土屋巴瑞季(つちやはずき)。15歳で『CanCam』専属モデルとなり、2月14日の誕生日で20歳を迎えた大学2年生でもあります。
人生の節目ともいえる20歳という年齢になったことで、心境の変化はあったのでしょうか? これまでのモデル生活と今の気持ちを聞いてみました!
Woman Insight編集部(以下、WI) お誕生日おめでとうございます! 20歳を迎えて、何か心境の変化はありましたか?
土屋巴瑞季さん(以下、巴瑞季) これまで、今は目の前にある仕事としてモデルを頑張って、将来やりたいことができたらそっちに移ればいいかなって思いながらやってたんです。でも、20歳を迎えるにあたって、やりたいことや興味のあることはたくさんあるけれど、10年後、20年後どう生きていったら自分が一番幸せかを考えたんです。そしたら、このモデルという仕事が一番自分に向いていて、一番幸せになれるっていう結論に至って。続ける決意をしました。
WI 辞めようか悩んだりもしていたんですか?
巴瑞季 もともと人前に出るのが苦手っていうのもあって、高校の卒業とか節目節目で、良い思い出のうちに辞めようかと考えることがありました。
WI 本来はどういう仕事に興味があったのですか?
巴瑞季 中学生のときから、職業体験で1週間経験したホテルマンになりたいっていう夢がありました。少しの時間しかお客さんと接しないのに、ホスピタリティで人を笑顔にしたり、裏方で支えてるっていうところに、今でも憧れています。
WI 本当に目立つのが苦手なんですね。
巴瑞季 裏方好きなんでしょうね。あと、人が喜んでくれるのが好きです。モデルの仕事も、誌面を通して多くの人に影響を与えられる仕事だと気づいて、続けていく覚悟ができました。ブログやSNSで、読者の方から「元気になった」とか「ありがとう」って言われると、泣いちゃうくらい嬉しいです。「私のほうこそ、ありがとう」って思います。
WI モデルとしてやっていく!という覚悟が決まったところで、何か目標はありますか?
巴瑞季 人に教えられる自分になることです! この間、「入ったばかりの若い子(モデル)って挨拶しないよね」という話になって「巴瑞季はどう思う?」って聞かれたんです。でも、今までそんなこと全然気にしていなくて、自分が挨拶されてないことすら気づいてなかったんです(笑)。でもこれからは、後輩のことをそういうふうにきちんと見て「育てる」っていうことにも気を配らないといけないと思って、反省しています。
WI 今の『CanCam』専属モデルの中では、土屋さんもすっかりキャリアが長いほうですよね。
巴瑞季 あいくさん、美優さん、みーちゃん(山本美月)、私、で4番目なんです。
WI 巴瑞季さんが新人のころ、『CanCam』モデル内では先輩が後輩を教えるっていう風潮はあったんですか?
巴瑞季 今振り返ると、確かにポージングなど教えてもらっていました。でも自分がいざそういう立場だと思うと、「あれ?今、私はポージングとか教えられるかな?」って自信が持てていないことに気づいて。「もっとこうしたらいいよ」ってポージングを教えたりできるくらい、意識して自分を磨かないといけないし、人のことにきちんと目を配れるくらい余裕を持ちたいと思ってます。
迷いながらモデル活動をしていて、20歳になってこの道でやっていくという決意をしたという土屋巴瑞季さん。後輩を指導できるような自分になれるよう、自分を磨いていくと決めた表情は、とてもスッキリしていたのが印象的でした。
もともと真面目な性格だと評判の土屋さんが、これから先輩として活躍していくのも楽しみです。次回は、土屋さんが初めて経験したスランプについてのお話です。(安念美和子)
次回はコチラ→ モデル土屋巴瑞季、ストレスからの過食に苦しんだ時期を告白
土屋巴瑞季さんプロフィール
http://cancam.tv/model/hazuki.html
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