雑誌の付録ウォッチャーとしては毎回見逃せないのが、ビューティ誌『美的』の付録。2014年3月号では何やら「かっさブラシ」なるものが付録になっていました。
そもそも「かっさ」って何? ということをとっても簡単に説明すると、2500年前から中国で行われてきた民間療法が由来の、東洋医学的なデトックス。いらないものをどんどん流して毒出しするものだそうです。
今回の付録となっている、モデル御用達サロン・ソリデンテ青山の小野晴康先生が監修した「かっさブラシ」も、さまざまな毒出しができる、一石五鳥アイテムとのこと。
1. 滞りをなくして、巡りのいいからだをつくる、くぼみ押し
2. 気になる脂肪太りを解消! セルライト流し
3. コリかたまった部分をほぐしてすっきり爽快! 筋肉ほぐし
4. 肩や首コリに多い、深層の筋肉の硬直をほぐす、万年コリほぐし
5. 悩めるひじ、ひざ、かかとをなめらかにする、ピーリングブラシ
私たちの体に関する悩みを解決に導く要素がみっちり詰まってるではないですか。
というわけで、全身コリがひどく、セルライトも気になり、かかとのごわごわも気になるという、まさに「かっさブラシ」を使うにうってつけのWoman Insight編集部スタッフが試してみました。
【1】毒出し効果をマックスに!巡りを良くするくぼみを押してみた。
マッサージによる毒出し効果をマックスにするためには、まずは体の巡りを良好にするのが重要。「あごの裏、鎖骨、わきの下、みぞおち、そけい部、お尻のえくぼ、ひざ裏」の7か所は、太い血管や神経が集まっている、毒出しのキーポイント。
「かっさブラシ」の突起を軽い力で垂直に押し込みます。1か所につき2回程度で充分。効かせたいからといって何度も繰り返すと、刺激が強すぎて体が拒否し、逆効果に。鎖骨など、左右対称のくぼみは交互に押すと効果的です。
結構軽く押しているのに痛いような気が……これは老廃物が滞っているということでしょうか。
【2】セルライトを流してみた。
筋肉と脂肪が絡み合ってボコボコになった(字面だけでおそろしい……)セルライトに、かっさブラシの一番大きな面で刺激を与えるとほぐれるとのこと。
薄手の服の上から、かっさブラシ表面の凸凹で肌をこすると、セルライトがほぐれやすくなります。気になる部分を直接こするのはもちろん、わきの下の側面をこするとウエストの脂肪に効果大! ぷよぷよ二の腕や、なかなか落ちないふとももでもOKです。確かにごりごり気持ちいい!
【3】筋肉をほぐしてみた。
長時間のデスクワークで疲れ切った頭に、立ちっぱなしで疲れた足首からふくらはぎの疲れに……。とにかく疲れたあなたは是非チャレンジ。
…………極楽。
これはオフィスに置いておいて、疲れたらゴリゴリするとよさそうです。また、スマホ疲れなど、何かと疲れがたまりやすい首の後ろの疲れにも効くとのこと……。
効きます!!!!
「ああ、そう、このくらいの強さで押したかったんです!」という絶妙な強さが実現できます。永遠にやっていたくなりますが、やりすぎにはご注意です。
かっさブラシの手のような部分は、体中の大きな筋肉に刺激を与えてくれて、大きなくぼみの部分は足首にぴったり。用途によって使い分けましょう。
【4】さらに深層の万年コリをほぐしてみた。
気になる首から肩のコリは、かっさブラシ側面で一掃! 体の少し奥のほうにある隠れた筋肉をしっかりキャッチしてもみほぐしてくれます。「かっさブラシ側面で、首筋~肩先をやや強めになでると、肩コリがスッキリ。しかも、首~肩の流れが良くなるので、顔のむくみにも効果的」とのことですが……
「ああああああ…………!!!」
これもまた極楽。ずっとゴリゴリできます。お疲れモードのときには、上司の目を盗んでずっとやっていたくなります。中毒性があります。しかしこれもやりすぎには注意です。
【5】ピーリングをしてみた。
仕上げに肌も磨きあげます。ひじ、ひざ、かかとに手持ちのオイルやジェルをなじませ、ブラシでごく軽くこすります。仕上げに足裏を軽くこすると、体がポカポカに!
ひじの黒ずみがすっきりキレイ&なめらかになるそうです。確かにちょっとつるんとしたような。
サイズもそんなに大きくないので、家でのケアはもちろん、オフィスでちょっと疲れたな……というときにもすぐに使えるすぐれもの。しかし、こんなに効果のあるブラシ、買ったら数千円くらいしそうなのに、620円の『美的』の付録で本当にいいんでしょうか……。お得にキレイになりたい方は、是非チェックしてみてくださいね。(後藤香織)
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