ニキビができてしまっているときや、ニキビができやすい方は、できるだけ肌に負担にならないタイプのファンデーションを使うようにしましょう。ここでは、ニキビ肌にも使えるファンデーションや選び方、ファンデを使わずに仕上げるベースメイクのコツをご紹介します。
Contents
ニキビがある…どんなファンデーションを選べばいい?
ニキビを悪化させないために、避けたいファンデのタイプは?
形成外科専門医・西嶌順子先生にうかがいました。
「油分を乗せると二キビが悪化する可能性があるので、日焼け止めやファンデーションはリキッドではなく、パウダータイプのものを使うのも良いでしょう。ケミカルなものは、ニキビが自然治癒しようとするときの妨げになるので、ナチュラルなコスメを選ぶことも大切です」(西嶌先生)
ニキビ肌用に作られたものを使うのも◎
スキンケア大学所属ドクター・藤本篤嗣先生にお伺いしました。
「20歳過ぎになると、口周りからあごにかけて治りにくいニキビが増えてきます。髪の毛が患部に当たるとニキビができやすくなるので要注意です。
油性クリームはニキビ悪化の原因になりますので、ノンコメドジェニックと記載のある化粧品や毛穴をふさがないパウダーファンデーションなどを使用するとよいでしょう。自己判断で皮脂や膿を出すとかえって傷跡が目立つこともありますので、大きなニキビは早めに病院で治療しましょう」(藤本篤嗣先生)
ニキビができたときNGなこと
・ニキビをつぶす
「ニキビをつぶして中の芯を出した方が早く直る」なんて一説も聞いたことがありますが、それはNG! 周辺の皮膚まで傷つけてしまい、雑菌で炎症を起こす可能性も。ニキビ跡が残るリスクもあるので避けましょう!
・ファンデで隠す
ニキビが目立つ部分にできると、つい隠そうとしてファンデーションを重ね塗りしたり、コンシーラーなどで厚塗りしてしまいがち。でも、ニキビの炎症が悪化することもあるので、敏感肌用のものや、低刺激性のものを使用しましょう。
◆ニキビができたらやるべきこと
・保湿する
ニキビは毛穴に皮脂や汚れがつまり、肌が乾燥している状態に起こりやすいです。なので、まずはしっかりと保湿して、肌の回復を促しましょう! ニキビ用化粧水などを含ませたコットンをニキビ部分に貼ってパックするのも効果的。肌に潤いをプラスしましょう。
・皮膚科で治療する
ニキビができた時、手持ちのスキンケアアイテムで乗り切ろうとしがちですが、皮膚科では保険適用内でニキビの処方をしてもらうことができます。医師のアドバイスを受けることで、ニキビができる原因となる生活習慣やホルモンの乱れなどを改善することができます。
・洗顔できれいな肌状態を保つ
ニキビは肌が炎症を起こしている状態です。毎日の洗顔をていねいに行って、肌状態をきれいに整えることが大切です。でも、あまりゴシゴシしては逆に肌が傷ついてしまうので、優しく泡だけで洗顔しましょう!
ニキビができると、なんだか気になってしまって、我慢できずにつぶして跡になってしまうことも。焦らずに根気強く、きちんと正しいニキビケアで綺麗な肌を手に入れましょう!
カバー力も◎ニキビができやすい方におすすめのファンデ
タイムレスフォギーミネラルファンデーション
ふんわりセミマット肌が続くプレストタイプのミネラルファンデーションの2022年限定デザイン。UVカット力を高めることで日焼け止め下地が不要に。クレンジングなしで石けんで落とせます。
03N、04N
MiMC ミネラルエッセンスモイストEX
赤道直下の過酷な環境で生きるスーパープラントのオイルで作った美容液仕立てのミネラルパウダー。しっとりと肌に密着し、なめらかさが1日中続きます。素肌の透明感を引き出しつつ、色むらや肌の凹凸はしっかりカバー。SPF50+PA++++なのに、石けんでオフできるのも毎日使いやすい! ミネラルパウダーと植物スキンケア成分のみの処方だから、メイクオフ後の素肌までいい感じ♡
フレッシュニュートラル・ミディアムベージュ
RED アクア・アクア オーガニッククッションコンパクト
いちご果汁美容液配合のみずみずしいツヤ肌になるクッションファンデーション。メイク直しもこれひとつでうるツヤ肌に!ミネラルパウダーが、毛穴やニキビ・小鼻の赤みまでしっかりカバーしてくれます。クレンジング要らずの石けんオフタイプ。
ドラッグストアで買える!ファンデ代わりに「薬用フェイスパウダー」
肌あれのもととなる刺激をブロックするパウダー。紫外線・ブルーライト・花粉・PM2.5 など、肌をざわつかせる外的刺激から肌を守り、肌あれ・ニキビ・シミを防ぎます。デリケート肌でも、毎日心地よく使える処方設計。紫外線吸収剤不使用、アルコール・パラベン無添加で、せっけんで落とせます。抗肌あれ有効成分や美白有効成分配合のm-トラネキサム酸を配合。肌うるおいバリア保護成分で、乾燥を防ぎながらシミ・そばかすも予防します。
つけ心地は軽やかで、毛穴をふんわりカバーし透明感のある肌に。汗・皮脂を吸着し、べたつき・テカリも抑えてくれるのでメイク直しにもおすすめ。
【美容ライター】ニキビができても安心して使えるファンデ
マスクにもつきにくい!肌の調子が悪い時に使うファンデ
CanCam.jp美容ライターおすすめのファンデーションをご紹介!
「肌がナイーブになっている時でも安心して使えるファンデーション。
私の場合、肌荒れするといつものスキンケアがピリついたり、頬や小鼻が真っ赤になるタイプ。人前でマスクを外すのがちょっと恥ずかしいので、しっかりカバーしてくれるファンデが頼りです。イニクスのファンデーションは、医療用皮膚薬メーカー・マルホ株式会社が作っていて、肌荒れ時でも安心して使える低刺激処方です。ノンコメドジェニックテストもクリアしているので、ニキビのもとも作りにくく、肌荒れを悪化させる心配もありません。
サラッと伸びのいいテクスチャーですぐに馴染み、気になる赤みもナチュラルにカバー。しかも薄膜でピタッと密着するので、マスクにも移りづらいのが優秀。セミマットなので、パウダーなしでもサラッとした仕上がりです。
個人的な感想ですが、使っていて一度もヒリついたり痒くなったことがないので、肌荒れ時に本当に頼れる一品です」(CanCam.jp美容ライター齋藤奈々)
ニキビができているときは「ファンデ」は塗らないもアリ
ファンデーションを使わなくてもニキビを目立ちにくくすることはできます。ベースメイクの工程を減らすことで、時短にもつながります!
肌を休めるために、ファンデを使わないようにするのも◎
How to
①下地はしっかりなじませる
美容液のようにみずみずしい下地を手のひらに広げてから顔全体に塗り、丁寧にハンドプレス。
②肌悩みはコンシーラーでカバー
クマや色ムラ、毛穴、ニキビの部分のみにコンシーラーを直塗り。広範囲につけず、素肌感を残すように。
③コンシーラーの縁をぼかす
コンシーラーと肌の境目を指でトントンとなじませます。中心までぼかすとカバー効果がなくなるので要注意。
④ブースターでつやを足す
手の甲にブースターを半プッシュし、頬骨の高い部分から内側、鼻筋、眉の上に塗ります。足りないときは追加して。
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