5月1日、東京都新宿区の花園神社にて行われた、名作『怪談・にせ皿屋敷』再演の成功祈願と制作発表。出演者の早乙女太一さん、山本美月さん、馬場徹さん、山崎銀之丞さん、作家の横内謙介さん、演出家の岡村俊一さんらが、本作に対する意気込みを語りました。
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演劇部時代に初めて演じた役も幽霊役で「縁を感じる」という山本さん。制作発表が進むうちに山崎銀之丞さんが、早乙女さんとの舞台は「突然役が入れ替わったり、ものすごい緊張感がある」という話を始めました。「大衆演劇」とは庶民にわかりやすく楽しめるように作られた演劇、という程度の認識しかなかったのですが、その日の空気でどんどんアドリブが入り、緊張感のある役者の立ち回りも見どころの模様。この『怪談・にせ皿屋敷』でも日替わりでゲストが登場したりと、目が離せない展開になるんだそう。
大衆演劇を経験しているキャストが盛り上がる中、山本さんは今回が初の舞台。「えっ？ 日によって違う…？？」と言いたげなちょっぴり驚いた表情を見せたのが冒頭の写真です。「山本さんはどうですか」と聞かれて「今日初めて聞いたので…」と動揺を見せつつ、「でも、そうなったら必死でがんばります」と意欲をアピールしました。
ファンキーな役柄を「人間の欲や感情を表に出して演じる」と宣言した早乙女太一さん。
舞台に初挑戦の山本美月さん。いじめられるような役も初挑戦です。
「ルーズヴェルト・ゲーム」にも出演中の馬場徹さん。
「もうろく爺の役です」と場を笑わせた山崎銀之丞さん。
楽しい雰囲気で制作発表は終了。最後の写真は山本さんの素晴らしい横顔のEライン（鼻からあごにかけてのライン）です。
私も一度は観に行こうと思っていましたが、そんなに毎日がまったく違う雰囲気になると知って、ますます楽しみになりました。何度か足を運んで、『怪談・にせ皿屋敷』を機に「大衆演劇」の醍醐味を味わってみたいと思います。（安念美和子）
劇場：こどもの城・青山劇場
日程：2014年6月19日（木）～23日（月）
チケット発売：2014年5月18日（日）
チケット料金（全席指定）：S席 9,000円／A席5,000円（2階）
お問い合わせ：東京音協 03-5774-3030（平日10:00～17:30）
公式サイト：http://www.rup.co.jp/information/nisesara.html
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