ママの悩みって色々なものがありますよね。その中で、よくママ友とよく話題になるのが「スマホ依存」。SNSブームにより、昔よりずっとスマホを見る時間が増えたと思いませんか。個人的にも、WEBに関わるという仕事柄、パソコンに向かって作業しているだけでなく、ものすごい時間、スマホを操作しています。
ママのスマホの使い方、「つい見ちゃう」に反省の声
スマホをいじるのも、ひとりのときはいいけれど、子どもと一緒のときにはできるだけスマホをいじらずに過ごしたいと、頭では思っているのについ見ちゃう…。何をしてるかって本当に大したことしてないんです。急ぎのメールの返信とかならいざ知らず、インスタ見てるだけ…とか。本当に反省します。それよりも子どもと遊んだり話をしたり、もっといろんなことができるはずなのに…。頭でわかっているのに「つい見ちゃう」、毎度反省するのにやってしまう完全なスマホ依存…。周りのママ友の間でも、こういった行動が「よくないよね」という話になります。
人気絵本作家・のぶみさんの「ママのスマホになりたい」(WAVE出版刊)という絵本を知っていますか?シンガポールの小学生の作文『スマホになりたい』を元にした一冊。タイトルだけで泣けました。ママが夢中になってずっと見ているのはスマホ、スマホになればママに見てもらえるし、向き合ってもらえるし、一緒にいられるという子どもの想い。
SNSでたくさんのことを発信したり、情報を手に入れたりとても便利なものだけど、それだけに夢中になって、子どもに悲しい想いをさせてはいけないですよね。その姿が子どもにとって「ママのスタンダード」になってしまうのは残念すぎますよね…。
子どもにスマホを渡して自分の時間を確保する”スマ放置”が約7割
そして、親の使い方だけでなく、スマホを子どもに渡して遊ばせるということについても注目が集まっています。「友達とゆっくりお茶をしたいから」「家事を済ませちゃいたいから」「移動中にぐずらないように」などいろんな理由があると思います。そんな中、おもちゃメーカーのセガトイズのスマホを使用した子育てに関する実態調査がまた興味深いんです。
63.3%の⺟親が、「子どもをスマホで遊ばせたことがある」“スマ放置”(スマホを渡すことで子どもを遊ばせて自分の時間を確保していること)」の経験があると回答。親のスマホで遊ばせる理由で一番多かったのが、「⾃宅で家事をしている時」や「⾃分の時間を作るため、時間が欲しいとき」、「親の友人同士で話をしたい時」など、「自分の時間確保したい時にスマホで遊ばせる」という回答が73.3%と最も高く、次いで「電車やバス、自家用車での移動中」が49%、「ご褒美として」というのが23.7%、「子どもと話題を共有したいとき」が23.5%となりました。また、スマホで子どもを遊ばせている母親のうち、76.3%が「良くないことだと思う/やや良くないことだと思う」と回答し、 スマホで子どもを遊ばせていることに、実は「罪悪感がある」ことが判明。(セガトイズ調べ)
このように、スマホに頼ってしまうことがあるママが多くて同じように悩んでいるんだなと思いました。スマホに頼ることに批判の声も多いですが、そうはいっても家事や仕事に追われて忙しい中、便利なツールに頼ることもアリだと思うんです。起きてる間中ずっとスマホを触らせているわけでなく、電車などで泣いてどうにもならないとき、周りの視線に耐えきれない、でもどうにもならない、だからスマホを使う。多くのママなら経験があるはず。「昔はそんなものがなくてもあやせた」という親世代の意見が出ることもあり、こういった批判の声にママたちが心を痛めてしまうのもつらいこと。
せっかくある便利なツールだからこそ賢く使いつつ、子どもとのコミュニケーションもしっかりと育む、これが大事なような気がします。みなさんはお子さんとどんな時間を過ごしていますか。(HotMamaTown)
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