つい先日、驚くようなことがありました。仕事帰り、買い物をするためスーパーの駐輪場にとめようとしたところ、目に飛び込んできたのは子ども乗せ自転車の後ろに座った子ども。ママはどうやら子どもを後ろに乗せたまま買い物に行った様子……。
ほんの一瞬でも大事故につながる
小さな子どもを連れての買い物って大変なんですよね。でも自転車に乗せたままにしていくことは事故につながる可能性がああります。その子どもはとてもおとなしく座ってご機嫌に歌を歌っていましたが、もし降りようとしたり、ちょっとバランスを崩したら自転車ごと転倒してしまう危険性が。
時々同じようにお子さんを後ろに乗せたまま、一瞬自転車から手を放すという光景を見ることがありますが、ほんの一瞬で何かが起こることも。「一瞬荷物を取る間だけ」「ちょっと忘れ物を取りに家に戻るだけ」。この「だけ」が子どもを危険にさらすことになってしまいます。実際に転倒して大ケガをした子も。子ども二人を乗せるときも細心の注意を払いたいもの。
実際、神奈川県警のサイトでも以下のような、子ども座席つきの自転車で起きた事故の実例が紹介されています。
・サドルの後側に付けた補助イスや、ハンドルとサドルの間に付けた補助イスに乗っているときのケガが約7割。
・ケガの約3割が停車中に起きている。
・ケガの原因は、誤って転倒してしまった人が4割、それに次いでスタンドを立てて停車中に自転車ごと転倒したという人が1割超え。
(引用元:神奈川県警察「自転車の幼児用座席をお使いのみなさんへ」https://www.police.pref.kanagawa.jp/mes/mesf0108.htm)
いかに子どもを乗せたまま自転車から手を離すことが危険なことかわかりますよね。
話は戻りますが、この時期の夕方6時過ぎ、外は真っ暗。スーパーの明かりがついているとはいえ暗い中に放置したら絶対にダメ!
もしかしたら、子どもがここで待っていたいと言ったのかもしれないけれど、そうだとしても置いていってはいけないと思います。誘拐されるようなことがあったら後悔してもしきれません。
保護者のほんの少しの注意で事故を防ぐことができるんです。乗せ降ろしも大変だし、買い物も大変。そんな気持ちもわからないではないけれど、それよりも大きな事故になることを防ぐためにも、絶対に自転車に乗せたまま放置するのはやめましょう。そして、シートベルトとヘルメットの着用をお忘れなく!(HotMamaTown)
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