恋愛、一旦ストップ!恋愛をあきらめた方がいい人の特徴

【一旦ストップ!恋愛をあきらめた方がいい人の特徴】


女性

 

常に誰かを好きでいないと生活に張り合いが出ない、恋人がいないと不安になるといった人もいるかもしれませんが、認知の歪みからそう感じとってしまっているだけで、精神的な健康の面でいうと実は恋愛することが決しておすすめできない状況の人もいるでしょう。
そこで今日は、「こんな人は一旦恋することをストップした方がいい」という人のポイントをご紹介します。

  

■大失恋などの直後で恋愛に疲れてしまった人

失恋の特効薬は、次の恋をすることという考え方もあります。しかし、長く付き合った彼に別れを告げられたり、信じていた恋人から浮気をされたりといった大失恋の後は例外。恋をするよりも、まずは自分の心を癒すことから始めましょう。大失恋は大切な人の死と同じくらいの喪失感を伴います。精神科医のクブラー・ロスは失恋を克服するために5つのステップを提唱しています。それは拒絶・怒り・取引・抑うつ・受容の5段階。それらを経て初めて立ち直ることができるのです。それまでは、次の恋は少しお休みしておいた方が良いかも。

 

■生活・経済的に困窮している人

アメリカの心理学者マズローは、人間の欲求5段階説を提唱しています。これは、人間は自己実現に向かって成長するものであることを根底に、底辺の欲求が満たされると、1段階上の欲求が出てくると説いています。そして、欲求を下から順にみていくと、生理的欲求、安全・安定の欲求、その次に所属と愛の欲求が位置しています。つまり、生活面で困っていたり、経済的に困っている状態で恋愛したいという気持ちにはなれない、ということなのです。まずは、自分の生活レベルを向上させることから始めた方が良いかもしれません。

 

■趣味や仕事に没頭していて忙しい人

趣味や仕事が大好きで、そこに没頭している人って魅力的ですよね。いつも何かに燃えていて、充足感に満ちている姿に惹かれる異性も多いでしょう。しかし、いざ恋愛となると、なかなか難しいようです。その理由としては、優先順位が恋愛よりも自分の趣味や仕事に向いているため、パートナーから不満をぶつけられてしまうからです。アメリカの心理学者ジョン・グレイは、感情的な引力から親愛の情が、心の引力からは関心が生まれるとされます。それが恋愛対象に向いていないと、恋は難しいと言えます。自分の好きなことを、まず納得いくまで満喫した方がいいかもしれません。

 

■過去の恋愛にトラウマを持っている人

もしもあなたが過去の恋愛にトラウマを持っているとしたら、いったん恋愛にストップをかけた方が良いかもしれません。トラウマは、心理学者フロイトが過去の強い心理的な傷がその後も精神的に悪い影響を及ぼすと定義しました。思い出したくない過去は誰でもあるものですが、それを思い出すだけで過剰に反応してしまうとなれば、新しい恋をしても嫌な思い出がフラッシュバックしてしまい、自分の心の殻に閉じこもってしまい幸せな恋愛を避けてしまうのです。もちろん中には、そういった心の傷を受け止めてくれる相手と出会うという例外もありますが、自分の中で過去のトラウマと向き合って成長した方が、いい恋ができるでしょう。

 

恋愛が上手くいくときの精神状態は、恋したい気持ちに満ちていて、ワクワクするような高揚感が自分の中にあるタイミングだといえます。そういった気力に満ちているときは、傍から見ても何だか輝いていて魅力的に映るもの。そういったコンディションで挑むからこそ、素敵な相手をゲットして、いい恋ができるのです。恋に救いを求めるのではなく、自分の内面を一度見直してみるのも大切なのかもしれませんね。(脇田尚揮)

脇田尚揮
認定心理士。Ameba公式No.1占い師として雑誌やTVなどに取り上げられ、現在テレビ東京「なないろ日和」にてレギュラーコーナー担当。また、自身が監修したアプリ 「マル見え心理テスト」はTBS 「王様のブランチ」 などでも紹介され、120万DL。著書『生まれた日はすべてを知っている。』(河出 書房新社)。

 

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