上品で好感度の高い「コンサバ系ファッション」を大特集。ジレ・ワンピース・タイトスカートなど、人気のきちんとアイテムで作るコーデは、トレンドMIXが功を奏して今っぽさ&こなれ感のバランスが絶妙♡ コンサバティブなムードと旬のおしゃれが両立できる着こなしは、女性ウケのよさもポイントです!
Contents
「コンサバ系」とはどんなファッション?
「コンサバ」をデジタル大辞泉で調べてみると……
コンサバ
「コンサバティブ」の略。「―スタイル」「―ファッション」
コンサバティブ【conservative】
保守的なさま。また、保守的な人、保守主義者。「―な社会」「―な思想」⇔プログレッシブ。
コンサバとは「保守的」という意味がある「コンサバティブ」の略語で、ファッション性を主張しないベーシックなスタイルのこと。1980年代のバブル期に広まり、ワンピースにカーディガンなど落ち着いたお嬢様っぽいスタイルを指して「コンサバ」と呼んでいました。現在は広く「きれいめファッション」のことを指して「コンサバ」と呼ぶように。品よく好感度も高いファッションなので、オフィスコーデにもぴったりです。
今どきなコンサバファッションに仕上げるコツ
コンサバな白デニムはシルエットでこなれる
デニム×女のコらしい甘トップスの組み合わせは、まさにパリっぽヴィンテージの代表スタイル! ややゆとりがあるセミワイドデニムが放つ迫力が、かわいいだけじゃない大人なムードを運んでくる♪
定番白シャツは小物合わせでハズシを加える
たっぷりシルエットのシャツには女性らしいパールをちりばめて、品のあるハンサムコーデに。仕上げに茶目っ気のあるクリアフレームのサングラスを合わせて今っぽいコンサバスタイルに。
素材感でコンサバファッションを今どきに
ナチュラルな風合いのリネンシャツは、首元を広く開けてもやりすぎない女性らしさが叶うのがいいところ。わかりやすい色気よりも、さりげなく香る女っぽさが演出できます。
コンサバなカーディガンは装飾的なデザインが旬
ともするとコンサバなイメージもあるカーディガンだから、ビジューやパールなどデコラティブな旬デザインで、チャーミングさをのぞかせて。〝トレンドわかってる〟感が出るし、何より着ていてワクワクするのがいい!
ジャケットはベージュで優しげなニュアンスを
NOTコンサバなベージュジャケットとリボンブラウスで感度高く! 優しげなベージュジャケットで、爽やかなブルーグラデを女性らしくまろやかな雰囲気に。無難に終わらないヨークの効いたデザインやバックレースアップで、実は後ろ姿もかわいいんです♪ アイキャッチなリボンブラウスをプラスして、今どき感をさらにちょい足し。
コンサバ系ファッションの着こなしポイント
- 令和のコンサバは「上品できれいめ」なトレンドMIXファッション
- きちんと見せられるジレを合わせてトレンド感のある着こなしに
- シャツやニットなど定番アイテムはカットアウトデザインで今っぽく更新!
- シアー素材など薄手の羽織りが一枚あると空調や日焼け対策にも便利
【ワンピース】コンサバ系ファッション
【1】きちんとシャツワンピはデコラティブなデザインが旬
モードなかわいさが手に入るデコラティブな甘盛りワンピで、印象に残るおしゃれが即実現! ディテールの甘さを、爽やかなサックスブルーが上品な雰囲気に引き寄せてくれるので大人っぽさも◎。小物は黒でまとめてシャープに。
【2】シックな黒ワンピースを差し色バッグでキャッチーに
上品レディな黒ワンピースにアクセントカラーのバッグを投入。チャームが効いたビビッドピンクのミニトートは甘さと洗練ムードが絶妙。甘すぎないので、大人っぽい黒ワンピとも相性抜群!
【3】レザー小物で品よく仕上げる黒ワンピースコーデ
大人の女っぽさが溢れるオールブラックコーデはバッグと靴で軽さを出すのがポイント。エフォートレスなブラウンローファーでこなれ感をプラスしたり、エクリュのバッグで抜け感を意識して。
【4】シアーニットとキャミワンピのきれいめワントーン
ほんのり色づく繊細なピンクで嫌みのないコケティッシュな装いに。儚いピンクのキャミワンピは、バストのデザインがセンシュアル。白のシアーニットをレイヤードすれば、透けた肌色とも相まって絶妙なワントーンコーデが完成します。
【5】シャツワンピは×ジャケットでオフィスにもおすすめ
オフィカジに欠かせない上品なシャツワンピは、×ジャケットで大人の余裕を漂わせて。かっちりフレームを描くように合わせたボクシーなネイビージャケットが、オトナきれいな印象を後押し! 華奢なサンダルやゴールドアクセを合わせて女っぽさもぬかりなく。
【6】プリーツやボウタイなど甘ディテールを大人っぽく
繊細なマジョリカプリーツのワンピースはシルエットも完璧。オールブラックでビッグリボンをモードに振って、華奢なストラップサンダルで大人っぽく。差し色にパープルバッグを加えると女らしいアクセントがONできます。
【7】差し色バッグが映える総レースの黒ワンピース
シックで大人っぽい黒ワンピは、深めのVネックで色っぽさも倍増。ティアードデザインになっているから、品よく裾が揺れる姿も目を惹きます。バッグはあえてのブルーを差し色に、立体感のある黒コーデを完成させて。
【8】チュールドッキングでさりげなく着やせも
タイトなリブワンピに、トレンドのボリュームチュールが合わさったワンピースはこなれ感抜群! 胸元のコルセットボーンでスタイルUPも叶います。デザイン性の高いワンピースには、ゴールドのサンダルやかごバッグなどなじみのいい小物を選んで。
【9】小花柄ワンピとパールバッグの清楚なワンピースコーデ
華やかでフレッシュなイエロー×花柄の主役ワンピでヒロインキャラに。ハツラツとしたイエローベースのフラワーワンピは多幸感たっぷり! 映えるフリルやスタイルUPが狙えるマーメイドシルエットなど、どこから見てもパーフェクトな1枚は、ヒールパンプスやパールバッグでとことんフェミニンに。
【10】シャープなレザー小物でレースワンピを都会的に
ニュアンスピンクに可憐なレースが映えるワンピースは、ひと際目を惹くトレンドアイテム。360度魅力的な仕上がりなので、トレンドのレザーバッグとシャイニーに輝くゴールドフラットパンプスで都会的に着こなして。
【11】トレンドのリボンをオールブラックで大人っぽく
切れ味のいい異素材MIX×オールブラックで“甘く着ない”色っぽリボンコーデが完成。引き続き流行中のキャミワンピも、リボン付きで旬顔にアップデートを。ベロアで品よく、シアーで色っぽく、小物までオールブラックでまとめてシックに仕上げて。
【12】チェーンバッグやゴールドパンプスで花柄ワンピを華やかに
かわいらしい小花柄をベロアと深いグリーンでクラシカルに。鎖骨がきれいに見える深Vネックは色っぽさがさりげなくてレイヤードがしやすいのも◎。ヴィンテージライクな小花柄ワンピースにゴールドの小物でエッジを効かせて大人っぽさを盛り上げて。
【スカート】コンサバ系ファッション
【1】白ティアードとノースリボーダーのパリっぽマリン
ティアードスカートの映え感でボーダーをキャッチーに刷新。アメスリ型タンクと長袖カーデの、着回し力高めなアンサンブルニットは梅雨の季節も大活躍。好相性な白スカートの中でも、ひら~り揺れるティアードと合わせるとトレンド上手な印象に。
【2】上品なレーススカートを×Tシャツでカジュアルダウン
ボディラインに優しく沿う黒リブでTシャツコーデにもほのかな色気を♡ オールブラックでも軽やかに仕上がるのが黒リブTの利点。ボリュームスカートにINするとフィット&フレアシルエットが強調されて、女っぽさも上々!
【3】ベージュ~オレンジのグラデ配色でTシャツをきれいめに
洗いざらし風Tシャツで甘スカートを上手に引き算。ペラペラしてない厚手コットン、丸みのある肩ライン、袖のロールアップなどのこだわりディテールが、洒落見えTの秘訣。クリーミーなベージュが小花柄マーメイドスカートをまろやかに中和しつつ、気取らないフレンチスタイルに引き寄せます。
【4】メリージェーンやチュールスカートで大人かわいく
ニット×ふんわりシアースカートの着こなしにビスチェを重ねた美シルエットコーデ。足元はぽってり丸みのあるメリージェーンでガーリーな甘さをON♡ 甘めのラウンドトウにはシースルーの靴下を合わせて、抜け感と色っぽさをプラスして。
【5】艶のあるサテンスカートでオフィカジを鮮度高く
やわらかくてしなやかなメタルサテンのスカートが今っぽさ◎。程よく体にフィットするしっとりとしたナロースカートで美シルエットをメイクしたら、爽やかな白インナーにダブルジャケットを肩掛け。しごでき感が高まるきれいめコーデに大振りのスイングピアスで女っぽさを。
【6】ナイロンスカートを合わせるコンサバ系ワントーン
一見カジュアルなスカートもシアー感が女っぽい白ニットでキリリとお仕事モードに。首元の透け感やパンプスなどレディな要素を盛ることで、スポーティなスカートをオフィカジに引き寄せられます。首筋や鎖骨をツヤっと演出するゴールドの大きめフープもポイント。
【7】きちんとジレでチュールスカートにメリハリを
シックなグレーのチュールスカートで華やぎも大人の余裕もGET。きちんと見えするジレとブラウス合わせで知的オーラをまとうと、スカートの印象がおしゃれっぽく仕上がります。小物は垂れるピアスやヒールパンプスで女っぽさを底上げして。
【8】チュールやフルーツカラーで鮮度高めなオフィスコーデに
キャミをワントーンで着こなしても甘々すぎずに洒落見えするのは、ヘルシーなオレンジ寄りピンクのおかげ。ミーハーなチュールキャミは、ほっそりしたペンシルスカートと合わせて大人めに攻略して。
【9】モノトーンコーデをベージュジャケットできれいめに
優しげなベージュジャケットで定番のモノトーンに品をプラス。さっとはおるだけでリボンテープスカートの甘さを軽減して、こなれ感もUPします。インナーはロゴTシャツでラフさを演出。
【10】チュールスカートの甘さを黒のアイテムで大人に
ふんわりチュールのスカートは、濃淡ベージュの2枚のチュールレイヤード、さらにプリーツ仕立てで揺れ感も最高潮。肩がのぞく黒リブニットとの配色コントラストで、甘さの中に大人っぽさが見え隠れするバランスも絶妙です。ウエストのグログランリボンもキャッチー。
【11】スーツライクなスカートで花柄ブラウスの糖度をオフ
繊細なタッチで描かれたフェミニンな花柄シアーブラウスできれいなお姉さんスタイルに。オフィスでも活躍するマーメイドスカートを掛け合わせるとグッとモダンに着こなせます。かわいいよりも美人な、憧れ感のある女性に近づけて。
【12】ボリュームトップスはタイトスカートが好相性
オーガンジー×モードな花柄ブラウスは華やかでオフィシャルなハレのシーンにもちょうどいい。大きめリボンの〝甘さ〟でなく〝モード〟な雰囲気で、鏡を見るたびにテンションも上がります。脚がきれいに見えるスリット入りのスカートは、シャープに仕上げつつ抜け感を出せるベストパートナー。
【13】グレーセットアップ×黒小物のスタイリッシュな着こなし
プルベスト×ロングスカートのシックなセットアップをワントーンで着こなす洗練スタイル。インナーも同系色のグレーを選んだら小物にゴールドを効かせて華やかさをON。足元は黒で締めてちょっぴりモードに。
【14】ジレ×フレアのシルエットと白インナーでバランスよく
女っぽいベージュ×ホワイトの配色は好感度も抜群。ジレ×フレアスカートのボリューミーなシルエットと、白インナーのメリハリで全身バランスもばっちりです。すっきり見えるショートヘアには、ゴールドのピアスやチョーカーを盛るくらいが◎。
【パンツ】コンサバ系ファッション
【1】赤小物やボーダーでフレンチっぽいデニムスタイルに
ボーダートップスからのぞくふんわりチュールの袖口でふとした仕草もチャーミング。定番ボーダーカットソーも、更新ディテールがあると既視感なく新鮮に楽しめます。赤小物を投入したトリコロール配色で、パリジェンヌ気分をとことん満喫。
【2】ミントパンツと白Tの清涼感あるパンツスタイル
カラーパンツが洗練見えするのは白Tのクリーンさがあってこそ。スカーフを使ったヘアアレンジやゴールドアクセの重ねづけも、パリっぽムードにひと役。小物はベージュでマイルドに。
【3】ヒール合わせでこなれるブラウス×ワイドパンツコーデ
ロマブラウス×ワイドパンツの鉄板オフィカジコーデには、きれいめながらリラックス感のある3㎝ヒールで今っぽい抜け感を! 透け感とボリュームフリルで華やかさもアピールしつつ、ラベンダーパープルのパンプスで爽やかな配色に。
【4】コンサバなセットアップはメンズライクに着こなして
ジャケット×ワイドパンツのセットアップは、とことんメンズっぽく着こなすのも今季のトレンド。ゴツめ&ラバーソールが絶妙なローファーやヘルシーな白タンクで締め色と抜け感を上手に散らして。
【5】ジレやボウタイで白コーデにメリハリをつけて
ダイナミックなボウタイと襟や袖のフリルが表情豊かなブラウスは、ロングジレとワイドパンツ合わせでノーブルに着こなしたい。全体をワントーンでなじませたらメッシュシューズで足取りは軽やかに♡
【6】ベスト×サロペットで簡単にオフィカジ上手
ベスト×サロペットならテクなしでオフィカジ上手に。ドットのシアーカットソーから透ける肌で抜け感を効かせると、ムードよく着こなせます。エクリュのバッグをなじませつつ、グリーンのローファーでアクセントを。
【7】ビスチェを重ねてセットアップにアクセントを
韓国っぽいセットアップは+ビスチェでトレンドライクに。肩パッド入りのオーバーサイズジャケットやヘリンボーン素材のマニッシュさが、クールで洗練された雰囲気を演出。ハイウエスト、ショーパン、シアーブーツの三拍子で、脚長効果も抜群です。
【8】オフィカジの定番ボウタイは鮮やかカラーで今っぽく
オレンジみが強いピンク=ピーチファズは、肌なじみもgood! ビッグリボンやチェックジャカード素材など、映え要素満載のボウタイブラウスは、トップス1枚が増えるこれからの季節のお仕事服にピッタリ。やや引き算する気持ちでタックパンツを合わせると、甘辛バランスもちょうどよく仕上がります。
【9】シンプルコーデに華やかなアクセを合わせて洒落感UP
上品さがキープされる地金ゴールドのアクセ&きれいめパンツなら、甘フリルブラウスだってオフィスOK! 仕事終わりはオフショルにすれば、女っぷりもUPして気分もアガる♡
【10】フリル袖シャツをグレーのハーフパンツでハンサムに
フリル袖が印象的なブルーシャツを、端正なグレーショーパンでかっこよく振るのがおすすめ。アイシートーンと潔い脚見せのおかげで都会的なムードに着こなせます。メタルが効いたコードベルトでエッジィなアクセントもプラスして。
【11】シアーシャツやイエローパンツでコンサバコーデを更新
たまごイエローのパンツと軽やかシアーシャツでやさしげな印象に。お花のようなモチーフ刺しゅうをあしらった透け感たっぷりのシャツは、肌なじみのいいイエローパンツでまろやかに着るのがおすすめ。繊細な雰囲気はそのままに、フレッシュなオーラが上昇します。
【12】堅すぎない着こなしでこなれ感のあるシャツコーデに
ラフに着くずすストライプ柄のゆるシャツが色っぽヘルシーなパンツスタイル。片方の裾だけをタックインさせることで、ストライプの小洒落た雰囲気が加速! 抜き襟気味のざっくりとした胸元からアクセをチラ見せさせて色気もチャージ。タックパンツや白サンダルでこなれ感もばっちりです。
【13】シアーブラウスをハンサムパンツで大人っぽく
トレンドの甘ブラウスは、丈を短くコンパクトにして鮮度を高めるのがあか抜けへの近道。ブラウスよりさらに短丈のキャミソールを仕込んで肌感増し増しに着ると、さらに今っぽく着こなせます。子供っぽくならないように、カーキパンツとミュールでキレよく。
【14】コンサバなパンツスタイルにチュールでトレンド感を
品のいいベージュグラデコーデにチュール付きのドッキングシャツでトレンド感を上乗せ。さらにスタイルUPを確約してくれるクロップド丈なら一歩先ゆくツウなムードに仕上がります。パンツは白、差し色のバッグは淡いイエローで今っぽいニュアンシーな配色に。
【15】シンプルなパンツにギャザーシャツで今っぽさを
たっぷりとギャザーを寄せた着映えシャツでシンプルなパンツスタイルに特別感を。凛としたパンツでかわいいピンクを取り入れると、甘さよりおしゃれっぽさが引き立ちます。ボブヘアと抜き襟のバランスもおしゃれ。
【16】トレンドのペプラムトップスを細身パンツですっきりと
甘いピンクも、ペプラムのモードなフォルムを取り入れると大人っぽい印象に。ニュアンスピンクがかわいらしいペプラムは、ジャカード素材でクラス感アップ! きちんと見える細身のパンツで甘さを中和させて、オフィスシーンになじむ第一印象美人に。
【17】ネックレスの重ね付けでシャツコーデに大人っぽさを
シャツの持つシャキッとした女らしさはそのままに、ボリューム袖やエフォートレスなゆったりシルエットで旬顔にアップデート! カチューシャをプラスしてすっきりと見せたデコルテにネックレスを重ねづけすれば、大人の色っぽさの中に親しみやすい愛嬌も加わります。
ネオコンサバ=「オトナきれい」な着こなしが正解♡
ちょっぴり昔のイメージがある「コンサバファッション」ですが、トレンド服を取り入れた上品できれいめなネオコンサバを心がければ、今っぽさも好印象も思いのまま。ジャケットやシャツ、マーメイドスカートやセンタープレスパンツなど、きれいめなアイテムをベースにした好感度コーデを楽しんでくださいね。