お洒落なカフェで見かける「コブサラダ」って、要するに何?
お洒落なカフェやダイニングなどで見かけるサラダ「コブサラダ」。
なんとなくアボカドや卵など、いくつかの具材が同じくいらいの大きさに切り揃えられてできている……という印象がありますが、実際のところどのような条件を満たせば「コブサラダ」と呼ぶことができるのでしょうか?
野菜ソムリエアワードにて全国優勝経験があり、食の情報を発信し続けるWEBメディア「365マーケット 食オタMAGAZINE」の編集長を務める、食に関して広い知識を持つ「食のオタク」である野菜ソムリエ、藤田久美子さんにうかがいました。
◆「コブサラダ」って、どんな材料でどんな味つけ?
同じくらいの大きさに切りそろえた具材たっぷりのサラダに、コブサラダドレッシングをかければ「コブサラダ」です。
コブサラダの「コブ」は、「シーザーサラダ」と同様に人の名前からきています。
もともとはハリウッドにあるレストランオーナー「ロバート・H・コブ」さんが考案したサラダ。空腹のコブさんが、厨房の冷蔵庫から食材を引っ張り出して、手早く簡単に作れるものとしてでき、人気メニューになったものです。
コブサラダに使われる具材は、アボカド、レタス、トマト、ベーコン、鶏のささみ、ゆで卵などが多いですが、お好みでブロッコリーやきゅうり、フルーツ、豆、ナッツ類など、なんでものせてOK!
コブサラダドレッシングは、ケチャップとマヨネーズをベースにしたような味で作られることも多いですが、これと決まりきっているわけではなく、甘いものから香辛料の利いたものまでさまざまです。
つまり、具材もドレッシングもかなり幅が広い!
同じくらいの大きさに切りそろえた具材が写真映えもするので、「こんな具材を入れても美味しいんじゃないかな?」と、自由な発想で作ってみると楽しいですよ。
具材たっぷり、が特徴なので、サラダの中でも満足感を得やすいのも特徴です。
365マーケット 食オタMAGAZINE編集長 藤田久美子さん
野菜ソムリエ、健康マスターエキスパート、健康経営アドバイザーの資格を持ち、食のオタクが集まり食の情報を発信し続ける「365マーケット 食オタMAGAZINE(https://media.365market.jp/)」の編集長を務める。
第5回野菜ソムリエアワードで6万人の中から優勝した経験を持ち、その知識の広さには定評がある。
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