近年、注目が集まっているファッション小物「スカーフ」。今シーズンのトレンドとして、ユニクロでも590円という低価格ながらバリエーションを豊富に取り揃えています。首に巻いたり、バッグのアクセントにと、ファッションに取り入れることが多いですが、ヘアアレンジの小物としても最適。ドラマ『地味にスゴイ!校閲ガール・河野悦子』(日本テレビ系)の石原さとみさんに習って、スカーフを使った簡単でおしゃれなヘアアレンジをご紹介します♡
目次
■ヘアアレンジで使うスカーフのたたみ方は?
■ひとつ結びもスカーフ一枚で劇的おしゃれ!
■女子力高い!スカーフ×編み込みアレンジ
■ロングヘアに。スカーフ×三つ編みアレンジ
■ミディアムOK!バンダナ風スカーフアレンジ
■パーティに♪スカーフ×ギブソンタックアレンジ
■ヘアアレンジで使うスカーフのたたみ方は?
ヘアアレンジを始める前に、まずは、スカーフのたたみ方からチェック! 実は、ヘアアレンジしやすいたたみ方があるんです。
まず、テーブルの上に、スカーフの角が左右上下にくるように置いて(1)、上下の角を中央に向けて折ります(2)。上下をさらに中央に向かって折ったら(3)、真ん中で半分に折り畳みます(4)。それをさらに半分に折ったら準備完了!(5) この折り方にすれば、角が表に見えないだけでなく、アレンジの途中でスカーフの形が崩れにくく、1本のリボンのように使えます。ぜひ試してみてくださいね。
■ひとつ結びもスカーフ一枚で劇的おしゃれ!
いつものひとつ結びも、スカーフを一枚投入するだけでヘアアレンジ上級者に早変わり! このヘアアレンジで使用するのは、スカーフ一枚とゴム1本のみ。
ストレートヘアの人は、毛先を中心に髪をゆるめに巻いておきましょう。ハリのあるスカーフとカーブのついた髪とのバランスもよく、ラフにまとめてもおしゃれ見えも叶います(1)。
次に、折ったスカーフをゴムに通します(2)。耳が半分隠れるように髪を後ろでひとつにまとめたら、表面の髪を少しずつ引き出して後頭部に立体感を出します(3)。髪を整えたら、スカーフを通したゴムで一つに結びましょう。この時、スカーフが毛束の下にくるようにしておきます(4)。
ゴムが隠れるように、スカーフを結びます(5)。結び方はかた結びがおすすめ(6)。
ゴムにスカーフを通すことで、スカーフが落ちる心配もなし。髪を結ぶ位置(高さ)は、ファッションやシーンに合わせて変えてみてくださいね。
■女子力高い!スカーフ×編み込みアレンジ
ひとつ結びをちょっとランクアップ! 編み込み+スカーフで、女子力高いヘアアレンジが完成しちゃいます。
アレンジの前に、髪全体をゆるく巻いておきます。こちらのアレンジでは、スカーフとゴムが一緒になったヘアゴムを使用していますが、基本のひとつ結びと同様、スカーフ一枚とゴム1本でもOK。編み込み部分にボリュームが出やすいので、スカーフは少し小さめのものを使うのがおすすめ。
トップから耳の後ろあたりまで編み込みをしたら、ゴムでひとつにまとめて結びます。編み込む時は、ざっくりゆるめに。ギュッと編み込んでしまった場合でも、ゴムで結ぶ前に、髪の表面のところどころを引き出してあげれば大丈夫です。
すっきりひとつにまとまっているのに、サイドからちょっぴりこぼれた髪に色っぽさも感じるヘアアレンジ♡ ひとりで編み込みができるという方は、ぜひトライしてみて。
■ロングヘアに。スカーフ×三つ編みアレンジ
ロングヘアなら、スカーフを大胆に使った三つ編みのヘアアレンジもおすすめ!
このアレンジで使うのは、スカーフ一枚と、細く小さいゴム2つ。このゴムは、100円ショップなどで購入できます。
髪全体をゆるく巻いた後、ハチ上(耳より指3本ぐらい上の髪)をとりハーフアップ(1)。ゴムで結んだら“くるりんぱ”します(2)。この時、トップの髪がつぶれないように整えておきましょう。
くるりんぱした部分に折りたたんだスカーフを引っ掛けたら(3)、下している髪を縦に3等分します。左右の毛束それぞれにスカーフの両端をあわせて持ち(4)、分けた3束を毛先まで三つ編みしていきます(5)。毛先はゴムで結び、その上からスカーフでかた結びを(6)。
人気の“くるりんぱ”を使った応用ヘアアレンジなら、編み込みができない人でも簡単におしゃれに仕上がります。
インパクトがありながら難しいテクは必要なし。慣れれば10分もかかりません。毛先がとってもキュートで、カジュアルなファッションも女性らしく見せてくれるはず。
■ミディアムOK!バンダナ風スカーフアレンジ
スカーフを使ったヘアアレンジは、ロングヘアだけでなく、伸ばしかけの中途半端な髪をまとめるのにもぴったり。次は、ミディアムヘアのアレンジをご紹介します。
前髪と顔周りの髪を残し、耳上の髪をハーフアップにします(1)。ハーフアップで結んだ部分をくるりんぱし、下半分の髪も結んで、くるりんぱを(2)。毛先は、下半分でくるんりんぱした根元(ゴムで結んだ部分)の“くぼみ”に入れ込み、ピンで固定します(3)。
前髪は残し、サイドの髪は片側ずつねじります(4)。毛先は下半分の“くぼみ”あたりにピンで留め、毛先もくぼみの中に隠しましょう。くぼみの上にバレッタなどをつけると、ピンなどが目立たなくなります(5)。
最後に、ヘアバンドの要領でスカーフを巻いたら完成です(6)。前髪やサイドの後れ毛は、コテなどで巻くとさらに女子度が上がります♡
カジュアルな大人スタイルに仕上がりました。真夏には涼しく、首回りにボリュームが出やすい秋冬のまとめ髪としてもいいですよね。
■パーティに♪スカーフ×ギブソンタックアレンジ
アメリカの画家、チャールズ・ダナ・ギブソンが描く女性が元となっている“ギブソンタック”のヘアスタイル。タックとは「入れ込む」という意味で、毛先を髪の中に入れ込んでいることからきているそう。
ヘアアレンジ上級者向けで難しすぎる?と思うかもしれませんが、スカーフを使えば、意外と簡単に作ることができるんです。
用意するのは、スカーフ、アメピン、26mmアイロン。前髪が長い人はセンター分けにし、髪は全体をゆるく巻いて仕上げておいてください。
スカーフは折りたたんだ後、頭の形に合わせて、端を結んで輪にします(1)。それを上からかぶせるようにスカーフを頭にはめます(2)。顔周りの髪は残しながらスカーフの位置を調整し、ずれないようにアメピンで数か所留めておきましょう(3)。
次に、耳の上の毛束を取り、スカーフの内側に毛先を入れ込みます(4)。続いて、耳後ろの髪も同様に。少しずつ毛束を取りながら、スカーフの内側に髪を入れていきます(5)。髪が落ちてくるようであれば、ピンで留めましょう。
左サイドから後ろ、右サイドから後ろの順に髪をすべて入れ終わったら、前髪をコテで巻きます。根元からはさんで軽く内巻き→毛先は外巻きに(6)。これで完成!
ギブソンタックは、結婚式でもよく使われるヘアアレンジ。カジュアルなパーティならスカーフで、結婚式ならスカーフの代わりにリボンで代用しても。マスターしておくといろんなシーンで活用できそうですね。
同じヘアアレンジでも、スカーフのサイズや柄、デザインなどが変わればまた違った雰囲気に仕上がります。
ヘアアレンジ以外でも、手持ちバッグのハンドル部分に巻きつければ、あっという間に自分だけのオリジナリに。トレンドのスカーフを取り入れて、ファッションもヘアスタイルももっと楽しんじゃいましょう!
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