これだけで好印象!LINEに取り入れるべき4つの心理学の発想

【LINEに取り入れるべき心理学の発想】


スマホを持つ女性

 

心理学の理論の中には、押さえておくと人間関係を円滑にするために役立つものもたくさんあります。

さらにそのうちのいくつかは、LINEでのやり取りにも応用することが可能だったりもするのです。そこで今回は「LINEに取り入れるべき心理学の発想」の心理をご紹介いたします。

 

■初頭効果……プロフィール画像を「好きなことをしているときの自分」の写真に

人は出会って1~6秒の間に、相手の印象を決定づけるとされています。これを心理学では「初頭効果」と呼び、第一印象がその後も長く持たれ続けるため、初めの印象こそが大切だという説明のためにしばしば引用されます。

これをLINEにも応用するなら、ずばりプロフィール画像。自分の写真を使うなら、変に斜に構えたものを選ぶよりもシンプルに笑顔のものがいいでしょう。写真に笑顔で写るのが苦手なら、自分が好きなことをしているときの写真を選べば、自然と楽しそうな雰囲気が伝わるはず。

 

■ペーシング……同じスタンプを使うことで「シンクロ」

「ペーシング」とは、相手の話し方や状態、呼吸などのペースを合わせることで、信頼関係を築く技法です。要するに、コミュニケーションをする上で一体感を得るためのテクニックだと言えます。

これをLINEに応用するなら、「同じスタンプ」を使うことがポイントになってくるでしょう。同じスタンプを使うことは、いわば同じ口癖を持っているようなもの。これをとっかかりにして、親近感を持って接していけるはずです。

■希少性の法則……頻度を少なくすることで自分の価値を高める

なかなか手に入らないものや珍しいものって、何だか無性に手に入れたくなりますよね。それと同じ原理が心理学にもあります。それが「希少性の法則」。

あまりかまってくれない相手とコンタクトが取れたときに、少しうれしい気分になることってありますよね。それをLINEにも活かしてみましょう。

特に話題もないのにメッセージを送ったりするくらいなら、ここぞというときにだけに絞って連絡頻度を落とすのです。そうすることで相手はあなたを「希少」だと感じるようになり、大事に扱うようになるはず。

■バンドワゴン効果……グループLINEで「キャラ付け」

主にマーケティングで用いられる心理学の理論があります。それが「バンドワゴン効果」です。これはあるサービスやモノを支持する人が多いほど、顧客がそれを用いることによって得る満足度や安心感が増すというものです。

これをLINEに応用するなら、グループLINEの活用です。グループLINEのやりとりの中で「自分はこういうキャラです」というイメージを小出しに見せていくことで、グループ内での自分のイメージが形成されていくのです。イメージ戦略を何度か繰り返して定着してきたら、あとは勝手にそのイメージ通りの扱いをメンバーがしてくれるようになっていくでしょう。もちろん、なるべくポジティブなイメージをチョイスすることをおすすめします。

 

今回ご紹介したものは、あくまでよりよくコミュニケーションするためのテクニック。
何より大事なのは、あなた自身が相手に対して真心を持って、また親密になりたいという意志を持って接しているかどうか。それがあって初めて、これらのテクニックが光るのです。(脇田尚揮)

脇田尚揮
認定心理士。Ameba公式No.1占い師として雑誌やTVなどに取り上げられ、現在テレビ東京「なないろ日和」にてレギュラーコーナー担当。また、自身が監修したアプリ 「マル見え心理テスト」はTBS 「王様のブランチ」 などでも紹介され、120万DL。著書『生まれた日はすべてを知っている。』(河出 書房新社)。

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