「足蹴」の正しい読み方、わかる?
きちんと読めているつもりの日本語が、じつは間違っていることって、結構よくあります。
たとえば、「早急」、「汎用」、「代替」、「続柄」といった日本語は、多くの人がじつは間違った読み方で覚えてしまっている言葉の代表格なんです。
そんな、読めそうで意外と読めない日本語クイズ、本日はこちらにチャレンジしていただきます。
「足蹴」。
パッと見ただけで、「あしげり」と読んだりしていませんか? じつはこの読み方は間違い! では、正しい読み方はなんなのでしょうか?
ちなみに「足蹴」を辞書で引いてみると、言葉の意味はこう記載されていました。
●足蹴
1.足で蹴ること。
2.他人にひどいことをすること。
(小学館デジタル大辞泉より)
会話では、「人を足蹴にする」とか、「ものを足蹴にしてはダメ」といったふうに使われます。
さて、なんとなく思い浮かびましたか?
では正解を見てみましょう。
「足蹴」の正しい読み方は、「あしげ」でした。
何かを足蹴にすることは、行儀が悪いだけでなくものを粗末に扱うこととして、日本では昔から避けられてきました。
開きかけのドアを閉めたり、落ちたものを引き寄せたりするときも、足蹴にするのではなく手で丁寧に扱うよう気を付けてみましょう。それだけでエレガントな品の良さが身につくかも♪
頭のリフレッシュにぴったりな日本語クイズは、毎朝6時に更新中です。明日もチェックしてみてくださいね!
(豊島オリカ)