ライトジャケットは簡単にお家洗いできる！ふっくら仕上がる裏技を洗濯のプロに聞いてみた

寒い時期に手放せないダウンジャケット。最近ではアウター、インナーコーデとしても重宝する「ライトダウンジャケット」が人気ですよね。私も今年はあったかい・軽い・たたんで持ち運べるというメリットに惚れて、初めて購入しました！

そして、気になったのが正しい洗い方。とりあえずお家で洗ってみましたが、シワシワのぺたんこ状態で洗濯機から出てきたときは、来年はもう着れないなと悲しい気持ちになったのを今でも覚えています……。ということで、もう悲しまないで来シーズンも着られるお家での正しい洗い方をプロの方に聞いてみました！

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◆ライトジャケットは簡単にお家洗いできる！ふっくら仕上がる裏技を洗濯のプロに聞いてみた

ライトジャケットは、洗い方のポイントをしっかり押さえれば、簡単にお洗濯が可能です。今回は、お洗濯マイスター・大貫和泉さんにお聞きした「ライトダウンジャケットの洗い方」を手順を追ってご紹介します。

ポイント1.家で洗える？洗濯表示を確認

まずは「洗濯表示」を確認して、家で洗えるか確認しましょう。洗濯表示は衣類の裏側についています。画像のような表示があれば、お家でお洗濯できます。

ポイント2.おしゃれ着用洗剤で汚れが目立つ部分には「前処理」を

洗う前にライトダウンジャケット全体を見て、気になる汚れがあったら、おしゃれ着用洗剤の原液を直接塗布しましょう。特に汚れやすい、エリや袖口、ポケット口、化粧品のシミがつきやすいエリの周りなどは忘れに確認を！

汚れが広範囲の場合は、薄めた洗剤液※をやわらかいスポンジにつけ、写真のように汚れの部分を軽くたたくと効率的です。ただし、生地を傷めないよう、スポンジのかたい面でこすらないようにしてくださいね。

※　洗剤液の作り方は、洗面器などに水を入れ、おしゃれ着用洗剤を適量（アクロンの場合、水4Lに対して10mlが目安）加えて混ぜればOK。

ポイント3.洗濯ネットにたたんで入れる

ライトダウンジャケットのファスナーを閉じ、袖を前身頃の上におき、洗濯ネットの大きさに合わせて背中の部分を二～三つ折りにして、洗濯ネットにたたんで入れましょう。これで袖が飛び出たりせず、初心者でも簡単に手洗いできます。

ファスナーやボタンなどは、洗濯中に引っかかって布地を傷めることがあるため、あらかじめ閉じておくことがポイントです。ちなみに洗濯ネットのサイズは、洗濯おけで手洗いしやすく、ライトダウンジャケットが入る大きさの約35×50ｃｍ程度がおすすめです。

ポイント4.「押し洗い」でやさしく手洗い

洗濯おけ（なければ洗面ボウル）に、水とおしゃれ着用洗剤を適量入れ、洗剤液を作ります。洗剤の使用量は、商品の裏面表示にしたがってくださいね。

この洗剤液へ洗濯ネットに入れたライトダウンジャケットを静かに入れ、押し洗いします。洗剤液の中を上下させるように、両手のひらで「軽く押す」「力を抜いて浮かせる」の動作を繰り返しましょう。回数は、洗濯ネットのひとつの角につき10回、最後に中央を10回。もみ洗いすると中の羽毛を傷めてしまうので避けましょう。洗い終わったら、手前からくるくる丸めて軽く押し、洗剤液を絞ります。

ポイント5.きれいな水ですすぎを２回繰り返す

すすぎは、ポイント4の押し洗いと同じ要領で行います。洗濯おけに新たに水を入れ、水の中でダウンジャケットを押し洗いしたら軽く絞ります。これを2回繰り返せばすすぎは完了です！

この後に消臭・防臭効果のある柔軟剤を使用すると、着用中・着用後の衣類の汗のニオイを消臭・防臭することができるだけでなく、静電気の発生も予防することができます。すすぎの後、洗濯おけに水をはり、柔軟剤を入れ、ライトダウンジャケットを静かに入れて、10回程度軽く押し沈めます。柔軟剤の使用量は、商品の裏面表示にしたがってくださいね。