WI ちなみに、メンバーの中で、自分に似ていると思う人、逆に似ていいないと思う人は誰ですか?
TY 似ているメンバー、似ていないメンバー、どちらもいないですね。誰かと似ているな、と思ったことは一度もありません。だからといって、この人とは真逆だな!と思ってこともないんです。僕たち6人は、本当に多種多様なキャラクターです。好きな音楽、食べ物やファッションも、みんなそれぞれ。だからといって、合わないなーと思ったこともないです。いいバランスなのかもしれません。
WI ひとりで行動することに、テギョンさんは抵抗がなさそうですが、メンバーの中でひとりでいることが苦手な人はいますか?
TY 確かに、僕はどんな状況でもひとりでいることが苦ではないんですが、メンバーは時と場合により、というかその都度、状況に応じて違うような気がします。
WI テギョンさんがこれまでにひとりで行動したことで、周りの人に驚かれたことはありますか?例えば、”ひとり焼肉”とか…
TY ひとり焼肉!? 日本ではひとりでご飯を食べることが多いそうですね。でも、さすがに”ひとり焼肉”は当たり前ではないんですね。僕もひとりで焼肉を食べることはないですね…。ただ、日本ではひとりでご飯を食べる人のために、隣に人形が置いてあるお店があると聞きました。それには驚きましたね(笑)。
WI 先ほどから”旅”に関するお話が出ていますが、ひとり旅ではどんなことを考えているんですか?
TY まさに僕はひとり旅が好きなんですが、その理由について考えてみると、新しい出会いを求めている気がします。普段仕事のときは、メンバーやスタッッフの方と常に一緒なので、旅では日常とは違う新たな刺激を求めているのかもしれません。旅に出ると、各地で人と出会ったり、新しい友達ができたりします。その出会いによって、その人たちはどんな人生を歩んでいるか、というのを知ることができます。
WI なるほど。
TY また、旅行先に選ぶのは、リゾート地というよりは歴史や伝統が残る場所。そこで街にまつわる歴史の話を聞くことが好きなんです。そういう話を通じて、ひとりの人間として、僕がこれから歩んでいくべき道というのが、頭の中でまとまっていくような気がしています。例えば、ミケランジェロによって描かれた天地創造に関する絵画がありますよね、子供の頃はすごく大きな絵だと思ったんですが、大人になってから実際に見てみるととても小さく感じられました。でも、その小さな絵が、こうやって何百年、何千年と人類の遺産として残っているわけです。それを見たとき、僕も人生の中で”しるし”となるようなものを残すことができたら…と思いを巡らせることができました。何かそういった気づきがあればいいなという思いで、いつも旅に出ています。
WI その“しるし”のひとつが曲を作るということですか?
TY ちょっと恥ずかしいですが……。そうだといいですね。作曲だけとか、ひとつの手段で何かを残すというよりも、いろんな表現があると思います。例えば、ミケランジェロは絵画だけでなく、ダビデ像も残していますよね。だからといって、僕がミケランジェロのよりにすごい!という意味ではないですからね(笑)!韓国のことわざに「虎はその皮を残し、人は名を残す」とあるように、人の心に長く残るような名前を残したい、という気持ちはあります。頑張ります。
WI 旅先で話を聞いたり、友達になったり、人見知りはしないんですか?
TY もちろん、人見知りはしますが、それがすごくエキサイティングで面白く感じられます。芸能界の人だけでなく、旅先には本当にさまざまな人がいるじゃないですか。そういう出会いや、学びがきっかけとなって、考え方の転換にもなりますし、カルチャーショックを受けることによって気づきが得られ、より謙虚になれるんです。
WI 旅先でどこに行くかは厳密に決めてから行きますか?旅先で決めるほうですか?
TY 僕は、その場で決めるタイプですね。まず国や地域を選んで、何泊何日で行くかのスケジュールをまとめますよね。そして、現地についたら朝早起きをして、今日どこに行って何をするか、を決める。その日はそのスケジュール通りに動きます。
WI なるほど。次に行ってみたい土地はどこですか?
TY エジプト! ピラミッドやツタンカーメンを観たいです。
WI 事前にその国の歴史などは下調べして行きますか?
TY 現地には必ず冊子や音声のガイドがあるとは思いますが、行く前にある程度は勉強していくほうです。
WI 旅行のとき、荷物は多いほうですか?少ないほうですか?
TY どこに行くにも少ないです。
WI では、荷造りは早いですか?
(写真8)
TY 長くても10分ですね。僕、ファッションに全然気を使わないので(笑)。着られる服さえあれば大丈夫です。
WI ファンの方々と旅行にいくツアー企画があるとしたら、どこに行って何をしたいですか?
TY ひとりではなくて、何人かで行くなら…。どこかの国というよりは、木がいっぱいあるようなキャンプができる場所。そこへ一緒に行って、カレーを作ってあげたいですね。(少し小声で)カレーを作るのは簡単なんです(笑)。
WI テギョンさん流のカレーへのこだわりはあるんですか?
TY じゃがいもとお肉ですね。おいしいカレー粉と、じゃがいも&お肉があれば大丈夫です。なぜなら、僕がじゃがいもとお肉を好きなので(笑)。
WI テギョンさんとのキャンプ、楽しそうですね!
(写真9)
WI 今、韓国は寒いと聞いています。冬になると食べたくなるものはありますか?
TY ん〜、ココアかな。もともとコーヒーをあまり飲まないんです。最近は少しずつ飲むようになってきたんですけど。昔から、暑い時も寒いときもココア派です! なので、今年もココアを飲むかな。
WI マシュマロはいれる派ですか?
TY (笑顔で)入れます。
WI では、今年の冬にやりたいことはありますか?
TY スキーに行きたいです。というか、行くと思います。
WI スキー場に好きな女性と一緒に行くとして、彼女の心を一気にあたためるホットな甘い言葉を!
TY 「おまえ、ちゃんとスキー乗れよ!」(爆笑)
WI そ、それは甘いですか……?
TY じゃーー、スキー場なら……、(イケメンな表情で)「一緒に手をつないで降りていこうか♡」。あ、でも手をつなぎながら降りるのは危ないですかね……。
WI テギョンさんが守ってくれるから大丈夫です、きっと! スキーが上手だから、引っ張ってくれるっていうことでしょうか?
TY 実は、僕はあまりスキーがうまくないので、女性に引っ張ってもらうことになるかもしれませんね(笑)
WI (笑)。テギョンさんと過ごすキャンプ&スキー、妄想が止まりませんね。ありがとうございました。
45分程のインタビューでは、どんな質問にも丁寧に答えてくれ、ときどき照れながらもしっかりとした自分の意志を話してくれる姿は紳士そのもの。
そんなTAECYEONと一緒に過ごす冬を想像しながら、『TAECYEON SPECIAL ~Winter 一人~』を聞いてみてください。きっと心が温かくなるばずです。(撮影/大靏 円、文/岡田まい)
★TAECYEON(From 2PM)、ソロデビュー!作曲にかけた想いとは【インタビュー前編】
2PM
2008年に韓国でデビューした6人組グループ2PM。その後2011年に日本デビューを果たし、男らしいアクロバティックなダンスや歌唱力、MCで炸裂する個性と愛嬌、メンバーの仲の良さなどがファンの心を鷲づかみにし、韓国・日本にとどまらずアジアで大人気のグループに。2013年には初となる東京ドーム公演を成功させました。同時に、ヴォーカルのJun. K(ジュンケイ)、WOOYOUNG(ウヨン)、JUNHO(ジュノ)らがソロ歌手としてデビューをし、メンバー全員がドラマ・映画・舞台と俳優としても活躍の場を広げている。
今回の主役・TAECYEONは、メンバーの中で4人目にソロデビュー。2017年1月2日と3日に初のソロコンサートTOKYO DOME CITY HALLにて『TAECYEON (From 2PM) Premium Solo Concert “Winter 一人”』が大成功のうちに終了。1月18日にはアルバムが発売される。
『TAECYEON SPECIAL ~Winter 一人~』
全10曲を収録
初回生産限定盤A ¥4,167+税
初回生産限定盤B ¥3,889+税
通常盤 ¥2,963
Epic record
1月18日発売トラックリスト
『Winter一人』…新曲
『やりたくない』…新曲
『I LOVE U, ULOVE ME』
『Fight Taecyeon ver.』
『Toc Toc Toc』…新曲
『Slender Man Taecyeon ver.』
『Traicion』
『Move Your Body』…新曲
『忘れないで Taecyeon ver.』
『TEASER Taecyeon ver.』
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