連載「もぐもぐ記念日」vol.2で、俳優・櫻井海音が焼き鳥を堪能!
CanCamで連載中の、今をときめく俳優やアーティストが自分の好きなものを好きなだけ食べる姿を拝むことができる「もぐもぐ記念日」。発売中の2月号では、現在公開中の話題の映画『【推しの子】-The Final Act-』で主人公のアクア役を務めるなど、今いちばん気になる俳優・櫻井海音さんが登場!
本誌でも大好きな焼き鳥についてたっぷり語っていただきましたが、まだまだ語り尽くせないということで、焼き鳥トークの続き&アザーカットを特別にお届けします♡
俳優・櫻井海音が愛する焼き鳥をもぐもぐ♡焼き鳥の好みからこだわりを語り尽くす!
──焼き鳥はどんなときに食べたくなる?
毎日です! 毎日食べられるのが焼き鳥ののいいところなんです。基本的にはひとりで行って焼き師さんとしゃべりながら食べるんですけど、おいしい焼き鳥屋さんっておいしい焼き鳥屋さんとつながっていることも多いので、「昨日あの店にいたでしょ」と言われたりすることがあります。焼き鳥屋さん界隈で、僕はかなり有名人になっているかもしれません(笑)。
食べ方のこだわりはあまりなくて、いつも行くお店がストップと言うまでおまかせで出してくれるところなので、その流れに合わせるかな。箸休めに、ガリか大根おろしがあるとうれしいですね。飲み物は最初の1、2杯はビールで、そのあとはハイボールが多いかも。串は多くて15本、少なくて10本は食べていると思います。そのお店は、焼き鳥の他にも一品料理も出してくれるんですよ。その流れも込みで焼き鳥へのこだわりを感じられて満足度が高いのが、そのお店に行く理由のひとつ。実は、そのお店で実際に焼かせてもらったことも……!
今回のお店でも焼かせてもらいましたけど、焼くのって本当に難しいんですよ。ひっくり返しすぎて火が入りすぎると身が締まりすぎちゃったりして、1秒でも焼き加減を間違えると味が変わっちゃう繊細な食べ物だなって改めて思いました。だからこそ、焼き師さんへのリスペクトの気持ちが大きいし、皮付きのまま焼くんじゃなくて、皮を一回はいで巻き直すとか、そういうひと手間にもグッときて、どんどん愛おしくなるんです。焼き鳥は本当に沼です。
──どんな焼き鳥が好き?
いちばんお店の味が出ると思うのは、つくね。串に刺せなかった余りの鶏肉で作っていることが多いので、そのお店で使っている地鶏の旨みが全部濃縮されているし、スパイスや味の加減に違いが出やすいから、つくねは必ず注文します。僕が好きなお店はお麩が入っているので、お麩が水分や肉汁を吸ってジューシーなうえ、食感がふわふわで最高!タレでも塩でもいいけど、やっぱり僕はお店の焼き師さんのこだわりを感じられる1本が好きです。そういう焼き鳥を見ると感動して写真を撮って「焼き鳥フォルダ」に入れていてい、今(11月中旬時点)230枚ありました。見てください、この美しさ……!ここに幸せが詰まってます。
──最近食べて感動した焼き鳥は?
いつも焼き鳥を食べては感動しているんですけど、ここ最近で特に印象的だったのは、『【推しの子】』の撮影がクランクアップしたときに食べた焼き鳥かな。5か月近くずっと撮影をし続けていて、その間ももちろん焼き鳥を食べていたし、いつもの焼き鳥屋だったけど、全部終わったあとに食べた焼き鳥は最高においしかった!頑張った〜という感じがしましたね。
──冬に食べたくなるものは?
もちろん焼き鳥!もう1年以上ほぼ毎日焼き鳥生活をしているけど、全然飽きない。もっともっと知りたい。季節なんて関係ないです。それに、焼き鳥は時期によって入荷する部位も違うから、ある意味焼き鳥で季節も感じられるんですよ。最高でしょ?
──好きな人に作って欲しい料理は?
作ってくれるならなんでもうれしいです!逆に、もし僕がふるまうとしたらサムギョプサルかな。いい鉄板を買ったので、豚肉のブロックを焼いておもてなししたいです。焼く難しさを知っているからこそ、家では焼き鳥は無理だなって。一度やったことはあるけど、家庭でできる限界はやっぱりあるなと思いました。だから、好きな人にも家で焼き鳥を作ってとまでは思わないし、その辺は柔軟に一緒にいる人に合わせられるので安心してください(笑)。
──かわいいと思うもぐもぐ姿は?
異性にかかわらず、自分が勧めたものや好きなものをおいしいと思いながら食べてくれる姿はいいなと思います。おいしさを噛み締めている姿はかわいいですよね。もしデートに連れて行くなら、やっぱり焼き鳥ですね(笑)。焼き鳥の中でもラグジュアリーめというか、きれいめなところに一緒に行きたいです。
再現度が高いと話題のドラマ&映画『【推しの子】』の役作りと、2025年に叶えたいこと
──今作の役作りで意識したことは?
原作がある作品の役を演じるときは、原作の役と同じような動きをしたり、どういう表情しているかなどを追求したり、どれだけ再現するかを徹底しています。『【推しの子】』はもともと大好きだったからこそ、アクアを演じる前に原作を見たり、自分の中に落とし込んだりして、自分の中に取り込んだイメージを表現するという感じでした。再現性を追求しているというと、役から抜け出せないんじゃないかと思われるけど、僕の感覚としては僕の中にアクアという人格がいて、それをカメラ前で引っ張り出すという感じ。だから、長く演じたわりに役に引っ張られることもなかったですし、オンオフもしっかり切り替えてできていたように思います。
演じるにあたり意識したことはいっぱいあります。例えば、アクアの何を考えているかわかんない表情管理とか、目のシャットダウン具合とか、声質も追求しました。物語が結末に向かうにつれ、強い感情が表に出てくるなど気持ちの変化をいかに表現するかも意識していたと思います。ドラマと映画とだとそのあたりの違いにも注目していただけたらうれしいですね。
──2025年に叶えたいことは?
これで焼き鳥の仕事は叶っちゃったしな……。もちろん、演技のお仕事は頑張りたいですし、今後ももっと焼き鳥にまつわるお仕事をしたいです。あとプライベートでは、焼き鳥屋さんの新規開拓をしたい!これまでは行きつけの焼き鳥屋さんにばかり行っていたんですけど、最近は撮影で行った土地の焼き鳥屋さんに行ったりもしていて。焼き師さんにおすすめの店を聞いて行くことが多いんですけど、どうやら今は静岡がアツいらしくて。もう東京のおいしいお店は行き切ったと思うので、今年は焼き鳥遠征をしたいですね。
『【推しの子】』で色んな媒体の取材を受けた際の回答や、ワールドプレミアでの共演者からの印象でも焼き鳥がでてくるなど、焼き鳥愛にあふれる櫻井さん。そんな櫻井さんのもぐもぐ姿はCanCam2月号にも掲載中なので、まだGETしていない方はお早めに!
そして、主演を務める『【推しの子】』のドラマが配信中、映画『【推しの子】 -The Final Act-』も公開中なので、ぜひこちらもチェックしてください♪
2001年4月13日生まれ、東京都出身。2020年NHK連続テレビ小説『エール』で俳優デビュー。以降、ドラマ『VIVANT』や初W主演ドラマ『アオハライド』など立て続けに人気作に出演。ドラマ『【推しの子】』では主役のアクア役を演じ話題に! 現在、その続きを描いた初主演映画『【推しの子】 -The Final Act-』も公開中など、今最も目が離せない俳優。
公式Instagram:@kaito_0413
公式サイト
ドラマ&映画『【推しの子】』公式サイト