焼肉屋の超定番!「チョレギサラダ」って、要するに何?
焼肉屋さんに行ったときはもちろんお肉をたっぷり食べたいけれど、栄養バランスも考えると野菜もしっかり食べておきたい! そんなときについつい頼んでしまうメニューといえば「チョレギサラダ」。
食べたことはあるし、なんとなくこんなサラダだよね、というイメージはあるけれど、「チョレギ」って、そもそもいったいなんなのでしょうか……?
その疑問を野菜ソムリエアワードにて全国優勝経験があり、食の情報を発信し続けるWEBメディア「365マーケット 食オタMAGAZINE」の編集長を務める、食に関して広い知識を持つ「食のオタク」である野菜ソムリエ、藤田久美子さんにうかがいました。
◆「チョレギサラダ」って、どんな材料でどんな味つけ?
「チョレギサラダ」とは、ごま油ベースの塩味ドレッシング「チョレギドレッシング」がかかったサラダのことを指します。
サニーレタスやグリーンリーフレタスに白髪ねぎなどをトッピングし、そこにドレッシングがかかっていることが多いですね。
「チョレギサラダ」といえば、焼肉屋や韓国っぽい……というイメージがある、という方も多いかと思われますが、実は韓国には「チョレギサラダ」はありません。
日本独自のもので、このドレッシングを販売する際につけた商品名から広まったサラダです。
浅漬けキムチのことを韓国語で「コッチョリ」と呼びますが、この「コッチョリ」が地方の方言で「チェレギ」「チョレギ」と変化した、と言われています。コッチョリは「浅漬けキムチ」と言っても、発酵させずに漬けてすぐ食べるのが特徴なので、キムチというよりは「味付けした生野菜サラダ」のほうが近いですね。
365マーケット 食オタMAGAZINE編集長 藤田久美子さん
野菜ソムリエ、健康マスターエキスパート、健康経営アドバイザーの資格を持ち、食のオタクが集まり食の情報を発信し続ける「365マーケット 食オタMAGAZINE」の編集長を務める。
第5回野菜ソムリエアワードで6万人の中から優勝した経験を持ち、その知識の広さには定評がある。