スマホの普及とSNSの浸透の結果、友達や恋人といつでも連絡が取れたり、その人が何をしているのか、何を思っているのかがリアルタイムで見えすぎるようになりましたよね。つくづく自分が中学生のときにスマホがなくて、良かったなと思います……。
そんな人間関係が大変なイマドキの若者のなかには「Twitterで複数のアカウント」を作って、本音と建前を分けて呟いている、なんて人もいるようなのです。そこで今回は、複数アカウントを作ったことがあるのか、そして作った理由について15〜24歳のイマドキ男子に調査してみました!
◆イマドキ男子にとって「Twitterで複数アカウント」は普通!その理由とは?
まず「Twitterアカウントをいくつ持っている?」か聞いてみたところ……、
「1アカウント」40.1%、「2アカウント」30.9%、「3アカウント」14.8%、「4アカウント以上」14.2%という結果になりました。つまり、59.9%の人が複数のアカウントを使い分けているということが判明しました!
約6割の人が複数のアカウントを分けてまで呟くこととは……。複数アカウントを持つ理由についても聞いてみると、
「発言やフォローする内容をジャンル分けするため」が最も多い44.3%。続いて「実際に接する友達(リア友)に知られたくないことがあるから」36.6%、「本音とそうでない発言を使い分けるため」32.5%と多く回答が集まりました。
最も多い「ジャンル分け」というのは分かります。例えば自分がアイドル好きの趣味を持っていると、イベントやCDリリースの時なんかはどうしたって呟かずにはいられず、その呟きがめちゃくちゃ多くてリア友のタイムラインが汚れる、自分で埋め尽くされるのは申し訳ないなという気持ち……、ものすごく分かります。
続いて多かった意見の「リア友に知られたくないことがある」「本音とそうでない発言を使い分け」。この結果からは、多くの人が自分の本音を話せる相手や場所を選んで、キャラクターをうまく使い分けている、ということが分かります!
どうしても呟きたい、という時、匿名で本音が吐けるTwitterは素晴らしいですよね……。現代人の憩いの場、かもしれません。
Twitterで複数アカウントを使い分けていることが判明した結果、SNSで友達といつでも繋がれる一方で、友達の間でも空気を読んで自分のキャラクターを使い分けたり、SNS上に本音を言える場を求めたりと、周囲との摩擦を避けながら、関係を築いていることが分かりました。
でも確かに、リア友に自分の本音を話すよりも、SNS上で様々な共通点でつながる友達の中で、話をしたい内容に応じて相手を選んだほうが気楽、ということもありますよね。TPOをわきまえる、なんてのは友達の間でもあります……。
このTwitter上での友達との関わり方について、私は相手を選んで話すタイプで、そのほうが悩んでいる時はベストな解答を導きだせる近道なんじゃないかと思うんですが、世代が違うと「そんなのは友達じゃない!」と言われそうだな、なんて思います。どの人にも良い顔しか見せないなんて、友達とは言えないのかもしれないですね。(かすみ まりな)
情報提供元:株式会社マンダム
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