SNSでリアル友達をリムーブ&ブロックした理由1位は…
現代女子たちのコミュニケーションに欠かせないのがSNSです。
多種多様なSNSで自分自身をアピールして、いいね!をもらったり、フォロワーが増えることを生きがいに感じている方も多いのではないでしょうか。
そして、SNSにつきものなのが、なんらかの理由で「投稿を見ているのがしんどい……」というところから発生する「リムーブ」や「ブロック」。
みんなのSNSブロックの実態について、18~35歳の女性118名に詳しく話を聞いてみました。
Contents
みんなはどんなSNSを使っているの?
まずは知りたいのが、「みんなはどんなSNSを、どれくらい使っているの?」という点です。みんなの使用実態をアンケートで聞いてみました。
Q.日常的に使っているSNSは?(複数回答可)
第1位 LINE 98.0%
第2位 Instagram 84.3%
第3位 Twitter 77.5%
第4位 Facebook 62.7%
第5位 Google+ 9.8%
コミュニケーションアプリとしても定番のLINEは、もはやほぼすべての女子が活用している実態が明らかとなりました。2位のInstagramと3位のTwitterは約8割、Facebookが約6割と、上位4位の四大SNSはかなりの割合で使われているものの、5位のGoogle+は約1割、そしてこれ以外の「その他」を回答した方は2.6%と、世に数多くのSNSはあるものの、人気SNSにかなり集中しているようです。
リムーブ・ブロック経験は?
SNSでのやりとりが活発になればなるほど、正直「もう勘弁して」と思うこともあります。こんなときには、友だちをフォローから外したり、ブロックしたりすることも可能。とはいえ、いざやろうとすると勇気が必要で……。実際に経験がある女子は、どれくらいの割合なのでしょうか。
Q.SNSで友達を「リムーブ」(フォローを外す)したことはありますか?
ある 68.6%
ない 31.4%
Q.SNSで友達を「ブロック」したことはありますか?
ある 64.7%
ない 35.3%
リムーブもブロックも、どちらも過半数が「ある」と回答!
これだけの人がリムーブ・ブロックしているのですから、むしろ「されたことがない」人も少数なのではないでしょうか。なんとなくされると、「え、私嫌われた?」と思いがちですよね。
でも、いざリムーブやブロックをされたところで、実はそこまで「私嫌われてるのかな」と落ち込むことはないようなのです。「リムーブ・ブロックをした理由」の調査結果を見ていきましょう。
女子がSNSでリアル友達をリムーブ&ブロックした理由ベスト5
Q.友達をリムーブ・ブロックした理由はなんですか?
1位 投稿が多すぎる 39.7%
2位 あまり仲良くなくなった 37.2%
3位 愚痴が多い 29.5%
4位 話題が合わない 28.2%
5位 イラッとすることを言われた 24.4%
6位 ケンカした 16.7%
7位 なんとなく 15.4%
そう、リムーブ・ブロックした理由の第1位は、投稿内容や人間関係などの各種理由を抑えて、シンプルに「投稿が多すぎる」こと。ついでに特に理由はなく「なんとなく」という方も結構います。なーんだ、考えすぎる必要ってなさそうですね!
フォローしている人が何百人もいればさほど気にならないかもしれませんが、少ししかフォローしていないと、1人ものすごく投稿する人がいると、ほぼその人の投稿で埋まってしまう! ということがありますよね。そこに「愚痴が多い」「話題が合わない」などが重なるとかなりの確率でフォローを外されそう……。
ただ、SNSを見ることは「義務」ではありませんし、見たいものだけ見るほうがよほど健全。そのとき自分の興味があることや人間関係を見直して、定期的に「整理」することも大切なのかもしれませんね。とはいえ突然リムーブやブロックをされる側から考えると……やはり少し切ないような気もします。
さて、最後にリムーブ・ブロックにまつわるエピソードをまとめました。
みんなのブロック・リムーブエピソード
私、こんな理由でブロックしました。
- 「情緒不安定な子で、すぐ悪口を共有して仲間を作りたがっていたので、疲れてしまってブロックしてしまいました」(21歳・学生)
- 「自分をかわいいと思っていそうな内容が多くて、見ていて好感が持てないのでブロックしたことがあります」(22歳・学生)
- 「Facebookで、精神論のようなものをつづるブログに対してばかり、いいね! をする友達がいて、見たくなくてやめた」(23歳・公務員)
- 「病んでますアピールが多い上に、会うと“私のツイート見た?”と聞いてきて、中身のない話を聞かされるのが嫌になった……」(25歳・会社員)
- 「非公開アカウントで、承認していない共通の知人に私の投稿を見せている人がいて……」(33歳・会社員)
あるある。非常にあるあるです。なんとなくどれかは「身に覚えがある……」という方も多いのではないでしょうか。SNSも実生活も、やはり「合わない」と思ったら距離を置くのが正しい対処法です。ただ、現実で会えばそんなにイヤな人でもないのに、SNSだと本性が出るのかどうにも合わない……ということもありますよね。合言葉は「SNSを見るのは義務じゃない!」です。
ただ、リムーブ・ブロックしたときにこんなことが起きている人もいるようです。
リムブロしたらこんなことが起きた……。
- 「男友達から下心丸出しの誘いが来て気持ち悪くなり、LINEをブロックしたら、今度はTwitterのDMが来て、いろんなSNSを使って連絡を取ろうとしてくるあたりがさらにダメだった」(22歳・学生)
- 「なんでブロックしたの?とLINEが来た。怖かった」(25歳・会社員)
- 「リムーブしたあと、その友だちに悪口を言われた」(18歳・学生)
- 「リムーブしたら、リプライが来て、「ねぇ!フォロー外れてるよ!たぶん操作ミスだと思うけど、直しておいてー!」と言われた…。ミスじゃないよ…。でも直接言われると、ミスじゃないよとも言えず「本当だ。スクロールしてる時にミスっちゃったのかも~」と言って、そっとフォローし直しました」(23歳・学生)
お疲れ様です。
いやはや、投稿量の多さだったり、合わなさだったりで外してみたのに、それを責められたらたまったもんじゃないですよね。常に身近なSNSで、ネガティブな話題ばかりを目にすると、なんだか自分の気持ちもネガティブになってしまいます。SNS疲れを避けるためにも、ブロックやリムーブは、ある程度仕方がないことなのかもしれません。
ちなみに、
「フォローをされたくないな、と思ったら、ブロックしてフォロー解除します。その後ブロック解除して、あたかも最初から相互フォローじゃなかったかのようにします。しれっと(笑)」(25歳・会社員)
という意見も。この「しれっと」感、重要ですね。
【まとめ】
もはや私たちの生活と切っても切り離せない「SNS」。でも、より生活を楽しくするためにあるはずのSNSに振り回されてしまっては本末転倒です。しんどくなりすぎる前に、もっと気軽にリムーブ・ブロック!が今よりも浸透していきますように……。(榎本麻衣子)
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