レオナルド・ディカプリオ、オスカー受賞に日本語で「ありがとう」

本作でオスカーを手にしましたが、「受賞したばかりで、今後どのように自分の生活や俳優として変わるのか未知のものです。私としてはまったく変わらないことを祈ります。受賞はありがたいし、良い気持ちになります。素晴らしいことですが、私が仕事をしているのは受賞するためではなく、夢や理想を追求し、最高の作品を作り上げていくこと。“偉大な俳優たちの肩の上になりたつ”と言われていますがその英雄たちに続きたい」と感想を語るも、現在オスカー像は、「友人たちが見に来るから。そこにあるのが嬉しい」と自宅のリビングに飾っているそうです。

本作のプロモーションは日本で最後。「今日が本当の意味での終わりで安堵しているところがあります」と笑顔を見せると、最後に「準備から撮影、プロモーションと2年かけた映画の仕事で、人生の重要な体験をした感じです。本当に特別な作品でした。サバイバル、人類というのはなんなのか、何をすればいいのか。同時に、気候変動についてのドキュメンタリー映画を撮りました。地球はどんどん変わっていて、いまターニングポイントにあります。人間という種が生き延びるには、人類が自然を操ったがために、今その変化が出たと、国宗教関係なく問題意識を持ってほしい」とメッセージを送りました。