■家族・自宅・恋愛etc.……「パーソナル」な話題
相手のことを知ろうとすると、質問が増えるのは当然のこと。会話がとぎれないよう、返事が「はい」「いいえ」で終わらない質問をするのがいいと聞きますが、パーソナルなことに関する質問は、気をつける必要が。
家族や恋人のこと、どこに住んでいるのかというのはもちろん、世の中には“血液型”の話がNGという人もいるようです。「たしかに、A型っぽい!」とか「O型っぽくないよね」という、血液型が持つイメージで人を判断してしまいがち。
不用意にプライベートのことを聞いたりするのは、初対面では控えたほうがよさそうです。
■“芸能人に似てる”は注意……「容姿」に関する話題
初対面でどんな人かわからないとき、外見の雰囲気や性格などからある程度、“こんな人かも”と検討をつけることってよくあること。
そこで、相手の気分を持ち上げようと、つい言ってしまいがちなのが、容姿を褒めたり、「芸能人の○○に似ている」といったワード。言った本人は最大限褒めているつもりでも、言われた相手が必ずしも「うれしい」と受けるとは限りません。
本人がよほど自慢していれば別ですが、そうでなければ避けたほうが無難かも。
■熱すぎるのも考えもの?……「趣味」の話題
短期連載【脱・人見知り研究会】で、「話しかけやすい人」1位に輝いたのは「趣味が近い人」。それが会話を弾ませたり、関係を親しくするきっかけになるのですが、趣味が異なる、または“趣味への熱量”が違いすぎると話は別。
同じ趣味でつながった仲ではないなら、聞いているほうが、取り残されるような感覚に陥る危険も。趣味の話題になったら、自分のことを話す前に、まずは相手の話を聞いてみるのがいいかもしれません。
他にも、「政治・宗教・野球(スポーツ)」の話はできるだけ避けたほうがいいとよく言われます。特に会話の相手が年配の方なら、ご注意を。
「この人ともっと話してみたい、仲良くなりたい」と思われるためにも、最初の一歩が肝心。今回挙げた3つの話題は、話す相手によっては気にしない場合もありますが、初対面であれば、避けておいたほうが余計なトラブルを招くこともないはず。
ただし、関係が打ち解けた後であれば、パーソナルなこと、容姿のこと(日々の細かい変化に気づくなど)、趣味のことは、仲を深めたり、距離が縮まる話題でもあります。
話しかけるのも、話を盛り上げるのも苦手……という方。まずは、笑顔で自己紹介から始めてみませんか?(さとうのりこ)
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