「恋人の転勤」が決まったら、どうする?遠距離、結婚、別居…男女の答えはコレ

もし、恋人から転勤の話が出たとき、あなたならどうしますか? 遠距離、結婚、別居など…選択肢はいろいろありますよね。そのときの状況や気持ちによっても対応は変わってくると思いますが、実際に世の中ではどんな決断を下す人が多いのか気になるところ。

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そこで今回は、マッチングアプリ「with」「Omiai」の統括運営を行う株式会社エニトグループが「Omiai」ユーザー460人(男性311人、女性149人)を対象におこなったアンケートをもとに、転勤と恋愛・結婚にまつわる男女の本音を探っていきます。

6割以上が「転勤による恋愛・結婚への不安」を感じている

まずは「転勤が婚活にどんな影響を与えると思いますか?」と質問したところ、『婚活が難しくなると思う(48.2%)』『婚活のモチベーションが下がると思う(16.9%)』を合わせた6割以上が、転勤による恋愛・結婚への不安を感じるとのこと。その理由として、「遠距離恋愛を乗り越えられるか心配」「転勤があることで結婚しづらくなる気がする」といった声が寄せられました。

一方、『転勤先で新たな婚活の幅が広がる(17.3%)』と転勤をポジティブに捉える人や、『転勤の影響はないと思う(14.4%)』と考える人も一定数いる結果に!

では、もし「お付き合いしている相手の転勤が決まった」場合…どのような対応を考えるのでしょうか? 次に結果を見ていきましょう。

もし、恋人に転勤の辞令が出たら…どうする?

1位:結婚の時期を遅らせて遠距離恋愛をする

最も多かったのは「結婚はひとまず延期して、遠距離恋愛をしてみよう」という考え。仕事やお金、生活のタイミング的に結婚や引っ越しをするのが難しい場合は、一度距離を置いて、お互いの気持ちや状況を見極めるのもひとつの策。「寂しさに耐えられるか不安」という気持ちもありますが、遠距離だからこそ「こまめな連絡や会う時間を大切にしよう」と考え、愛情を深めることもできるはず。

2位:結婚を前提に転勤先についていく

次に多かったのは「転勤をきっかけに、結婚や同棲をする」パターン。自分のキャリアプランや今の生活を変えるのは勇気がいることですが、「大切な人と過ごす時間を優先したい」と考えるなら、新しい土地で一緒に生活するのがベストな選択かも。転勤を機にお互いが将来を意識し始め、自然と結婚などのライフプランを話し合う流れになりやすいことがメリット。

3位:別居婚をする

「結婚はするけど、別々に住む」という“別居婚”も注目されています。「お互いのキャリアも大事にしたい」「無理にどちらかが合わせるのではなく、最適な形を探したい」と考えるなら、この柔軟なスタイルが向いていそうです。とはいえ物理的な距離があるので、お互いへの気持ちが冷めないよう工夫が必要ですね。

4位:恋人に転職や転勤辞退を提案する

「転勤以外の選択肢を伝えてみる」という声もそこそこ挙げられました。特に、ちょうど将来のことを考え始めたタイミングでの転勤だと「今こそ関係を深めたいのに…」「離れてしまうなら、一緒にいる方法を考えたい」と思うのは自然な感情。環境が大きく変わる前に、この先ふたりでどう生きていくか、どんな働き方・暮らし方が理想か、意見を出し合うことも大切です。ただし、転職・転勤辞退は今後のキャリアに大きく関わるので、相手の気持ちや立場を尊重しながら慎重に話し合いたいところ。

そして、『恋人と別れて新たに相手探しを始める』『結婚のことは考えられない』といった回答は少数派に。全体を通して、恋人との関係を続ける道を選ぶ人が多いようですね!

◆20代・30代別

<20代>
1位:結婚を前提に転勤先についていく
2位:結婚の時期を遅らせて遠距離恋愛をする
3位:別居婚をする

<30代>
1位:結婚の時期を遅らせて遠距離恋愛をする
2位:結婚を前提に転勤先についていく
3位:別居婚をする

前の質問を年代別に分けてみたところ、20代は「ついて行く」との回答が多く、自身の仕事や生活が変化することにも前向きな姿勢がうかがえました。30代はこれまで築き上げたキャリアと結婚時期のバランスを重視する声が目立ち、「遠距離」「別居婚」など現実的な選択を検討する傾向があるようです。


転勤は、ふたりの関係にとって大きなターニングポイント。まずはお互いの気持ちを言葉にして、価値観を照らし合わせていく必要があります。遠距離恋愛をする、新しい土地で一緒に暮らす、別居婚をする、転勤以外の方法を探す、お別れする…腹を割ってとことん話し合うことで、ふたりで納得のいく答えが見つかるはず。(Mai)

情報提供元/株式会社エニトグループ