「睡眠時間は5.8時間」「時間外労働は16時間」イマドキ女子の働き方とは

皆さんは「正社員」ですか、「契約」? それとも「バイト」? 「フルタイム」? 「短時間勤務」? 働くと言ってもいろいろな働き方がありますよね。希望した働き方をしている人もいれば、しょうがなく今の職に就いている人も。最近では時間外労働が問題となっていますが、実際のところどのくらい残業をしているものなのか……。

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日本ファイナンシャル・プランナーズ協会が全国の20〜50代の就業女性1,200人に「働く女性の暮らしとお金」について調査。働き方は人それぞれだけど、働き女子の平均値、知りたくないですか?

まずは、基本となる就業形態を見てみましょう。

「正規社員、職員」30.7%
「契約、派遣」15.1%
「バイト、パート」47.8%
「役員(経営者、理事、監事など)」0.4%
「事業主(自営業、個人事業主など)」4.8%
「専門職(医師、弁護士、会計士など)」1.8%

一番多かったのは「バイト、パート」で約半数でした。「正社員」は約3割で、「契約」は約1割。売り手市場と言われる昨今にも関わらず、「正社員」の割合の低さに驚きです。

では働き方は「フルタイム勤務」か「短時間勤務」か見てみましょう。

「フルタイム勤務」55.8%
「短時間勤務」44.2%

全体的で見ると約半数づつに分かれました、が、20代を見ると「フルタイム」が7割で、「短時間」が3割となります。「正社員」であれば、「フルタイム」が9割で、「短時間」が1割未満となってきます。逆に、「短時間勤務」が多い割合なのは、「子どもがいる女性」と「バイト」になってきます。つまり若い正社員であれば、「フルタイム勤務」が可能で、子どもがいたりバイトであると「短時間勤務」をせざるをえない状態が見えます。

では、職場までの通勤時間や帰宅時間がどのくらいなのか気になりませんか?
まずは、職場までの通勤時間(片道)を調査。

1位 「15分〜30分以下」
2位 「5分〜15分以下」
3位 「30分〜45分以下」

半数以上が30以内で通勤できると回答。でもちょっと注目なのが、「1時間以上」かけて通勤している人が合計7.8%もいるということ。この傾向は関東に多く、都内で仕事をする人は住む場所が郊外だと、平気でこのくらいの時間かかっちゃいますよね。ちなみに、平均通勤時間は28.1分でした。

お次は帰宅時間。「フルタイム勤務」と「短時間勤務」で見てみましょう。

<フルタイム勤務>
1位 「18時」
2位 「19時」
3位 「20時」

<短時間勤務>
1位 「16時」
2位 「18時」
3位 「17時」

フルタイムに比べて短時間の方がやはり1〜2時間ほど早い帰宅時間となりました。

では、仕事がある日の睡眠時間は何時間くらい確保できているのでしょうか?

1位 「5時間〜6時間以下」
2位 「6時間〜7時間以下」
3位 「4時間〜5時間以下」

「5時間〜6時間以下」が一番多く、平均すると5.8時間となりました。夕方に帰宅できたとしても、そこから家事をする人もいれば、習い事をする人もいるだろうし、TVやネットを楽しむ人もいますよね。そうするとなんだかんだで、24時当たりに就寝するのではないでしょうか。

最後に、最近問題になっている「時間外労働」の実態を見てみましょう。1か月に何時間残業をしているのでしょうか。

1位 「1時間〜10時間以内」
2位 「0時間」
3位 「10時間〜20時間以内」

2位の「0時間」は正社員ももちろんいると思いますが、バイトであれば時間外労働はグッと少なくなりますよね。なので、正社員であれば、1か月に「10時間以内」の残業をする人が多いということになりますね。ちなみに「10時間超え」の残業は、役職付きの人が多く見られました。

いかがでしたか? イマドキ女子の働き方が垣間見れましたね。私が大学を卒業する時は就職難だったし、正社員にならずバイトやフリーランスで働くことはタブー視されがちでした。でも今は、正社員になっても会社が突如倒産になったり、減給されるなど、正社員という保証がなくなってきた時代ですよね。好きな働き方で働いていても、軽蔑の眼差しで見られることも少なくなりました。これからの働き方はその時代時代にあった就業形態でいいのかもしれませんね。(あおいあん)

情報提供元:日本FP協会

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