禁欲後の子づくりがいい?排卵日のエッチは妊娠しやすい?これ全て間違いなんです

◆妊娠のしくみを初めて知ったきっかけは「学校の授業」が大多数

そういえば、小学校や中学校で保健の授業ってありましたよね。男女別れて別の部屋で授業が行われ、何だか異様な雰囲気を感じたもの。

妊娠のしくみまで聞いたかどうか……そんなのもう忘れてしまった人も多いはず。たとえ聞いていたとしても、その時期は妊娠なんて現実的でなく知識が抜けてしまうのは当然のこと。

ゲンナイ製薬株式会社が、20代の男性1,000名に行ったアンケートによると、妊娠のしくみを初めて知ったきっかけについてはやはり「学校の授業でならって」という人が大多数でした。
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ちなみに、排卵に合わせた性交渉で妊娠する確率についても尋ねてみると「8割以上」と答えた人は2割近くもいることが判明。「100%」と自信を持って答えた人も約5%いました。

実際は約15%と言われていますが、実際よりも妊娠率を高く見積もっている人は8割程度いることがわかったのです。

確かに、学校で習った後に、いろいろ知識は増えたとしても、やはり実際に詳しいデータまで知っている人は少ないのが現実ですよね。

では具体的に、妊娠についての正しい知識はどれくらい持っているのでしょうか。

 

◆妊娠についての知識、あなたはいくつ知っていますか?

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□ 精子は毎日新たに作られている

□ 頻繁に射精をすると元気な精子が作られ妊娠しやすくなる

□ 妊娠しやすいタイミングは排卵日当日ではなく2日前から前日

□ 卵子は産まれた時から体内にあり、新たに作られることはない

□ 生理がくる=妊娠できる身体とは限らない

以上の質問を20代の男性1,000名に行った結果、「精子は毎日新たに作られている」という事を知っている男性は8割以上(81.9%)と判明。一方で「頻繁に射精をすると元気な精子が作られ妊娠しやすくなる」という事を知っている人は半数以下(45.6%)という結果になりました。

逆に「禁欲して精子を貯めた方が妊娠確率が上がる」と考えていた人が多いんです。

さらに女性の身体についての知識となるとその認知度はかなり下がり、「卵子は産まれた時から体内にあり、新たに作られることはない」、「生理がくる=妊娠できる身体とは限らない」を知っている人は約4割。

また「妊娠しやすいタイミング」については、「排卵日当日」と考える人が多く、「排卵日当日ではなく2日前から前日」という事実を知っている人は、3人に1人程度ということがわかりました。

実際に結婚、出産を考えている人はもちろんのこと、まだ妊娠したくない・させたくないと考えている人も、間違った知識を持っていると不幸を招く結果になります。

しっかり正しい知識を得たうえで、「子どもが欲しい」と思ったタイミングで自然に妊娠ができるように、身体のメンテナンスをしておくのが大切ですね。(いしかわちえ)

※情報提供元:ゲンナイ製薬株式会社

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