【脱・人見知り研究会】「人見知り」ってそもそもなんなの?甘えなの?

【「人見知り」の悪循環】

大きく分けて、

「初対面がまずダメ」
「初対面か否かは問わず、人に話しかけることができない」
「話しかけることはギリギリできても、会話が続かない」

の3段階があるようです。

 

基本的にすべてに共通するのは「話すのが苦手」

過去に「うまく話せなくて恥ずかしかった」「毎回うまく話せない」など、

 

なんらかの経験があって苦手意識を持ってしまっている
→話せない
→話せない経験ができてまた苦手になる
→さらに人見知りになっていく

という悪循環に入っていっている……というパターンが多そうです。

逆に人見知りではない方は「話すのが得意→積極的に話しかけるのでうまくいく→さらに得意になる→略」の好循環なのではないかと推測されますね。

 

【「仲がいい人とは話せる」なら、全然いける!】

そして全体的にとても多かったのは「仲がいい人とは話せるけれど……」というもの。わかります。

でも、その「仲がいい人」も「初めてだった頃」「何を話していいかわからなかった頃」があるわけです。

そののち気が合ったとか、何かのきっかけで話すようになったとか、さまざまな要因で「仲がいい人」に進化していったわけです。

まずは「この人に今話しかけたら、半年後には仲良くなっているかもしれない」と思い込んで、ちょっと勇気を出してみる、というのはいかがでしょうか。

とりあえず「思い込む」ということは、とっても大事です。それに、「自分に好意がありそうな人」に話しかけられるのって、わりとうれしくないですか?

 

「いや、それでもやっぱり仲良くなれそうにない」なら……それはきっと頑張ったところでそこまで仲良くはなれない可能性が高いので、「最低限話さなければいけない業務連絡だけ話す」くらいでもいいんじゃないでしょうか。

だって第一印象って、だいたい、合ってるじゃないですか。気が合わない人と仲良くしなきゃと頑張る必要はないと思います。

 

さて、そんな人見知り軍団たち。実は、「どんな人にでも話しかけられたらうれしい」と回答した人が7割超え!

この時点でまず「だいたいの人は、自分が話しかけたらうれしいと思ってくれる」ということを認識しておくと、あまり構えずに話しかけられるのではないでしょうか。

一方で、そう思わない人も3割もいる、と思うと気持ちが楽になりませんか? たとえ自分から話しかけてうまく話せなくても、「この人は自分に話しかけられたくなかったんだ」と落ち込むのではなく、「ドンマイ次はきっと大丈夫!」とポジティブに考えてみましょう。

……って、頭でわかっていても、「話しかける」って、難しいですよね(笑)!

 

じゃあ、向こうから話しかけてもらえるような、「話しかけやすい人」になってみて、とりあえず「初対面に近い人」との会話の場数を踏んでいってみませんか?

というわけで、次回の「脱・人見知り研究会」は、「話しかけやすい人って、どういう人?」について研究していきます。お楽しみに。(後藤香織)

 

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