一発で信用を失う。友達に送ってはいけないLINE
たとえ仲がいい友達だったとしても、ある事件をきっかけに仲違いする……ということって、いくらでもありますよね。
今回はそんな「信用を失うLINE」について調査。みかさん(仮名・20代・会社員)が語ってくれた「友達から来たありえないLINE」を再現LINEとともにご紹介します。
【STEP1】誰にも言うなと言ったことを言っている
「社内恋愛で付き合うことになったことを、いちばん仲がいいと思っていた同期に『誰にも言わないでね』って言って報告したんですけど、次の日に違う同期からおめでとう!って来て。その時点でちょっとありえなかったので、本人に問い詰めました」
「誰にも言わないでね」と伝えたことが誰かに言われてしまう率はおそらくかなりのものになりそうですが、それにしたってそれがまわりまわって自分のところに戻ってくるとかなりショック。
しかし、ここからが悲しみの始まりです……。
【STEP2】自己正当化を始める
「で、その同期に問い詰めたら、言っちゃだめなやつだったっけ?とか、社内恋愛はいつかバレるから大丈夫だよ、とか言い始めて。いつもはいい奴だなって思ってたんですけど、ちょっとこの時点でありえないなと思ってしまいました」
もしいろいろなことが本当に「言っちゃだめだと言われていたことを忘れていた」「社内恋愛はどうせバレる」だったとしても……口止めされていたのに口をすべらせてしまった人が使っていい言い訳ではありませーん! 言い訳すればするほど、信用はガタ落ち。誰にだってうっかりやってしまったミスは発生するものの、万が一そうなってしまったときは潔く謝罪だけにとどめておきましょう。
【STEP3】仲がいいから許して!で終わらせる
「最終的に、私との仲に免じて許してと……。それも意味がわからないし許すつもりはないし、今後も大事な話はできないなぁと思ってしまいました」
この手の「信頼していたからこそ人を選んで言ったのに、それをバラされてしまった」ときのダメージはとてつもないもの。失ってしまった信頼を取り戻すには莫大な時間がかかりますし、戻らないことだってあります。
誰かにとってはそこまで重要ではないことでも、誰かにとっては非常に重要なこと。大切な友達だからこそ、「親しき中にも礼儀あり」。相手の主張をないがしろにすることがないよう、心がけていきたいものです。(榎本麻衣子)