自分が浮気しないように心がけること
自分に限って浮気なんかしない! と思っている人ほど、実はちょっとしたことから浮気に走ってしまいやすいとよく言われますよね。「こうあるべき」という思い込みが強ければ強いほど、それが壊れたときの反動は大きくなってしまうもの。自分が浮気をしないようにするには、一体何に気をつければいいのでしょう。そこで今回は、自分が浮気しないように心がけることをご紹介いたします。
■恋人とケンカしてもすぐに仲直りする
実は、恋人とのケンカは長引けば長引くほど、解決しにくくなるとされています。そして、浮気をするきっかけのひとつになるのが、恋人とのケンカ。もしもあなたが浮気しないように心がけるとしたら、ケンカしてもすぐに仲直りすることを心がけましょう。アメリカのキャロリン・シャンツ博士の調査によると、言い争いの77%が相手に譲ることで解決できるという結果が出ています。そのため、仮に自分は間違っていないと思っても、妥協をした方が仲直りの近道なのです。浮気予防のためにも自分から折れる勇気を持ちましょう。
■刺激的な体験をパートナーと共有する
付き合っていて何も問題のない真面目な彼は、とても安心できる存在ですよね。でも、不思議なもので、そんな相手と付き合っていると、刺激がなさ過ぎてつい刺激的な異性から誘われると、浮気してしまうことも少なくありません。人は同じような刺激を受け続けていると、それに慣れてしまい、さらに強い刺激を求めてしまうのです。これを心理学では順化と言います。そうならないためには、新しい体験を共有したり、ふたりで刺激的な体験を分かち合うことが大切。そうすれば、満足度の高いカップルになれるため、浮気したいという気持ちになりにくいでしょう。
■スマホの待ち受けをふたりのラブラブな画像にする
自分の浮気の虫を抑えるのに効果的な方法、それはあなたのスマホ待ち受けをふたりのラブラブな画像にすることです。心理学には単純接触の効果という、馴染みのある相手に好意を持ちやすいという現象があります。接触と言っても直接触れたり、会話をする必要はありません。目に入る回数を増やすだけでも好感度は上がるのです。そのため、スマホを開くたびに、ラブラブなふたりを目にすることで、彼にもいいとこいっぱいあるよね…… と、浮気してはいけない気持ちになるのです。
■緊急事態には思考停止法を用いる
どんなに恋人のことを思っていても、魅力的な異性から誘惑されると魔が差すことはよくあるもの。でも、そこで浮気をしてしまうと、あとあとすごく後悔する結果になってしまうことも。それを心理学的に防ぐ方法として「思考停止法」をオススメします。これは、よこしまな考えが頭をもたげてきたら、思考のスイッチを身体的反応により切り替える方法です。まず、押しよせる欲望に意識を集中します。そして、指を鳴らす合図とともに、その考えをストップ。思考を停止して恋人のことを考えるのです。そうすれば、我に返ることができるように。これはある程度の練習が必要ですが、慣れるとさまざまなことにも応用できるうえに、非常に効果的なテクニックだと言えます。
浮気したくなるのには、必ず何かしらの理由があるものです。彼とのケンカが絶えなかったり、付き合いたての頃の刺激がなくなったり、エッチが合わなかったり……。もしも今の恋人に満足していれば、多少魅力的な異性が現れたり、誘惑されてもNOと言えるはず。だからこそ、自分が何に不満を持っているのか、どうすれば改善できるのかを考えて一緒に解決することが大切なのです。そうすれば浮気の虫も騒ぎだすことはありませんからね。(脇田尚揮)
認定心理士。Ameba公式No.1占い師として雑誌やTVなどに取り上げられ、現在テレビ東京「なないろ日和」にてレギュラーコーナー担当。また、自身が監修したアプリ 「マル見え心理テスト」はTBS 「王様のブランチ」 などでも紹介され、120万DL。著書『生まれた日はすべてを知っている。』(河出書房新社)。
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