最初は好きでお付き合いを始めたはずなのに、付き合っているうちに彼の本当の姿が見えてきて「怖い」と思ったこと、あなたはありますか?
一緒に幸せになりたいのに、彼のせいでつらい思いをしてしまう……それってとても悲しいこと。
「彼氏が怖いと思う瞬間」について、女性100名に調査を実施しました。
Contents
「彼氏が怖い」と思ったことがある人、約4割
まずは「彼氏が怖い」と思ったことがあるかどうかを調査。
Q.彼氏が怖い、と思ったことはありますか?
何度もある…4%
数回はある…16%
1~2回ある…19%
ないです…61%
6割以上の女性は「ない」と回答。よかった……。「1~2回」が約2割、そして「複数回ある」も2割。「複数回怖い思いをしている」という人がこんなに多いのは衝撃。もっと全員が優しくなれたらいいものですが、なかなか難しいですよね……。
「怖いと思ったことがある」と答えた約4割の方に、いったいどんなときにそう思ったのかを調査しました。その結果を発表します。
【1】束縛
「どこに誰と行ったか、本当に細かいところまで聞いてきたとき」(22歳・アルバイト)
「今日何してたの? をはじめ、監視されているような発言が多い」(27歳・会社員)
「私の行動を他の人に聞いていた」(23歳尾・会社員)
「怖い」の代表選手、束縛。好きな相手が何をしているのか、気になってしまうのはしかたない……けれど、「相手のことを監視する」レベルは危険。
恋人は自分の所有物ではありません。人は人、自分は自分。気にしすぎると、続くはずの恋愛まで続かなくなってしまうことも……。
【2】急に無視
「話しかけても急に無視された」(23歳・会社員)
「めちゃくちゃラブラブだったのに、急に冷めたのか、会うのも連絡も拒まれたとき」(29歳・専業主婦)
人は無視をされることがいちばん怖いという説もありますね。イヤだな……という気持ちを持ってしまったとき、無視をしたくなる気持ちもわからなくはないですが、できればそうなる前にきちんと話し合いで解決したいもの。一方的な無視は、思っているよりも相手のことを傷つけてしまうものです。
【3】愛が重い
「記念日に尋常じゃないほどの長文LINEが来る。1年とかならまだしも月ごとにくる」(17歳・学生)
「私がいないと寝られないと言って、限界が来るまでずっと起きている」(26歳・学生)
お互いの好き、がいい感じに釣り合っているときは心地いいけれど、どちらか一方だけが重くなると、その愛が心地いいどころか重くつらくのしかかってくるもの。重くなりすぎない程度に愛せればいいけれど、「自分が重いこと」は自覚することがなかなか難しい……。
【4】SNSは怖い
「ケンカしてしまったときに、私が利用しているSNS全部を監視していて、たとえばTwitterで一度でもツイートしたりすると、『俺のことは無視してんのに〇〇はするんだね。嘘つき。キモい。死ね』などと言われた」(26歳・その他)
「LINEに既読をつけてからしばらく返信しなかったら、『既読無視とか久々にされたわ笑』とメッセージがきた。他にも私のツイートを常にチェックしていて、ツイートに対するコメントをLINEして来たりする……怖い」(21歳・学生)
「返信が遅れると何度もLINEが来る」(20歳・学生)
彼氏とSNSで繋がるのは、実はできれば避けたほうがいいことなのかもしれません。どうしても「LINEの返信は面倒だけど、ツイートは気軽だからできる」という気持ちのときがあると思いますが、それもすべて見られるとケンカのもと。
連絡が来ないと心配になってしまうのはわからなくもないけれど、連絡をすることもちょうどいいペースがあるものです。あまり相手を追いつめても、いいことはありません。
【5】機嫌が悪くなるタイミング
「デートプランも何もかも私に任せきりなのに、基本、えーそこ行くの? のセリフがあるところ……」(22歳・大学生)
「酔ったときに、こちらのなんてことない発言をマイナスにとられて機嫌が悪くなる」(31歳・会社員)
「何考えているのかわからないとき。不機嫌な空気を出されるとき」(23歳・会社員)
「この人はそういうときに機嫌が悪くなるんだな、仕方ないな」と思って傾向と対策ができるのであればまだしも、よくわからないタイミングで不機嫌になったり、自分は努力をしないのに相手に甘えっぱなしで文句だけ言う……は、ちょっとイヤだし、どうしていいかわからなくて怖い。
【6】疑われて……
「女の子と遊んでくると行っても、男の子と遊んでるのではないかと疑われる」(24歳・会社員)
「営業の仕事をしていて、急に呼び出されたりクレーム対応が頻繁にあったとき、当時の彼氏には本当に仕事か疑われていた(年上のプライドもあったのかあからさまには言われませんでしたが)。ある休日、デート中に電話が鳴りクレーム対応に行かなければいけなくなって、彼に家まで送ってもらうことになった。猜疑心が怒りに変わったが口には出さず、無口のまま運転が荒くなった。怒ったら何をしでかすかわからない人だと思って、怖かった」(34歳・会社員)
おそらく、疑ってしまう時点で、関係は終わりに近づいている。相手のことを信じることができなければ、もうどうしようもない。何もしていないのに疑われる側も潔白の証明がなかなか難しく滅入ってしまいますし、自分のことを疑う相手と一緒にいるのはしんどいものですよね。
【7】他の人への態度
「以前付き合っていた人の、レストランで違う料理が来たときの対応が怖かったです。なんのために最初に注文を取るのか、サービス品をつけろ、などと文句を言って、最終的には私が店員さんに謝りました……」(28歳・会社員)
たとえ自分に優しくたって、お店の店員さんなど他の人への態度がひどいと「本当はこういう人なのかもしれない」と思ってしまいます。もし相手に非があったとしても、そのときどう対応するかで、器の大きさって見えるものですよね。
【8】ストーカーは犯罪です!
「家の前で待ち伏せされていたとき」(31歳・会社員)
「別れ話をしたらストーカーされた」(31歳・専業主婦)
「ケンカをしたとき、連絡を無視していたら最寄り駅で待ち伏せされていた」(31歳・契約社員)
ストーカーは犯罪です。「そんなつもりはなかった」と言っても、その行動を不快に感じる人がいるならばそれは犯罪になりかねません。あなたの行動、大丈夫ですか?
【9】そして、暴力も本当にダメ、絶対。
「束縛がきつかったり、ケンカしたときにわりとガチの力で叩かれたとき」(23歳・会社員)
「1番最初に付き合った人は、束縛と被害妄想がひどくてDVに。別れ話をしたら家まで来て、B5サイズの便箋にびっしり10枚くらい想いをつづった手紙を渡された……」(30歳・専業主婦)
こちらも犯罪……。どんなことがあっても暴力は絶対に、ダメです。
少々軽めのものから重いものまで、さまざまな「怖い」エピソードが寄せられました。
あなたもうっかり似たようなことをしてしまっていませんか? 愛のつもりが、そこまで悪気がないはずが……実は、知らないうちに相手に「別れたい」と思わせるほど、追いつめてしまっていることがあるかもしれません。(榎本麻衣子)