様々な役を演じるカメレオン俳優!荒牧慶彦が感じる芝居の楽しさとは?【インタビュー後編】

CanCam10月号に出演中!荒牧慶彦スペシャルインタビュー【後編】

今をときめく俳優たちが演じるCanCamオリジナルラブストーリーが完成♡俳優たちや演技の魅力を最前列より近い距離感で感じられる企画として、CanCam10月号で『舞台俳優たちの妄想キュン劇場』をお届けしていますが、お楽しみいただけましたか?

CanCam.jpでは、「隠しきれない想い~気になる彼と初デート~」で主演を務めていただいた、荒牧慶彦さんのスペシャルインタビューをお届けします! 誌面には載っていないカットも満載です♡

 

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cancam 舞台俳優 10月号 荒牧慶彦 2.5次元 カフェ

──役者を始めた頃に想像していた役者像と比べて今、目指していたものになっていますか?

荒牧 すごく多種多様な役者がいるなか、自分が目指したのは“カメレオン俳優”。山田孝之さんや藤原竜也さんのように、何の役にも染まれる、この人にどんな役をやらせてもすごいと思わせるような、そういう役者になりたいなと思っていました。今、すごくいろいろな役をやらせていただいて、今度、関西弁でラップをする役を舞台でやるので、嬉しくもあり、僕にとっては新たな挑戦ですね。

 

──お笑いコンビ・かが屋さんと一緒に、Hulu配信のドラマ『恋、ランドリー。』に出演中ですが、それも新しい挑戦と言えるのでは?どんな役どころでしょうか。

荒牧 ぶっ飛んでる役です(笑)。内容はコメディですが、かが屋さんが初めてドラマ脚本を書かれた作品です。これは僕の役に対して台本に書かれていたのですが、「恋愛に興味のあるルフィ」。本当にこの言葉のまんまで、ルフィの天真爛漫な性格で、恋愛にすごく興味があるグイグイいく感じの役です(笑)。

 

──出演されている作品を見ると、年々、それまで演じたことがないような役にも積極的に挑戦している印象があります。今一番やりたいのはどんな役ですか?

荒牧 これはずっと言っていることですが、“悪人”をやりたいんです。極悪非道な役。どちらかと言うと正義側に回るような役が多いのですが、救いようのない悪人をやりたいんです。少年漫画によくあるような、実は悲しい過去があって悪の道に……というのではなく、本当に純粋な悪。悲しい過去も要らない。悪に生きて散っていく役がやってみたいです。

 

──以前、CanCamで取材させていただいた時にも同じことをおしゃっていましたね。では、演技の一番の魅力は何ですか?

荒牧 自分じゃない人間を演じられるところ。特に僕は小さい頃からアニメや漫画が大好きだったので、その大好きな世界をやれていることが楽しい。最近は、演技を通して役者同士でコミュニケーションをとれることが特に楽しいですね。芝居をする上で、空気を読むことはすごく大切なこと。今、どういう空気を持ってしゃべっているのか、どういう流れになっているのかというのを感じ取って、それを受けて演じて、こっちが演じことを相手が感じ取って演じて……というコミュニケーションがすごく楽しくて。今までもそういう感覚はあったのですが、もしかしたら感じ方が上手くなってきたのかな、と。たとえば、殺陣の芝居をしている時、相手が今ワンテンポ遅れているから自分も遅らせる、今日は早いから早く合わせようとか、そういう細かな機微を、反射的に合わせていくのが楽しいんです。今までがむしゃらにやってきたことが多かったけど、芸歴も上がり、余裕もできてきてきたからこそ、こういう空気を感じられるようになったんだと思います。相手に合わせるのが好きなんです、僕。もちろん、殺陣の経験が十分ある人とやる殺陣も好きですけど、殺陣が初心者の役者さんとやる時、「好きなように動いていいよ。全部合わせるから」と言うこともありますね。

 

──演じる役数や振り幅も大きいですが、どのようにオンオフを切り替えていますか?

荒牧 何も考えない時間を作ることです。一日の中で、一回ゼロになる時間が必要。それが、家に一人でいる時なんです。もちろん台本を読んだり、翌日のスケジュールを確認したりしますが、それ以外はあまり仕事のことは考えない。役が重なってもどちらかに引っ張られることはないので、切り替えが難しいということもないですね。

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──今、新型コロナウィルスの影響で、舞台を劇場で観劇する機会が減っています。このような状況になり、感じたことや思ったことはありますか?

荒牧 自分で思っていたより、芝居が好きなんだなって思いました。この前、一人芝居をさせていただいたのですが、12,000文字を5日間で覚えないといけなかったんですね(笑)。覚えている最中は大変でしたけど、いざ舞台に上がってみたら楽しかったですし、いい経験にもなって、早くみんなにも生で舞台を観てもらいたいなという気持ちも高まりました。

 

──台詞量12,000文字を覚えたことに驚きを隠せないのですが、台詞はどうやって覚えているのでしょうか。

荒牧 気づいたら頭に入っているんですよ(笑)。

 

──舞台に立たれるみなさんそうおっしゃいますが、舞台未経験の人間にとって、原稿用紙一枚の文字を覚えるのも難しいです(笑)。

荒牧 (笑)。たぶん、演じる役があるから覚えられるんだと思います。きっと僕らもただ原稿を覚えるだけだったらすごく時間がかかると思いますよ。実際、役として、感情の流れで言う台詞は覚えやすくて、説明台詞はもう暗記するしかないって感じです。作品の世界観などを説明しなくちゃいけない台詞は必ず入ってくるので、そこは学校のテスト勉強みたいにひたすら覚える。身振り手振りを混ぜると台詞が覚えやすくなるし、台詞が出てきやすくなりますね。ただ、暗記は昔からすごく得意でした(笑)。

 

──やはり暗記は得意だったのですね(笑)。配信などで演技をお届けすることもあるかと思いますが、演技の仕方に違いはありますか?

荒牧 生の舞台も配信も舞台も、“舞台作品”としてお届けするのであれば変わらないです。ただ、舞台と映像の芝居は全然違うので、それは切り替えるように気をつけています。舞台は遠くのお客様にも届けるため、身振り手振りや声も大きく、少し大袈裟に動くのですが、映像は、声の出し方が不自然にならないようにしたり、目線の動きひとつで感情が分かるように演じたりというのを意識しています。映像の現場で、監督さんに「今、舞台芝居入っているよ」と言われることもありますが、その違いも楽しみながらやっています。

 

──インタビュー中、荒牧さんからは「楽しい」という言葉がよく出てきていますが、芝居は楽しいですか?

荒牧 ずっと楽しいです。もちろん苦しい時もあります。演出家の方が思っている役のイメージと自分が考えているものが一致しない時は苦しいし、ジレンマもあります。映像は監督さんのもの、舞台は役者のものと言われますが、僕は舞台の現場では、意見をよく言いますね。

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──ここから少しプライベートのお話になりますが、自粛期間中、家事をすることも増えたのではないかなと思います。荒牧さんの得意な家事、苦手な家事を教えていただけますか?

荒牧 洗濯、裁縫、皿洗い、風呂掃除……やろうと思ったら何でもします、僕。始めるまでがちょっと億劫で、「明日でいいや」というのが何日も続いちゃう(笑)。だから、家事をなかなか始められないところが欠点だけど、苦手な家事はないですね。

 

──それでは、最近ハマっていることは?

荒牧 これはずっと変わらないんです……ゲーム(笑)。僕がゲームとしか言わないので、10月から、役者仲間が僕に趣味とかやってみたいことをプレゼンしてくれる……という番組が始まります(笑)。

 

──趣味と実益を兼ねた番組になりそうですね(笑)。ちなみに、ゲームのお供は何ですか?

荒牧 ゲームの時は水しか飲まないです。お酒を飲んじゃうと手元がブレるので(笑)。僕がやるのはFPS。銃で人を倒すゲームです。長い時は、12時間以上やっていたこともあります。やり始めると、食べたり飲んだりしないでゲームに没頭しちゃいますね。

 

今後の活躍も見逃せない荒牧慶彦さんは、CanCam10月号に登場中。本誌では、荒牧さんの演技を写真で楽しめちゃいます。サイン入りポラのプレゼントもあるので、ぜひチェックしてください!

 

インタビューの前編&ムービーはこちら

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荒牧慶彦PROFILE

1990年2月5日生まれ、東京都出身。ミュージカル『テニスの王子様』で本格的に俳優デビュー。以降、舞台やドラマ、映画に立て続けに出演、さらに声優としても活躍中。

●公式Twitter 【本人】@ara_mackey 【公式情報】@aramakiofficial 
●公式サイト https://aramaki-yoshihiko.com

ドラマ『恋、ランドリー。』がHuluで配信中!
荒牧慶彦×かが屋が送るHuluオリジナルドラマ。かが屋が初のドラマ脚本を手掛け、荒牧慶彦が本格コメディに挑戦!深夜のコインランドリーで繰り広げられるワンシチュエーション会話劇。
Huluにて、毎週(土)19:00〜配信中。
【出演】荒牧慶彦、加賀翔、賀屋壮也 
●配信はこちら https://www.hulu.jp/coi-laundry  
“MISFIT SHAPES”のパンツ¥8,000、“GARMENT PROJECT”の靴¥22,000(JACK OF ALL TRADES)、その他/スタイリスト私物
撮影/神戸健太郎 スタイリスト/中山寛己(SUZY) ヘア&メイク/鈴木りさ(STRINGS)  取材・文/佐藤則子 構成/田中涼子

 

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