皆さんは、お買い物するときに何が決め手になりますか? みんなに「いいね!」されるもの。誰かがおすすめしていたもの…。いろいろなパターンがありますが、SHE株式会社が行った「お金の使い方」調査によると、22~34歳の働くミレニアル世代において、ある傾向があることがわかりました。
◆何かを買うなら「共感・共鳴するもの」
どんなものを欲しいと思うかについて聞いてみたところ、以下のような結果に。
ミレニアル世代の3割が、「共感、共鳴するものを選ぶ」と回答し、40-50代よりも多くの人にその傾向が見られました。誰かが「いいね!」ということが、ひとつの大きな基準となっていることがうかがえます。
もうひとつ顕著な違いが見られた項目が、「自分の目指す雰囲気(世界観)にあっているかで選ぶ」という質問。
40-50代の約3割に対して、ミレニアル世代は半数近くが「とてもそう思う」と答える結果に。流行っていればOKではなく、その商品やブランドが自分にとって共感できるものかどうかが、大きな指標のひとつとなっているようです。
さらにもうひとつ、40ー50代の女性と比較して大きな違いがみられた項目が、「商品を購入する際に自分では決められないので、詳しい人にレコメンドして欲しい」というものでした。
ミレニアル世代の4割が「誰かにリコメンドしてほしい」という結果に。これは40-50代よりも倍の割合です。共感を大切にすることからもわかるように、自分で決めるよりも「誰かに決めてもらいたい」という傾向が強くなっているようです。。
◆コスメ・スキンケアは「人からリコメンドしてほしいもの」
【共感・共鳴で選びたい】
1位「アパレル」50.0%
2位「靴」42.6%
3位「ジュエリー・アクセサリ」41.5%
4位「コスメ」40.4%
【リコメンドしてほしいもの】
1位「コスメ」42.2%
2位「スキンケア」40.0%
3位「ジュエリー・アクセサリ」37.8%
4位「アパレル」35.6%
服や靴など、雰囲気をまとうアイテムに関しては共感軸=世界観重視で直観的に選ぶ一報、スキンケアやコスメなど専門的な知識が重視される分野では、頼れる人からのおすすめで選ぶ傾向があることが明らかになりました。
いかがでしたか? 納得できる買い物をするにも、他人の意見を重視する時代。自分らしい買い物について一度考えてみるのも面白いかもしれません。(齋藤有紗)
情報提供元/SHEshares