9月1日は防災の日。今年は大阪北部地震や西日本豪雨など、各地で甚大な被害が発生しました。皆さんは災害の映像を見たときに、自分の家の「防災セット」を見直しを行ったでしょうか?
東京都防災によると、水と食料は最低でも3日分は必要といわれています。水は「1人1日分で1.5L~2L」、また、非常食に必要な3日分とは「3食×3日」になります。皆さんは非常時の朝昼夕の献立まで考えていますでしょうか……?
ということで今回は、防災の日を機会に、今回は用意すべき防災セットをご紹介。きちんと防災セットを備えて、万が一の事態を安全に過ごせるようにしておきましょう!
参考にしたのは株式会社エコンテが男女400名に実施した「防災に関する意識調査」です。
■男女400名が用意している「防災セット」
防災セットを用意している人に「防災セットとして何を用意したか」を聞いてみました。最も多かったのは「懐中電灯」(84.5%)で、以下、「非常食」(79.6%)、「水」(70.4%)、「軍手」(60.6%)、「携帯ラジオ」(56.3%)と続き、これらが用意しておくべき防災セットTOP5となりました。
上記以外に用意している防災グッズもグラフで確認してみましょう。
【用意している非常持ち出し袋の中身】
- 懐中電灯:84.5%
- 非常食:79.6%
- 水:70.4%
- 軍手:60.6%
- 携帯ラジオ:56.3%
- 電池:55.6%
- 救急箱:44.4%
- ライター:34.5%
- ロウソク:23.9%
- 衣類:23.2%
- 缶切:23.2%
- ナイフ:18.3%
- ヘルメット:16.9%
- 防災頭巾:16.9%
- 現金:16.2%
- 毛布:12.7%
- 預金通帳:7.8%
- 印鑑:4.9%
- 覚えていない:3.5%
- 哺乳瓶:2.1%
- その他:2.1%
多くの人が準備する「懐中電灯」、「非常食」、「水」、「軍手」、「携帯ラジオ」以外にも、ランキングの詳細を見ていくと他にも用意しなければいけないグッズがたくさんあることが分かりますね。
私は普段カードで支払いをすることが多いので、現金を準備しておこうと思いました。この機会に防災用のお財布を用意するのも良いですよね!
また、ランキングでは少数派でしたが、実際の震災時に「食品用ラップ」を用意しておいて役立ったという声もあるようです。
食品用ラップは、紙皿や紙コップに巻くだけで、食器が再利用でき、節水が可能です。さらに、包帯がわりに応急処置に使えたり、体に巻いて防寒対策になったりと、便利に使えるアイテムでもあるようです!
さて、皆さんも防災セットTOP5に加えて、食品用ラップのような便利アイテムも備えてみてはいかがでしょうか。(かすみ まりな)
情報提供元:株式会社エコンテ/防災に関する意識調査