北村匠海「ファンの方が撮影中に…」!?【インタビュー前編】

WI　現場ではどんな風に過ごしてたんですか？

匠海　現場ではバンドのメンバーのふたりとよく一緒にいました。ふたりとも芝居はほとんどしたことのない本物のバンドマンで。僕もバンド活動しているので、ふたりともすごく話しやすくて、芝居の話をしたり、もちろん音楽の話もしたり。この作品は、音楽がキーになっていてライブシーンもあるんですが、多部さんはじめいつも一緒にやってるメンバーじゃなかったので、すごく新鮮で楽しめましたね。

WI　劇中、ギターの腕前も披露されていましたよね。

匠海　そうですね。（ギター）やっててよかったなって思いました。こんな形で DISH//での活動が活かされると思ってなかったので、今回のこの『あやしい彼女』は、これまでやってきた音楽と演技がマッチしていて、僕の中では嬉しくもあり不思議な作品ですね。

WI　撮影中、印象に残っている事ってありますか？

匠海　バンドのライブシーンが多かったんですけど、本物のお客さんを呼んでの撮影があって。そこに、普段僕がやっている音楽のファンの方もすごく来てくださって。僕がこれまでやってきた音楽活動と芝居がミックスされた状態だったので、すごく印象に残っています。あとファンの方が監督に演技指導とかされていて、それも面白くて印象に残っています（笑）。改めて自分を応援してくれている人に感謝したいなと思いました。