今までの経験から、「最悪な印象の学生」、「一緒に働きたいと思った学生」の特徴を教えていただきました!
Q.今までの面接官経験の中で「最悪な印象の残った学生」の特徴を教えてください。
「他社の良さを長時間語られた。だったらその会社に行けば良いのでは?と思った」
「周りからみたその人の『欠点』を知るべく、面接した全員に『親友に、「おまえのそういうとこ直したほうがいいよ」とか言われるところはありますか? どんなこと?』と聞いていたら、ある女子学生に『親友? 親友と友達って、違うんですか? 私は友達は全員親友なので!』とキレ気味に言われた。いや、そこじゃない。聞きたいのは。でも彼女の欠点はよくわかりました」
「志望動機」と同様に、ただ質問の回答を求めているのではなく、そこからこの学生の何が分かるかを面接官は見ています。
面接官の求めている本当の回答は何なのか、咄嗟には判断できないと思うので、面接に挑む前に自己分析を見直してみても良いかもしれません。
Q.今までの面接官経験の中で「一緒に働きたい!最高な印象の残った学生」の特徴を教えてください。また、その学生は御社の社員になりましたか?
「質疑応答というより、普通の世間話が延々とできる人。大したこと言わなくていいんです。社会人として、人として、誰とでも笑顔で話せるだけで、合格です。でもこれがなかなかいないんだこれが。面接して話が弾んだ学生さん、何人か入社しましたよ」
面接は、落とすためにしているのではありません。面接官は、同じ会社に入って一緒に働きたいと思える人を求めています。
自分が面接官になったとき、背伸びした難しい言葉や、延々と自己アピールを聞くのはイヤですよね。ありのままの自分が面接で出せるように、一度自分の履歴書を音読・録音をして振り返ってみるのも効果アリかも。
大手の採用真っ只中の現在、ぜひ参考にしてみてくださいね! (かすみ まりな)
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