高杉真宙の「手」は甘い香り?写真集の初握手会前に思わぬハプニング

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話題作に続々出演している、今大注目の若手俳優・高杉真宙(たかすぎまひろ)さんの“20歳”を切り取ったフォトブック『20/7』がついに発売!

タイトル“20/7”は、19歳から20歳と大人の階段を登った高杉さんを、7人の写真家が撮り下ろす「20 age/7 people(7人の写真家が切り取った20歳の高杉真宙)」という意味と、「24/7(毎日、四六時中)」のスラングを絡めたもの。

写真集発売を記念して、2017年7月2日(日)、東京・書泉グランデ神保町店にて購入者を対象に、自身初となる握手会を開催。

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メディア向けに囲み取材も行われたのですが、サプライズ時に思わぬハプニングも……。コロコロと変わる表情の高杉さんの写真とともに、その模様をたっぷりとお届けします!

 

■高杉真宙、1年間撮りためてきた写真を見て自分の変化を実感


まず、出来上がった写真集を手にした感想に、「1年間かけて撮った作品なので、1年前の写真を見ると顔が変わっているのがよく分かる。実家と離れているので、(家族と)なかなか会えたりしないので単純に自分の写真が記録として残っているのが嬉しいです」と高杉さん。

続けて、「たまに、朝起きて鏡を見て寝癖を直すけれど、それを毎日続けていても自分では分からないんです。写真を見て気づいた感じ。どんどん変わっていくんだなと実感しています」と、1年の成長を、写真集で客観的に見て実感した様子。

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10代から20代になり、もう間もなく、21歳。自身が変わった要因を聞かれると、こんな言葉を。

「去年1年間は嬉しいことに、ずっと映画を撮影させていただきたくさんの経験をして、いろんなものを得て、いまここにいられる。そういう経験の下、たくさんの人に出会ったことによって変わっていくのかなと思う」(高杉さん)

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また、19歳から20歳にかけて「大きな変化はなかった」と語り、「だからこそ、気を引き締めていかないと行けないと思った」そう。20歳になることに内心ドキドキしていたものの、実際になってみると「年齢じゃなくて、自分の感覚なんだなと思った。これから9年で30歳になるので『急がなきゃな』……精神年齢が追いついていかないと」と、話していました。

21歳の抱負に、「去年ずっと映画を撮影していて、今年たくさん公開されます。たくさんの人に知ってもらう機会があると思うので、それに負けず、自分のスキルも上げていける1年にしていきたい」と語る場面も。また、プライベートでやっている“乗馬”をもっと乗りこなして、「仕事でいつかそういう役ができたらいいなと思うので、頑張って、馬と戯れたいと思います」と高杉さん。

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やってみたい役に関しては、「ずっと言っているんですけど……」と、「戦時中の役をやりたい」と。理由は「坊主にしたい」から。「男だったら一度はやってみたい」と話し、「(やるなら)今しかないんじゃないかなと思って。でも時間はありそうなので、ゆっくり“坊主”を待ってます(笑)」と。

 

■「写真を撮られることが好き」という高杉真宙。「演技の感覚と近い」


今回の写真集では、7人の写真家による異なるコンセプトでの撮り下ろしというとてもユニークかつ挑戦的な内容になっていますが、これには、高杉さんのある思いが込められているそう。

「たくさんの人に撮っていただきたいというのが最初にあった。元々写真を撮られるのが好きだったので、たくさんのカメラマンさんに撮っていただきたいというのがあり、それによってどんなふうに自分自身も撮られ方が変わっていくのかというのがすごく楽しみだった」(高杉さん)

お気に入りに挙げたのは、7人の写真家による写真が並ぶ「表紙」。

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実は、高杉さんのアップになった顔は、大きな「帯」で、「これが帯だというのは意外と知られてなくて。(実際に手に取ってみて)みなさんビックリしたんじゃないかな」と高杉さんも言うほど。

そして、撮影では“タトゥーメイク”にも初挑戦。「めちゃくちゃ楽しかったです」という高杉さんでしたが、写真を撮られることが好きでも、囲み取材にはちょっと戸惑いもある様子で……。

「撮られている時の感覚って、僕、わりと演技(をしている状態)に近いんです。素というよりも、そういうふうに撮られている自分に酔ってるみたいな(笑)。だから素の状態で撮られるのがめちゃくちゃ恥ずかしいんです。いまもすごく照れるんですけど……(笑)」(高杉さん)

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写真を撮られるのは“演技をしている時に近い感覚”と話していましたが、体作りをして挑んだという上半身を脱いでいるカットも、撮影当日、「『よっしゃ脱ぎたいぜ!』ではないけど(笑)、しっかり男っぽいところを見せられたらと思って」と、抵抗はなかったことを告白。

一方で、休日は「ずっと部屋にいる」高杉さんの、プライベートに近い“部屋でゴロゴロ”しているカットも写真集に収められているとか。「わりとインドアです。わりと…というか、がっつりインドアです(笑)」と苦笑い。

 

■高杉真宙がバースデーケーキのサプライズでハプニング!


さて、囲み取材では、7月4日に21歳の誕生日を迎える高杉さんのため、サプライズでバースデーケーキが登場!

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写真集の帯で使用している写真がプリントされたケーキを見て、「わぁ~! 僕じゃないですか!」と声を上げ、ここで再び撮影タイム。ケーキの向こう側からひょこっと顔を出すようにしゃがみ、満面の笑顔を見せてくれました。

と、ここでいくつかハプニングが……。

まず、ケーキに挿してあるロウソクの火が、室内の冷房の風でなかなか点かない。そこで、高杉さんが手をかざして風をさえぎってくれたのですが、カメラマンさんから「ヤケドしないでね」という声がかかると、「はい! 気をつけます!」という返事。何度点けても消えてしまうので、結局、炎なしの写真になりましたが、とてもいい笑顔を見せてくれました。

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最初は片手で遮っていたのですが……

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最終的には写真集を置いて、両手でロウソクを囲んで火を点けるお手伝いを。

 

途中、誕生日のスケジュールを聞かれると、「がっつり仕事が入ってます。スケジュール確認しました(笑)。でも、ひとりじゃないのでいいなと思って」と言っていた高杉さんに、当日のお祝いもあるのでは?という声がかかると、「マジすか?」と嬉しそうな顔をした後、「誕生日ってソワソワしますよね」なんて言葉も。

そして、スチール撮影では置いて撮影していたのですが、ムービー用に手で持ってくれた高杉さん。

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「持ちますか?」という感じでムービーカメラマンに確認。

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そして、持ち上げて順調に撮影。ここまでは何の問題もなく進んでいたのです。

 

「けっこう重いです」とか「いいニオイがずっとしてます」なんて言いながら、持っていたケーキを置いて、感想を……というその瞬間。

「あ~!!!」という声が。

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見ると、高杉さんの左手にクリームがベッタリ……。それまでそつなく物事が進んでいたので、まさかそこでそんなハプニングが起こると思わず、なぜクリームがついたのか、その瞬間を見逃してしまいました。残念!

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ただし、その後、“やっちゃった(笑)”という表情の高杉さんは、しっかりとおさえておきました。「ごめんなさい……こんなにキレイなケーキなのに」という高杉さんでしたが、手についたクリームを拭きつつ、ペロッと舐めたりと、カメラマンにたっぷりシャッターチャンスという贈り物をくれたのでした。

「握手会の前にちゃんと手を洗います(笑)」と言っていましたが、もしかしたら甘い香りが残っていた、かも?

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「初めての握手会なので実感がないというか、どんなふうに握手会をすればいいのか本当に分からないんです。想像がつかないので緊張もなくて、すごくワクワクする感じが強いですね。楽しみです」(高杉さん)

 

1年間かけて撮りためてきた成長を感じられる写真の数々。高杉さん自身振り返って「自分の中であっという間だった。そして、やっと発売という感じも。たくさんの人に僕の男らしい部分や素の部分、たくさんの僕が見られると思うので、隅々まで、高杉の顔を飽きるぐらいまで見てもらえたらなと思います」とメッセージも。

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今後も、主演映画『逆光の頃』を含め、出演作がたくさん控えている高杉さん。大人の男に成長を続ける合間に見せるキュートな笑顔もまだまだ健在。そんな彼にぜひご注目を。(さとうのりこ)

高杉真宙 2nd写真集『20/7』(読み:トゥエンティー セブン)
2017年7月1日(土)発売
定価:2,500円+税(予定)/判型:A4判/撮影:写真家 7名(小松陽祐、sai、須田卓馬、TAKAKI_KUMADA、半沢健、藤本薫、藤本礼奈 ※五十音順)

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