■日中のダメージは、“即冷やす”
日焼けをした肌は、やけどと同じ。炎症を起こしているので、まずはできるだけ早く冷やしてあげることがいちばんです。氷水で冷やしたコットンなどを頬にのせるなど、ほてった箇所をクールダウンさせましょう。
■冷やした後は徹底した保湿ケアを
冷やした後は、肌を徹底的に潤します。日中なら保湿成分入りのミストなどでケアを。化粧水でひたひたにした コットンでパックし、さらにその上から美白の乳液をのせておくと乾きにくいのでおすすめ。ボディも、ボディクリームなどをいつも以上にたっぷり使ってケアを。こうしておくと、日焼け後の皮むけ、色ムラも最小限に抑えられるはず。
■冷蔵庫で冷やしたシートマスクを使う
帰宅後、入浴前にシートマスクを冷蔵庫に入れておき、お風呂上りに冷やしておいたシートマスクを使いましょう。その後は、たっぷりの保湿を。シートマスクだけでなく、化粧水やミストなどもそうですが、アルコール成分が入っていると肌にしみるので、日焼けした肌に使うアイテムはできるだけ肌に負担のないタイプを選ぶことも重要です。
■1日100mg以上のビタミンC摂取を
紫外線を受けた体のケアは、内側からも可能です。美白ケアとしても有名ですが、やはり有効なのは“ビタミンC”。摂取量は、1日100mg以上を目安に。赤パプリカ(1/2個・102mg)、ブロッコリー(3房・72mg)、キウイ(1個・59mg)など。水溶性のため、摂り貯めておくようなことはできないので、1日2回以上、野菜や果物から毎日しっかり補給しましょう。
■抗酸化作用の高い野菜もたっぷりと
ビタミンCのほかに、あわせて摂りたいのが抗酸化作用がある“ビタミンA・E”を豊富に含む食材。ビタミンAなら、にんじん、ニラ、うなぎの蒲焼きなどが。また、ビタミンCが豊富なブロッコリーであれば、ビタミンEも効率よく摂取できます。手っ取り早く摂取できる、トマトジュースもおすすめです。
ベーシックですが、日焼けで炎症を起こした肌は、とにかく冷やしてクールダウン→肌に刺激のないアイテムを使って保湿、これがいちばんです。加えて、食べるインナーケアも効果的。紫外線を浴びる前の対策&アフターケアで、猛暑の夏を乗り切りましょう!(さとうのりこ)
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