「途端」もちろん読めますよね？読めないとちょっと恥ずかしいかも…
よく見かける日本語でも、じつは読み方をちゃんと知らない。そんなことってありませんか？
たとえば、「廉価」や「汎用」、「措置」、「強ち」、「若しも」、「所以」など。
こうした読めそうで読めない日本語にまつわるクイズ、本日のお題はコチラです。
「途端」という日本語。
この日本語、読み方を聞けばみんながよく知っている言葉なのですが、なんと読むかわかりますか？
途中の「途」に端っこの「端」と書きますが、もちろん「とはじ」ではありません。
日常会話で使うときには、後ろに「に」をつけて、「途端に」という使い方もよくされています。
たとえば、「家を出た途端に雨が降ってきた」とか、「やってみた途端にハプニングが起きた」……とか。こうしたシチュエーションを思い浮かべると、読み方も浮かんでくるかもしれません。
なんとなく、読み方が想像できたでしょうか？ では、正解を見てみましょう。
「途端」の読み方は、「とたん」でした。
小学館デジタル大辞泉によれば、「途端」とは「あることが行われた、その瞬間。そのすぐあと。」という意味です。
ちなみに落語の世界では、終わりの一言で話全体にオチがつくものを「途端落ち」と呼ぶのだとか。言った瞬間にオチがつくから、途端落ち。なかなか粋な日本語ですね。
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（豊島オリカ）
