恋人の隠し事を見抜くテクニック
最近何だか彼の様子がおかしい……もしかして私に隠し事してる? そう感じたことはないでしょうか。
でも、ストレートに問いただしても、本当のことを言ってくれることはほとんどないはず。どうすれば彼の隠し事を見抜けるのでしょう。そこで今回は、「恋人の隠し事を見抜くテクニック」をご紹介いたします。
■何気ないしぐさから隠し事は見抜ける
嘘や隠し事をするとき、人間はどうしても顔や動作に何らかのサインが現れてしまいます。これを心理学では身体アダプターと言い、バレはしないかとの緊張からどうしても挙動が不自然になってしまい、それが顕著だとウソを見破りやすいのです。具体的には、頷きが早かったり、話をする時間が極端に長かったり、意味もなく身体を触ったり、表情が固まったり、声が高かったり、目を合わせようとしなければ、何か裏があるのかもしれません。
■言い間違いには本音が表れる
心理学では無意識の行動に注目することがあります。例えば、言い間違いや読み間違いなどを心理学では錯誤行動と呼びますが、この錯誤行動には自分でも意識していない願望や衝動が表れてしまっている可能性があるのです。無意識の世界に抑圧されているからこそ、隠し事は思わぬ形で表に出てしまうもの。そのため、相手の言い間違いには実は本音が含まれていることが多く、隠し事がポロリと出ることもあるのです。相手の感情がたかぶっているときなどは、ちょっとした言い間違いも聞き逃さないようにしましょう。
■話に例えを取り入れながら誘導尋問する
隠し事をしている相手に、さりげなくプレッシャーをかける方法としては、話の中に例えを取り入れることが有効です。これを心理学ではサンプル効果と言います。心理学者ジェームズ・マクロスキーによると、例えを会話の中に取り入れることによって、相手の理解が深まり会話の内容を受け入れられやすいとされます。そのため、例えば恋人が浮気してたとしたらどう思う?など、たとえ話でドキッとさせる一言を発してみましょう。相手がかなりの動揺を見せれば、隠し事している可能性が高いでしょう。
■ここぞという時に大声を出せば暴露させられる
隠し事をしている相手には、どのような姿勢で臨めばいいのでしょう。アメリカのスタンフォード大学の実験によると、穏やかなムードで会話していたペアよりも大声などの高圧的な態度をとられたペアは、ほとんど話し手の言いなりで進んでいくとの結果が出ました。こうした態度を取られた側は、この場から逃れたいという心理が働き、隠し事を暴露してしまいがちなのです。しかし、毎回大声で話していると効果は薄くなっていきます。そのため、ここ一番というときに、大きな態度をとることで相手に圧をかけて見抜きましょう。
隠し事はする側もされる側もあまり気持ちのいいものではありません。される側はもちろんですが、する側も多少なりとも罪悪感があるもの。そこにつけいる隙があるとも言えます。あなたを傷つけたら悪いなと思わせるような発言をしたり、優しく接することで自分から折れてくれる場合もあるのです。押してだめなら引いてみましょう。きっと本音を語ってくれるはず。(脇田尚揮)
認定心理士。Ameba公式No.1占い師として雑誌やTVなどに取り上げられ、現在テレビ東京「なないろ日和」にてレギュラーコーナー担当。また、自身が監修したアプリ 「マル見え心理テスト」はTBS 「王様のブランチ」 などでも紹介され、120万DL。著書『生まれた日はすべてを知っている。』(河出 書房新社)。