WI そんなオリジナル版が大ヒットして、その後 中国やベトナムでもリメイクされ大ヒットしていますが、日本版に出演するにあたって、プレッシャーは感じましたか?
匠海 プレッシャーは全くなかったです。(元々)物事に対して、楽観的なので……。
WI 楽観的なんですね!
匠海 もちろん良い意味です。原作にとらわれる事なく『あやしい彼女』っていう作品に、新鮮な気持ちで臨むようにしました。気楽に気負いせず、純粋に演技を楽しめました。
WI そういう意味だったんですね! 今回コメディー映画は初挑戦とお聞きしましたがいかがでしたか?
匠海 コメディー映画も楽しいなって思いました。僕の中ではまだまだですけど、今回は、周りの方が大御所の方ばかりで、芝居に関して色んな刺激を得ることができました。
WI 例えばどんな?
匠海 多部さんの笑いを作る “間” だったり。今まで「芝居で笑いを作る」って、やった事がなかったので、コメディーに対してというか、笑いに対して 今回すごく勉強できました。水田監督はこれまでコメディー映画をたくさん撮っていらっしゃるので、監督の過去の作品を観て勉強しました。今後もこういうコメディー映画にも出演していきたいなって思いました。
WI 多部さんのお話が出ましたが、多部さんをはじめ他の共演者の方と共演してみた感想をお聞かせください。
匠海 僕、すごい人見知りで、あまり人と話さないタイプなんですけど……多部さんも同じタイプなんじゃないかなと感じましたね(笑)。でも芝居をする時は、ぱっ!とスイッチが入って、天真爛漫な節子を見事に演じていたので「さすが!! すごい役者魂を持った方だなぁ」って思いました。
WI 要さんはどうですか?
匠海 要さんは逆に気さくに声をかけてくださって、色々話してくれて本当にカッコイイ方でしたね。