絶賛上演中のライブ・スペクタクル「NARUTO-ナルト-」で、主演の“うずまきナルト”を演じている、18歳の俳優・松岡広大さんへのインタビュー後半。
松岡さんは、ボディケアブランド『シーブリーズ』TVCMで、広瀬すずさんと中川大志さんとの“三角関係”で悩める高校生として出演中。そんな彼の「青春」って? そして、「双子」だという松岡さんの不思議エピソード、大好きな「K-POP」にまつわる話を聞いてみました。
┃ナルト役の松岡広大、実生活では姉弟の双子
Woman Insight編集部(以下、WI) 松岡さんは現在『シーブリーズ』のCMにも出演されていますが、まさに“ザ・青春”という内容ですよね。松岡さんが「青春」と聞いて思い出すのは何歳のときですか?
松岡広大さん(以下、松岡) 高校1年のころです。新しい友だちとの出会いの中で、仲のいい友だちがたくさんできました。それまでは悩み事を話す相手は家族だけだったので、身内以外でいろんなことを話せる存在ができたのはすごく大きかったです。僕は性格的に、自分をよく見せようと“猫かぶり”なところがあるんです(笑)。だからどんな場面でも人に嫌われないように……と生きてきたのですが、親友ができてからは、素の自分をどんどん見せられるようになりました。本当の自分ですか? ほどよく適当で、本能が赴くままに動く人間です(笑)。
WI ところで、松岡さんは“双子”なんですよね?
松岡 はい! 二卵性の双子で、姉がいます。似ている部分は、目だけかな。性格は全く似てないけど仲はいいです。いまも一緒の部屋ですし(笑)。
WI それは仲がいいですね。双子ならではのエピソードってよくあると思うんですけど、実際にはどうですか?
松岡 テレパシーっていう感じですかね……自分が食べたい物を姉も食べたいと言うときは、高確率であります。この前も、何が食べたいか「せーの」で言い合ったら、やっぱり同じでした(笑)。実はさっきも、「今日雲の流れが早いね」とお母さんにLINEで送ったら、「同じことお姉ちゃんも言ってたよ」って(笑)。思考回路もクセも似ています。
WI クセといえば、先ほど撮影の合間に踊っていましたね。気が付いたらよく踊ってしまうことって多いですか?
松岡 僕、音楽が流れていると、すぐに踊ってしまうんです……電車の中でも(笑)。ひとりでいるときもやってしまうので、それはちょっと止めたいです。「落ち着きがない人に見られるよ」って友だちにも言われて、それは嫌だな……スマートに生きたいと思って(笑)。
WI 19歳で「スマートに生きたい」っていう方、初めてお会いしました(笑)。ダンスはいつから?
松岡 小学2年生、8歳からやってます。自分の意志で始めました。始めるきっかけは、アイドルの方が歌って踊っているのをテレビで観たとき「かっこいい!」と思って、実際に踊ってみたらすっごく楽しくて。まさに、心と体がつながった瞬間という感じ。そんな感覚になったのは、それが初めてでした。
WI 松岡さんは、K-POPもお好きでしたよね?
松岡 大好きです! いまはEXO、特にカイさんが好きで、時間があればダンスの映像とか観たりしています。きっかけは、BIGBANGです。日本デビューする前からYouTubeで映像を観ていて、ずっとBIGBANG一筋でした。その後、EXOの韓国デビューの映像を観て衝撃を受けたんです。パフォーマンスの表現力がとにかくすごいなって。日本のコンサートも行きました。新しい曲を出すたびに、真似て踊ってみて、覚えて、そして電車で踊ってしまうという(笑)。
WI 同じ事務所にはCROSS GENEのみなさんもいますが、もちろん交流はありますよね。
松岡 もちろんです! 初めて会ったのが、2014年の「ハンサムLIVE」(アミューズ所属の若手俳優によるイベント)です。キャスパーさんとは英語で話しているのですが、僕が韓国語も少し勉強していたので、他のメンバーのみなさんとは韓国語でも話しています。みなさん本当に優しいんです。いつも日本に来るときはLINEとかで「会おうね」って連絡しあってます。
WI 間もなく19歳(8月9日が誕生日)になり、ひとつひとつ大人への階段を上り始めているころだと思いますが、自分を変えるために努力していることってありますか?
松岡 僕、“記録をする”というのが苦手だったのですが、昨年の「NARUTO-ナルト-」の舞台が終わったあたりから、やっと手帳を使うようになりました。いざ書いてみると、自分の頭の中や役のことも整理できて、よかったなと思います。そして“人見知りを直すこと”。一度仲良くなった人でも、1か月ぐらい会わない期間があると、また人見知りをしてしまうんです(笑)。自分でも面倒くさい性格だなって思うので、直したいです。あとは、“本をもっとたくさん読みたい”。本を読むことで言葉のボキャブラリーが増えるので、インタビューのときにしっかり自分の想いを言葉で伝えることができるんじゃないかなって。だから、時間があればできるだけ読むようにしています。
「本を読んでボキャブラリーを増やす」という努力の効果は、松岡さんのインタビューをしながら強く感じました。自分の考えをしっかり持ち、いま何をすべきか。それが明確に見えている18歳を、迷わず尊敬の目で見てしまいます。
そして、19歳の抱負を直筆で書いてもらうとき、「僕、クセ字が直るペン字講座やっています」と自慢げに話す松岡さん。続けて「でも僕まだ漢字までいってなくて、“ひらがな”の段階ですけどね」とちょっぴり言い訳!?
でも書いてもらった文字に、松岡さんの真面目な性格が出ていると思いませんか?
「僕は真面目なことしか取り柄がないですから……」と謙虚な松岡さんでしたが、今回のインタビューでは真面目以外の彼の魅力がしっかりと伝わったはず。
そんな松岡さんの魅力を最大限に感じられる、ライブ・スペクタクル「NARUTO-ナルト-」が、絶賛上演中! 8月28日(日)には国内公演千秋楽のライブ・ビューイングも開催。詳細は、公式HPでいますぐチェック!(さとうのりこ)
★前回の記事はコチラ→ 絶賛上演中!松岡広大が“うずまきナルト”の役づくりで絶対にやらなかったこと
http://www.naruto-stage.jp/
■2016年7月30日(土)~8月7日(日)@大阪・梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティ
■2016年8月13日(土)~8月28日(日)@東京・AiiA 2.5 Theater Tokyo
■協力:集英社(週刊『少年ジャンプ』編集部) 一般社団法人 日本2.5次元ミュージカル協会
■主催:ライブ・スペクタクル「NARUTO-ナルト-」製作委員会(ネルケプランニング/アイア/ローソンHMVエンタテイメント/TOKYO FM/テレビ東京/ぴえろ/アニプレックス)
(c)岸本斉史 スコット/集英社 (c) ライブ・スペクタクル「NARUTO-ナルト-」製作委員会2016
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