朝の情報番組『ZIP!』内で料理コーナーを担当し、見事な腕前を披露する俳優の速水もこみちさんがキッチンブランド“MOCOMICHI HAYAMI”を6月15日に立ち上げると聞き、インタビューを行い、ブランドのことや料理について、またプライベートについてもお話をうかがいました。インタビューは、3回に分けてお届けします。
前編は“MOCOMICHI HAYAMI”の立ち上げのきっかけや働く女性へお勧めの料理でしたが、中編では“MOCOMICHI HAYAMI”のラインナップや誰を幸せにしたいか?をお届けします。
Woman Insight(以下、WI) “MOCOMICHI HAYAMI”の製作期間はどれくらいかかったんですか?
速水もこみち(以下、速水) 半年以上かかったと思います。最初の話からは1年くらいですね。
WI ラインナップは53種類と聞きましたが、こだわりはありますか?
速水 そう。多いんですよ(笑)。これは、みんなで話し合って決めたんですが、これだけ作ったのに、菜箸とトングを忘れたという(笑)。それは次のラインナップで出せればと思っていますが、それだけみんな夢中になって時間をかけて選びました。
WI カラーは3色(ソルトホワイト、マスタードイエロー、ワインボルドー)だそうですが、ポイントは?
速水 本当に色選びが大変だったんです。僕の意見だけではなく、みんなと話し合いました。“調理器具を買われる人たちは、どんな色を買うのか?”など、いろいろとデータを集めて選ばせていただいたんですが、とにかく大変でした。赤といっても何種類もあるし、黄色もそう。白もパキっとした色やクリーム色まであるので、細かい色選びも大変でしたが、ポップ過ぎず、重すぎず、中間にさせていただきました。少し高級感のある、そんな色に決めました。
WI そのなかで、ベースの赤・白・黄という色は早めに決まったんですか?
速水 いえ、いろいろありました。ブルーだったり。その中から使用性の高い色を厳選した結果この3色に決まりました。例えば、洋服に例えると赤は差し色に使う人もいます。白は清潔感のある白、黄色も気持ちが昂るような黄色、そんなイメージをしながら選びました。
WI ロゴデザインでも相当数パターンが出たんではないんでしょうか?
速水 結構出ました。53種類ありましたからね。1つの物を選ぶにも2~3時間かかったんじゃないかな。あと、どの配置においても、あまり邪魔にならないように考えました。あと、シェイカーのメモリなど、細かい部分も付けさせていただきましたし、ロゴも入っています。