9割が実感…「価格高騰を感じる野菜」
「今年は野菜が高いなぁ」って思いませんか? アンケート調査によると、働く女性の約9割(87.2%)が「野菜価格の高騰」を実感しています。
野菜の価格が高騰している主な原因は、昨年秋の天候不良。10〜11月頃立て続けに発生した台風や長雨の影響で、収穫前の野菜の多くがダメージを受けてしまったんです。
野菜が高いこの傾向は、ものによっては春頃までは続きそう。みんなはどうやって乗り切っているんでしょうか?
「今年は高い」と感じる野菜ランキング
マイナビウーマンでは今冬の野菜高騰について、20〜30代の女性を対象にアンケートを実施。まず、女性たちがどんな野菜について「高騰している」と感じているのか見てみましょう。
Q.高騰を感じている野菜は?
1位 白菜
2位 キャベツ
3位 レタス
4位 ほうれん草
5位 大根
以下、ねぎ、ブロッコリー、小松菜、きゅうり、水菜……と続きます。
鍋料理の食材や、使い勝手のよい葉物野菜が目立ちます。普段なら、どちらかといえば安価なものも多いかも……。それらが気軽に買えないとなるとお財布には大打撃です。
「高くても買った」野菜ランキング、1位はやっぱり…
次に、同じく20〜30代女性が「実際、高くてもコレは買った」という野菜を見てみましょう。
Q.高騰を感じていながらも買った野菜は?
1位 白菜
2位 キャベツ
3位 大根
4位 レタス
5位 ほうれん草
以下、ねぎ、トマト、キュウリ、人参、ブロッコリー……と続きます。
トップはなんといっても白菜。3位の大根・5位のほうれん草とともに、鍋料理には欠かせない食材ですね。今年の冬はとくに寒い日続きですから、あったかいお鍋をつくるために、多少高くても「買う!」と決める人が多いのでしょう。
2位のキャベツ、4位のレタスは生食できる野菜の代表。サラダで手軽に食べられるメリットは大きく、購入に踏み切る女性が多いようです。
野菜の高騰を乗り切る工夫3つ
美容にも健康にも不可欠な野菜。いくら高くても「全く買わない」というのはちょっと厳しい!
全国の女子たちは、これを乗り切るためにどんな工夫をしているのでしょうか? アンケートに寄せられた意見を見てみましょう。
工夫その1「芯まで使い切る」
- 「キャベツやレタス、白菜等の葉もの野菜の一番上の葉は捨てていたが、今はそれすらも貴重に感じ使うようにしている。芯の部分も薄くスライスして食べるようにしている」(39歳)
いつもなら捨ててしまう部分も全部食べてしまう工夫です。美味しく食べるレシピを身につけることができれば、野菜の値段が下がった後も節約に使えそうですね!
工夫その2「傷まないよう管理する」
- 「野菜を傷ませないために早めに下処理して冷凍保存したり、常備菜を作ってこまめによそって食べたり、いつも以上に気をつけて管理している」(31歳)
普段以上に貴重な野菜。まとめ買いしてうっかり腐らせてしまう……なんて事態は避けたいところ。食べきれない分は早めに処理して、冷凍庫・冷蔵庫で保存できれば完璧です。
工夫その3「代替品を使う」
- 「白菜が食べたいときはキムチで乗り越えた」(28歳)
- 「代用できるものは代用で、生野菜のサラダはやめて常備菜の作り置きに変えた」(29歳)
- 「もやしをたくさん使う、乾燥野菜を買って無駄にしない」(30歳)
比較的価格が安定しているキムチ、もやし、乾燥野菜。これらを食べることで他の野菜不足を補ったり、傷みやすい生野菜よりも日持ちする常備菜の材料を買うなど、代替品を上手に使っている人もたくさんいました。
他にも豆苗、スプラウト、冷凍野菜(ほうれん草やブロッコリーなど)もおすすめです。これらは天候不良の影響を受けにくく、値段も安定しています。
【まとめ】
いかがでしたか?
もうしばらくは続きそうな野菜の高騰。これらの工夫を取り入れながら、上手に乗り切りたいですね!
(豊島オリカ)
情報提供元:マイナビウーマン