2017年は「働き方改革」という言葉があちらこちらで聞かれた年ではなかったでしょうか。でも実際はどれだけ会社に「働き方改革」が反映されたのでしょうか。
株式会社ALL CONNECTが上司がいる20代会社員400人に「社内の風通し」について調査。今年非常に大きな話題となった残業問題はどうなったのでしょうか？
■あなたの会社で導入されている働き方改革の取り組みを全てお答えください。
1位 「育児休暇」60.8％
2位 「長時間労働の削減」42.5％
3位 「短時間勤務制度」37.5％
保育園に入れない児童がいる以上、会社側も「育児休暇」を推進していかなくては、会社にとって大切な人材が離れていってしまいますよね。そして今年会社が最も取り組んだであろう「長時間労働の削減」。それに付随するかのように「短時間勤務制度」がランクインしました。
では実際に、残業時間はどのくらいなのでしょうか。
■1ヶ月のおおよその残業時間を教えてください。
＜女性＞
1位 「10時間未満」53.7％
2位 「10時間以上30時間未満」34％
3位 「30時間以上50時間未満」8.4％
＜男性＞
1位 「10時間未満」28.4％
2位 「10時間以上30時間未満」51.3％
3位 「30時間以上50時間未満」11.2％
女性の半数は「10時間未満」と回答。月に3〜4日程度、2.3時間程度の残業をしている感じでしょうか。これなら体への負担は少なくて済みそう。とはいえ、女性でも約3割、男性の半数は「10時間以上30時間未満」と回答。こうなってくると徐々に身体への負担が出てきますよね。30時間ともなれば心に余裕がなくなりそう。
では働き方改革が会社に浸透するようにするにはどうすれば良いのでしょうか。
■あなたは働き方改革の取り組みをよりスムーズに行うために、”社内の風通しの良さ”は重要だと思いますか。
「重要である」56％
「やや重要である」36.5％
「あまり重要ではない」5.3％
「重要ではない」2.3％
多かれ少なかれ「重要」と回答した人は、なんと92.5％にも！
では風通しの良さとはどんなことを考えているのでしょう。
■あなたが社内の風通しが良いと思う環境を全てお答えください。
1位 「上司に自分の意見を言える」
2位 「自分の考えを聞いてもらえる」
3位 「休みを取得しやすい」
やはり自分の意見や考えが伝えられる会社っていいですよね。上司が威圧的だったり、先輩がワンマンな感じで何も言えない状態は、常にストレスを感じながら仕事をすることになってしまいます。また「休みの取得」も、上司や先輩が取ってないのに、自分だけ取得は難しい会社ってまだまだあるのではないでしょうか。休める人から休もう！というチームワークを大切にしてくれる会社だと、社内の風通しもいいと感じますよね。
いかがでしたか？ 今年話題となった「働き方改革」は、少しづつですが順調に進んでいるのではないでしょうか。Wワークやフレックス制など、もっと働き方が自由になると、仕事が効率的に回るかもしれませんね。（あおいあん）
情報提供元：株式会社ALL CONNECT
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