【朗報か】「飽きっぽい」性格には遺伝子も関係していた

クロニンジャー博士によると、個性(パーソナリティ)は遺伝性の強い「気質(tenperament)」と、後天的に形成される「性格(character)」に分類されるそう。

先ほどご紹介した「粘り強さ」は、「好奇心」や「報酬依存性」、「用心深さ」とともに、遺伝性の強いとされる「気質(tenperament)」に分類されます。

米国のカリフォルニア大学は、それぞれの気質と関わっている遺伝子を明らかにするため、遺伝子型と、クロニンジャー博士が考案した「TCI(気質性格検査)」のそれぞれの気質のスコアとの関連を調べる研究を行いました。
この研究では、4つの気質のうち「粘り強さ」と、「新しいものへの好奇心」の項目について、今回の研究で候補とされていた遺伝子との関連を見つけることに成功しました。『rs17608059』というSNPにはTT、TC、CCの3通りの遺伝子型があり、日本人平均と比べると以下の遺伝的傾向を持っているといえます。

・TTの遺伝子型を持つ人…………「粘り強くないタイプ」
・TCの遺伝子型を持つ人…………「やや粘り強くないタイプ」
・CCの遺伝子型を持つ人…………「やや粘り強いタイプ」

性格は遺伝するといいますが、はっきりと遺伝子型があることがわかるまで研究が進んでいるなんて、近未来的! 「どうしても自分は諦めが早い!飽きっぽい!」と悩んでいた方。もしかしたらそれ、遺伝子の影響かもしれませんよ。(たきたて玄米)

情報提供:遺伝子検査サービス『MYCODE(マイコード)

 

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