万年筆って知的な女性のイメージで、かっこいいですよね……。しかし、一度は使ってみたいものの、なかなか値段が張るものも多く、1本目にはどんなものを使えばいいのか迷っているあなたに朗報です!
なんと、『Oggi』2014年1月号には、万年筆が1冊に1本ついてくるんです! あの信頼ブランドtheoryとコラボし、本格的な仕様はもちろん、細部までとことんこだわり、半年以上かけて完成に至った万年筆。付録ウォッチャー界には衝撃が走ります。Oggi、特別定価790円なのに万年筆がついてくるなんて……太っ腹すぎやしませんか? ですが、ここは有難く太っ腹に甘えておきたく思います。
さて、それではその万年筆、いったいどんなものか見てみましょう。
パッケージからすでに高級感漂うデザイン。開けるのが楽しみになりますね。
ドキドキしながら開けてみました。本当にこれ、付録でついてきていいクオリティなんでしょうか?
レザー調のモチーフで、theoryのクールなリッチ感を表現したニュアンスホワイト。持ったときには手にしっとり吸い付くようなしなやかさ。万年筆の要であるペン先には、繊細でクラシカルな彫りが施されていて、惚れ惚れしてしまいます……。
さて、見た目だけではなく書き味はどんなものか試してみたく思います。まずは軸を回して、銅と首軸を外します。
カートリッジの向きに注意しながら、首軸内部の芯にカートリッジを差し込みます。
このとき、カチっと音がするまで差し込みましょう。ペン先にタオルハンカチなどを添えると手が痛くありません。
しかし、インクがペン先に伝わるまで少々時間がかかるという万年筆の特性上、すぐに書けるとは限りません。
書けない……。
そんなときは、キャップを閉めてペン先を下にした状態で、10分ほど放置してみましょう。
―10分後―
書けました!
インクは一番人気のブルーブラック。まずは横書きで苗字を書いてみました。細くなったり太くなったり……いい書き味出してます。
英語もサラサラ書けます。ちなみに、Oggi1月号では全モデルが大集結した特集があるのですが、そこでのサインや直筆メッセージもなんとこの万年筆で書いたもの。松島花ちゃんや佐々木希ちゃんと同じペン……! ちょっとドキドキしてしまいますね。
縦書きももちろんいい感じに。しかし私、万年筆というものを恥ずかしながらほとんど使ったことがないのですが、これは、楽しい!
万年筆で書く感触がとにかく楽しすぎて、いっぱい書いてしまいました。
しかし、この書くときの音や書き心地のすばらしさ……。なんてことなく日々行っている「書く」ことが、こんなに楽しいのか! と思わせてくれるペンなんです。是非皆さんも試してみてくださいね。
ちなみに付属のインクはブルーブラックですが、やはりボールペン同様黒がいいな、という方は、ペリカン、モンブラン、ウォーターマンなどの欧州共通規格のカートリッジインクでしたら対応可能なので、そちらをご使用ください。しかし、使い込むほどに自分に合った書き味になる筆記具、これからどう育てていきましょう? これは、毎日の仕事や勉強が楽しみになりそうです!(後藤香織)
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