お米と比較してタンパク質・脂質・灰分・食物繊維全てを多く含み、アメリカ航空宇宙局（NASA）が宇宙食候補にしたほどのスーパーフード「キアヌ」に続く、万能スーパーフード「テフ」が日本初上陸しました！
そこで今回は、「テフ」の基礎知識から海外セレブが愛用する理由にまで迫ってみました。
■スーパーフード「テフ」はエチオピア語で「見失う」という意味
「テフ」（学術名：Eragrostis tef）とは、イネ科スズメガヤ属の一年生植物。原産地はエチオピアです。古代エジプトの王の墓からも出土しているため、アフリカ北部ではかなり古くから栽培利用されていたと推測されています。
草丈は50cm〜150cmで、種子は長さ1mm、幅0.8mm程。イネ科穀物の中で最少です！
テフの名は、エチオピアの言葉で「見失う」という意味。この粒を一度地面に落とすと、もはや探すことができないことを指しています。
■「テフ」小さな粒でも多くの栄養成分を持っている「小さな巨人」
けしの実ほどの小さな粒にもかかわらず「テフ」は鉄分、カルシウム、亜鉛などのミネラルに富んでおり、 エチオピア人が摂取しているたんぱく質の2／3をテフで賄っているといわれるほど、たんぱく質を多く含有しています！
また、食物繊維やビタミンも豊富なので、エチオピアの長距離ランナーたちは、 自分たちのエネルギーと健康は、テフによるものと信じてきたほど。
さらに、腸内細菌に対して良い影響を与えるレジスタントスターチ（難消化性でんぷん）も含有しています。このように小さな粒でも多くの栄養成分を持っていることから、一説には“小さな巨人”と称されています。
■既に海外セレブが愛用中！
テフは、グルテンフリー（グルテンを含有していない）なので、小麦アレルギー、セリアック病（グルテンアレルギー）、グルテン不耐症にも適した食品。
味にクセがなく、料理の汎用性も高いことから、既に多くの海外セレブが愛用中。非常に人気があります！
味にクセがないため、色々な料理に合わせることが可能なのは嬉しいですよね♡ 朝食の代わりのスムージーをはじめ、サラダやごはん、カレーにも入れても良いかも。原産国エチオピアの長距離ランナーたちのような、エネルギーと健康を手に入れちゃいましょう！ （かすみ まりな）
情報提供元：トレンドアップリンク株式会社
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