降水確率50%のとき、傘を持ってく?男女3600人に傘事情を調査!

6月になりもう少しで梅雨の季節がやってきますね。梅雨の時期、欠かせないのが傘。持ち歩いていたら安心なものの、どうしてもめんどうに感じますよね。

また近頃は季節にかかわらず、ゲリラ豪雨や季節はずれの荒天に悩まされることも多くなりました。

傘を持つ女性

そこで今回は株式会社プラネットが男女3600人に聞いた「傘に関する意識調査」の結果をご紹介します。男女や職業によって傘を持ち歩く割合に大きな違いが……!

 ◆「降水確率50%」は傘を持つべき?


Q.降水確率が何%以上なら、傘を持って出かけようと思いますか?

 

Q.降水確率が何%以上なら、傘を持って出かけようと思いますか?

降水確率50%以上 38.7%
降水確率30%以上 18.9%
降水確率に関わらず、常に持ち歩いている 14.6%

 

傘を持って出るか、持たずに出るか…外出時に悩む人も多いと思います。まずは、気象情報などでの降水確率が何%以上なら傘を持って出かけるかを尋ねました。最も多かったのが「50%以上」で、38.7%と約4割。次いで「30%以上」18.9%、「降水確率にかかわらず、常に持ち歩いている」14.6%という結果になりました。「30%以上」という低めの確率でも持っていく慎重派や「降水確率にかかわらず、常に持ち歩いている」人も少なくないことがわかります。近年の天候不順に備え、いつでも携帯しているのが最善の策と思う人が増えているのかもしれませんね。

また男女別では、「30%以上」「50%以上」「70%以上」のいずれの降水確率についても、男性より女性のほうが数値が高くなりました。女性は雨に濡れることで髪型が崩れたりしてしまうのを避ける人が多いのでは。また、性年代別では、「30%以上」で傘を持って出かける人の割合が、年代とともに高くなる傾向が見られました。年齢とともに、経験上、雨への備えが周到になっていくと言えそうです。また、若くて体力があるうちは、雨が降っても走れば大丈夫などと考えるものの、年齢が高くなるほど“少しでもぬれたくない”という気持ちが強まるのかもしれません。

 

◆傘を「常に持ち歩いている」職業は……


Q.降水確率に関わらず、常に傘を持ち歩いていますか?

Q.降水確率に関わらず、常に傘を持ち歩いていますか?

全体 14.6%

【上位3つはコチラ↓】

公務員 23.9%
自由業 22.4%
会社員 20.9%

 

次に職業別に「降水確率に関わらず傘を持ち歩いている人の割合」について尋ねたところ、「会社員」「公務員」「自由業」で高く、2割を超えていました。仕事で外出している人は、いつ雨が降っても困らないよう、万全を期していると想像されます。また「自営業」と「専業主婦(主夫)」は外に長時間出ることが少ないため、1割以下という結果になりました。

職業にいよって傘を常に持ち歩く割合に、ここまで違いが出るとは思ってませんでした。では次にみなさんはどんなタイプの傘をよく使っているのかについても調査しました。

 

◆「長傘」をよく使うのは40代女性…「ビニール傘」をいちばん使うのは?


Q.どのタイプの傘をよく使いますか?

Q.どのタイプの傘をよく使いますか?

【全体】

長傘(一般的な傘) 75.7%
折りたたみ傘 58.2%
ビニール傘 33.2%

 

次に、よく使う傘のタイプを聞きました。
1位は「長傘(一般的な傘)」で、75.7%と圧倒的。次いで「折りたたみ傘」が58.2%と過半数、安価で利用しやすい「ビニール傘」が33.2%で続きました。男女差に注目すると、最も男女差が大きかったのが「ビニール傘」。女性24.2%に対し、男性39.0%と、男性が14.8ポイントも上回りました。次いで男女差が大きかったのは「長傘」。こちらは女性が9.3ポイント高くなりました。男性のほうが「ビニール傘」をより使い、女性のほうが「長傘」を好む傾向があるようです。

 

【30代男性】

長傘 60.6%
折りたたみ傘 43.3%
ビニール傘 50.0%

【40代女性】

長傘 84.0%
折りたたみ傘 51.4%
ビニール傘 22.3%

【専業主婦(主夫)】

長傘 84.0%
折りたたみ傘 50.4%
ビニール傘 23.4%

【自由業】

長傘 67.1%
折りたたみ傘 65.9%
ビニール傘 36.5%

 

また属性別に見ると、特定の性年代や職業に顕著な傾向が見られました。性年代別では、特に男性の30代で「長傘」に次いで「ビニール傘」が高く、50.0%と全性年代のうち最高値。傘へのこだわりや所有意識は薄く、“使い捨て感覚”で使っているのかもしれません。この「ビニール傘」が22.3%と最も低かった女性の40代では、逆に「長傘」が最も高く、84.0%でした。
職業別では、「専業主婦(主夫)」で、「長傘」が84.2%と最高値。女性の40代とほぼ同一の傾向と考えられそうです。また「折りたたみ傘」については、「自由業」65.9%が最も高く、次いで「会社員」63.5%となりました。ここで、傘を持って出かける降水確率を聞いた前の調査の結果(表1)を振り返ると、「会社員」「自由業」は、傘を「常に持ち歩いている」割合が他の職業に比べて高く、「専業主婦(主夫)」では低くなっていました。傘を「常に持ち歩いている」人は「折りたたみ傘」をよく使っていて、「長傘」をよく使う人は、降水確率によって持っていくかどうか決めているという関連性のある傾向がうかがえました。

最も「ビニール傘」の数値が高かった職業は、意外にも「会社役員・経営者」48.0%。高級品を使っていそうなイメージがありますが、車移動の機会も多いと考えられ、建物に入るまでなどの短距離で「ビニール傘」の出番となるのかもしれません。

 

いかがでしたか? 男女や職業によって傘を持ち歩く頻度や傘のタイプに大きな違いがあり、かなり驚きました。これからの季節雨が増えてきますので、天気予報をきちんとチェックして雨に濡れてないように気をつけてくださいね! (ほんじょうみゆき)

 

情報提供元:プラネット

 

★長靴が約3割。みんな、雨降ったら何履いてる?雨の日の「足元事情」を調査しました

【あわせて読みたい】

※梅雨時期の「なんかだるい…」を解消する、とても簡単な5つのこと

※「雨だから休みたい」が連絡ナシでOK!出勤も帰宅も完全自由な会社が、うまくいっている理由

※雨模様ってどんな様子の天気?そのとき雨は降ってる?降っていない?

※2018年初夏のライトアウターコーデ♡梅雨の肌寒い日、エアコン冷えにオススメ!

※梅雨前にゲットしたい!プレイリストより多湿な時期に欠かせないヘアケアアイテム誕生