どういうことなのでしょうか?
「どれだけ、お互いが大事にしているものを受け入れられるかということです。例えば、お互いの家族や、結婚するまで一緒に暮らしていたペットなど、今までの生活をお互いにどれだけ受け入れられるかが、歩み寄るということです」
■具体的な「歩み寄り」の行動は?
その歩み寄りとは、具体的にどんな行動なのでしょうか?
「ずっと色々なカップルを見てきて、やはり話し合うことは大事なんだなと感じています。お互い相談をする、聞く、フィードバックをする、目を見て会話をする。同じ食卓で10分でも同じ時間を過ごし、お互いの一日の報告をする。これはとても大事だと思います。
また、日頃の感謝の気持ちがあっても、男性はどうしても言葉が足りないことも多いので、『ありがとう』と言葉で伝えることが大切です」
有賀さん自身も話し合いを大切にしているそう。例えば毎月、結婚記念日の日にちになると、旦那さんに季節のロールケーキを買ってきてもらい、一緒に食べながらいろいろな話をしているそうです。
夫婦長続きのポイントは、お互いの「歩み寄り」。そして、1日1回は目を見て会話をすること。もし自分のパートナーに言葉が足りないなと思ったら、「ありがとう」を言葉で言ってもらうようにお願いしてみるのもよさそうですね。(西村朝子)
(株)テイクアンドギヴ・ニーズウェディングアドバイザー
有賀 明美さん
1977年生まれ。フェリス女学院大学卒業後、ハウスウェディングのパイオニアである株式会社テイクアンドギヴ・ニーズに入社。型にはまった結婚式が一般的だった中、「結婚式にサプライズ」という新しい概念をつくりだした「オリジナルウェディング」の先駆者で業界のカリスマ的存在。2000年から現在まで1000組以上の国内外のウェディングを監修・担当。数多くの芸能人、アーティスト、スポーツ選手から指名を受け、結婚式を手掛けてきた。
http://akemi-ariga.com/